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【先輩花嫁実例】親に結婚を快諾してもらえなかったら

親に結婚の報告をしたら、すぐに快諾してもらえなかった、もしくは反対されてしまったという花嫁さんは、少なからずいるよう。どうやって、どのくらいの時間をかけて親を説得、納得してもらえたのか。「じっくり話し合う」「味方をつくる」「コミュニケーションを深める」といった解決方法を取り、今は親にも祝福され、幸せに暮らす花嫁さんのリアルストーリーをご紹介します。

約5人に1人の花嫁さんはすぐに親の快諾を得られなかったという結果に

イラスト

先輩花嫁にアンケートを取ったところ、なんと約20%のカップルが結婚をすぐに快諾してもらえなかったり、反対をされたという結果に。新郎側より新婦側の親が反対するケースが約3倍。理由としては、年齢、学歴、職業の他、コミュニケーション不足などがおもに挙げられました。
ここからは先輩花嫁たちがどうやって親の反対を乗り越えたのか、実例別に見ていきましょう。

<回答結果>
結婚をすぐに快諾してもらえなかったのは?……126人中30人
もっとも心配していたのは?……1位:新婦の父母(12人)、2位:新郎の母(4人)、3位:新婦の父(2人)
反対理由は?……1位:どちらかの職業(5人)、2位:年齢(4人)、3位:結婚歴、金銭面(ともに3人)

【実例1】lemon01さんカップルの場合

親と話し合い。親の不安をじっくり聞き、ふたりがどう対処するかを伝えた

イラスト

「1歳年下の彼にプロポーズされ、わたしの親にあいさつへ。当時彼は就職したばかり、私は仕事をいったん辞めて学生に戻った時期だったので、『早すぎる』『忙しくて結婚生活が成り立つのか』と私の親に反対されました。私は思わずカッとしてしまいましたが、『ちゃんとふたりで話し合ってから、思いを伝えよう』と彼。それまで曖昧だった新生活の役割分担や将来のビジョンなどを話し合ってから、再度親とじっくり話し合いました。親の不安を聞き、彼が『ちゃんとサポートします』『将来はこう考えています』と一つずつ丁寧に答えたことで安心してもらえ、最後は快く結婚を認めてもらえました。親の反対でふたりで改めて話し合ったことでお互い支え合おうという気持ちが強まり、その後の結婚生活もスムーズになりよかったです」(lemon01さん)

lemon01さんカップルまとめ
花嫁

親に反対された理由は、ふたりの年齢と新婦が学生という不安から来ていると思ったので、ふたりで話し合った将来のビジョンをしっかりと説明する場を持ち、不安を解消してもらうという方法を取りました。納得してもらうまでに、およそ3カ月かかりましたが、その後の結婚生活のためにもきちんと伝えられてよかったです

▼ from編集部

まずは親が反対する理由をしっかり聞き、受け止めることが大事。理由がわかれば、認めてもらうためにどうすべきかが見えてくる。話し合いで大事なのは誠実な言葉で親の不安を和らげること。話し合いを重ねるうちに親が認めてくれるようになったという声も多数。

【実例2】ふーこさんカップルの場合

親族を味方に付け、ふたりの将来設計をわかりやすくプレゼン

イラスト

「親に内緒で7年交際していた彼は高卒で職人。わたしの親へのあいさつでは『釣り合わない』『医者か公務員と結婚させたかった』と猛反対されました。でも、『はっきり言ってもらってよかった。認めてもらえるまでがんばろう』と彼。2回目に会った時も親の反対は解けませんでしたが、叔母に彼を紹介したら味方になってくれ、『ふーこちゃんを心から愛してくれる人だよ』と彼の良さを母に伝えてくれました。3回目のあいさつではパワーポイントでグラフ入りのプレゼン資料を作り、結婚式から出産、マイホーム、貯蓄など将来設計を説明。なんとか納得してもらえ、結婚を認めてもらいました。今では彼と父母も仲がよく『いい人と結婚したね』と喜ばれています」(ふーこさん)

ふーこさんカップルまとめ
花嫁

彼の学歴、職業などの理由で反対をされましたが、わたしたちのことを応援してくれる叔母さんを味方に付け、1年がかりでしたが将来設計をきちんと親に伝えられたのが良かったです

▼ from編集部

親に賛成してもらえなかった時は「急がば回れ」。祖父母やきょうだい、おばやおじなど身近な人に味方になってもらい、間接的に彼の良さやふたりの絆の強さを伝えてもらうと効果的。将来設計を具体的にプレゼンするのも強い意志が伝わって◎。

【実例3】かおりさんカップルの場合

何度も親とのコミュニケーションの場をつくり、彼の人柄を伝えて

イラスト

「年齢差10歳、離婚歴があり、ちょっとわかりにくい仕事をしている彼からのプロポーズ。わたしの親に報告したら想像以上に心配され、『結婚には反対だ』と言われてしまいました。でも『彼の人柄を知ってもらえばきっと賛成してもらえる』という確信があったので、とにかく彼に何度も会って、直接話してもらうことに。最初はそっけなかった親でしたが、離婚理由や仕事のこと、わたしを一生大事にすること、将来設計もしっかり考えていることなど、彼が真摯(しんし)に伝えるうちにだんだん打ち解けていき、3回目に結婚を認めてもらえました。今は両家家族とも仲良く、とても幸せです」(かおりさん)

かおりさんカップルまとめ
花嫁

ふたりの年齢差と彼の離婚歴が理由で親に心配されましたが、彼と親に何度も会ってもらい、彼の人柄を知ってもらうことで親の心配を解いていきました。半年後には、だんだん打ち解ける関係に慣れてよかったです

▼ from編集部

年齢差や離婚歴などマイナスにみえる条件の場合は、「大丈夫かしら」と親に心配されがち。マイナスの先入観を払拭するには、何度も会ってもらって、コミュニケーションを取ることが一番。最初に冷たくされても諦めず、明るく何度もトライすることが好転への近道にも。徐々に彼の人柄がわかり、親が認めてくれたという例は多い。

From 編集部

反対されても諦めないで。時間をかけて親の不安を解消しよう

親の反対は将来の心配からくる子どもへの愛情の証し。感情的にならず、なぜ反対するのか、親の気持ちを丁寧に聞き、不安を解消できる説得方法を考えてみよう。今回ご紹介した、3つの解決方法もぜひ参考に。時間はかかるかもしれないけれど、ふたりと親子の絆を深めるチャンスにもなるのでがんばって!

取材・文/笠原恭子 イラスト/さきもとあきのぶ 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2018年2月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー123人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2018年3月時点のものです

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