大人花嫁のピンクドレスSNAP#8「決め手は○○でした」
可愛いマインドの大人花嫁さんの中にはピンクドレスは「ガーリー過ぎるんじゃ」「子どもっぽい!?」と決めかねている声も。そこで、Instagramからピンクドレスを大人可愛く着こなした先輩花嫁をゼクシィで活躍されているスタイリスト・永岡美夏さんの解説付きでピックアップ!
#1 リゾートにもマッチする華やかビンテージベージュ
「参考にしたのは派手さよりもシックでビンテージの雰囲気が溢れているヨーロッパのウエディング。華やかさも欲しかったのでこの色を選びました。
フロント部分だけ短くしたスカートは、ギャザーを多めにしてあるので風に揺れてふわっと広がり、バックスタイルはVラインでヘルシーに肌見せができ、海外ウエディングにぴったりでした! ブーケはドライフラワーを混ぜて色みを抑え、アクセ&シューズはドレスに合わせてたっぷりとスワロフスキーのラインストーンがあしらわれた物に」(仲村美香さん)
fromスタイリスト
上質なレースにしっとりとしたベージュピンクが上品。ヘッドアクセもレースと揃えて、とてもおしゃれ! ブーケがラウンドだと子どもっぽくなってしまうところを、ラフにまとめているセンスには脱帽です。
DRESS DATA
LALs Bridesにてレンタル。
イギリスのキャサリン妃が自身のウエディングドレスで使用した、sophiehalletteのレースを使ったもの。その他の生地もフランス製にこだわり、コレクションも手掛けるパタンナーに依頼し制作。
#2 ひと目で心を奪ったボリューミィなドレスパーツ
「何といってもこのモフモフ感にひと目ぼれ! 照明や角度によって、ピンクベージュにもイエローベージュにも見える絶妙な色みがお姫さま系ではなく、おしゃれに着られそうと思いこのドレスを選びました。
ウエディングドレスをナチュラル系にしたのでお色直しは、ギャップがある物を選び2通りの自分を演出することができたと思います。入場の時に女性から歓声が上がったのもいい思い出です!」( 3ki_tttyさん)
スタイリスト・永岡さん
“可愛過ぎ”てしまうフリルは、落ち着いたトーンのピンクが大人っぽく決まるポイントです。ドレスに主張がある分、アクセサリーをシンプル系で統一して正解!
DRESS DATA
innocently東京でレンタル。
#3 エンパイアタイプもスモーキーピンクなら上品
「ワンショルダーにビジューが付いたシンプルなデザインと、大人っぽいトーンの落ち着いたピンクがアンティークな雰囲気でお気に入り。
ブーケはドレスの雰囲気に合わせてドライフラワーを用意し、アクセサリーもビンテージ風の物を選びました。好きなドレスのデザインやテイストが自分の中で決まっていたので、選ぶのがとてもスムーズでした」(ちなみさん/取材協力ベニール錦屋)
fromスタイリスト
ガーデンウエディングなどのカジュアルな雰囲気に合うエンパイアデザインも、この色みを選んだことでワンランク上の着こなしに。ブーケをドライフラワーにしているのでナチュラルでも上品な印象。
DRESS DATA
ベニール錦屋にてレンタル。
#4 どこから見ても“可愛い”ソフトマーメイドにキュン!
「前後ろ横、立っても座っても可愛い! と、ずっと憧れのドレスだったので選ぶことにほとんど迷いはなかったです。ソフトマーメイドラインなので、ピンクでも可愛くなり過ぎないところがお気に入りです。ネービーのサッシュベルトでポイントマークし、ブーケも色を揃えて全体的に甘くならないように気を付けました」( ばんちゃん)
fromスタイリスト
ベルトは黒を選ぶとコントラストが強過ぎて幼く見えてしまうところを、ネービーにすることで上品さと大人っぽさを兼ね揃えた上級コーデに。
DRESS DATA
White by Vera Wang
#5 グリーンが映える落ち着いた色みで可愛いナチュラルを叶える!
「もともとピンクを着る予定ではなかったのですが、いろいろ試着した中で派手過ぎない落ち着いたトーンのピンクが気に入り決めました! おとぎ話をテーマにナチュラルな式にしたかったので、森で摘んだ花のようなグリーンメインのリースブーケを合わせてイメージ通りのコーディネートに」( Kanakoさん)
fromスタイリスト
ワンポイントのフラワーモチーフが高め位置でスタイルアップ&全体のアクセントに効いている上、リースブーケのチョイスが甘いピンクドレスとは一線を画す決め手に。
DRESS DATA
KIYOKO HATA
#6 後ろ姿で魅了する羽ドレスにときめいて
「Instagramでこのドレスのことを知り試着に行ったところ、ひと目見た瞬間これしかないと即決! チュールの柔らかさと、背中の羽のフワフワがお気に入りです。ブーケは旦那さんの会社の先輩に、私が考えていた色みのイメージや写真などを見せて作っていただき、理想のコーディネートが完成しました」(shihoさん)
fromスタイリスト
バックシャンドレスは、後ろにポイントがある分フロントはシンプルになりがち。そこをヘアに花を混ぜたり、リースブーケにしたりと小物使いが上手! 全体をペールトーンでまとめたところも高ポイント!
DRESS DATA
DAVID FIELDEN(MIRROR MIRRORでレンタル)
#7 大人シンプルにこだって装飾少なめをチョイス
「胸元はハートカットなのに甘過ぎず、装飾は少ないけれど全体的にきれいにまとまっているところが、ほかとは違うシンプルさが出ていて可愛いと思いこのドレスを選びました! 大人っぽくアクセサリーの色みはシルバーで統一し、ブーケとヘッドドレスは甘ないようにグリーン多めで作ってもらいました」(みさとさん)
fromスタイリスト
アクセサリーをシルバーで統一したことで、デコルテの美しさが一層引き立ったと思います! これぞまさに大人シンプル。ブーケもグリーン多めにしたことで、甘さが抑えられて効果的。
#8 伝統衣裳をモダンに仕上げるグラデーションピンク
「 自分のルーツでもある伝統衣裳をモダンにアレンジしたところが気に入っています。両親に喜んでもらえた上、彼のご両親からも似合ってるよとお褒めいただいたドレスは、韓国でオーダー。ブーケやヘアパーツでピンクのグラデーションを作り、上品な雰囲気となるようにしました 」(グミさん/取材協力PARADISE)
fromスタイリスト
色をピンクのグラデーションにしたことで、難しい伝統衣裳も上品で可愛らしくなっていますね。花婿の胸元のブーケとのカラーリンクも統一感が出て、全体を上手にまとめているなと感心しました!
DRESS DATA
Tchai Kimという韓国ブランドのオーダーメイド
From 編集部
ニュアンスピンクを選ぶのが大人流
ピンクカラーを大人っぽく着こなしていた花嫁の共通点は、ベージュやペールピンクなどニュアンスのある控えめトーンを選んでいるところ。さらに、シンプルなアクセサリーや、ドライフラワーを織り交ぜたブーケなど、コーディネートに自分らしさをプラスすればおしゃれ花嫁が完成です!
永岡美夏 スタイリスト
ゼクシィはもちろん、雑誌『sweet』『In Red』などで活躍。大人ガーリーなスタイリングで人気を集める敏腕スタイリスト。
取材・文/小池英子 イラスト/南 夏希 取材協力/ベニール錦屋、PARADISE
※掲載されている情報は2018年2月時点のものです
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