式後、愛用品になるがキーワード。優しさ溢れる「親ギフト」の選び方
結婚式という節目に、親への感謝の気持ちを込めて贈る「親ギフト」。せっかく贈るなら実際に使ってもらえるものをと考える花嫁もいます。そこで、実際どんなものをどんなふうに選んでいるのか、先輩の実例で紹介します。
「愛用品になる」ギフトを選びませんか?
親ギフトといえば、花束やウエイトドールなどを真っ先に思い浮かべる人もいるはず。そうした定番から、実際に親に使ってもらえるものを贈りたいと考える花嫁さんのために、親の趣味や好みに合ったもの、親子の思い出の象徴するものなど、式後親の「愛用品になる」ギフトをご紹介。先輩カップルの実例をぜひ参考にしてみて。
<愛用品になるギフトって?>
□親の趣味・好みに合った、実際に使えるもの
□親子の思い出にちなんだ、愛着をもてるもの
など
先輩はこんな<趣味・好み><思い出>にまつわる愛用品を
ここからは「愛用品になる」親ギフトを、<趣味・好み><思い出>をテーマに選んで贈った先輩たちの実例を紹介。オリジナリティあふれるギフト選びのエピソードを参考に、自分の親のケースに置き換えて考えてみて。
[パターン1] 親の<趣味・好み>に合わせた愛用品
私が選びました
両家の親に座布団をプレゼント。私の父は将棋が趣味で、彼の父は趣味の研究で顕微鏡をのぞくこともあるので、そんなときに使ってほしいと思いました。合わせて3万円ほどしましたが、両家とも還暦のお祝いがまだだったので、それも兼ねて(れいこさん)
私が選びました
定番ギフトは姉が結婚式を挙げた際にプレゼントしていたので、形式や流行にとらわれず父母それぞれの好きなものを渡そうと思いました。父へはパークゴルフが趣味なので、コースを回っている際もかさばらず持ち運べるコインケースを。ナチュラルなインテリアが好きな母には、ドライフラワーが散りばめられたキャンドルを選びました。キャンドルは今も実家の玄関に飾ってくれています!(文音さん)
私が選びました
父には名前をラベルにした日本酒とウイスキーと手作りグラスのセット、母親にはオリジナルデザインのカッティングボードを手作りして贈りました。親の好みのものを贈ったことで、喜んでもらえました。ゲストからもおしゃれでまねしたいと大好評!(piggyさん)
<趣味・好み>で贈る場合の選び方は?
紹介した先輩花嫁の例のように、親が何をして過ごすのが好きなのかを考えると、愛用してもらえそうなものが思い浮かんでくるはず。たとえば顕微鏡を覗くのが趣味だから顕微鏡を、ではなくそのときに使う座布団、というように幅広く考えてみると、趣味でも好みでもギフトの選択肢はさらに広がりそう。
【趣味や好みで選ぶ場合は……】
●趣味であれば親が好きなことやもの、気になっていることを。好みであれば、よく身に着けていたり、話に上がったりすることが何かを考えてみよう
●趣味の道具そのものだけでなく、趣味のときに使うもの・広げて考えてみよう
[パターン2] 親との<思い出>にまつわる愛用品
私が選びました
私と父母の間には、私の初任給で父母に靴をプレゼントしたという思い出が。そのことをプランナーさんに話すと、自分たちが贈りたいと思ったものを贈るのが一番、と背中を押されました。そこで結婚式では「これからは両家で同じ道を歩んで行こう」という意味を込めて、両家の親と新郎新婦、5人お揃いのスニーカーを記念に贈り、喜んでもらえました(かお里さん)
私が選びました
結婚式で母にお色直しのエスコートをしてもらうとき、何か記念に残るものをサプライズでプレゼントしたいと、私とお揃いのネックレスをプレゼントしました。喜んでもらえてうれしかったです(ふみかさん)
私が選びました
一人っ子ということもあり、母とは姉妹のように仲良し。結婚すると決まってから、口には出さないけれど寂しそうな母を見て、私がいつも側にいるような気持ちになる記念品を贈りたいと、以前から母が私にそっくりと言っていたキャラクターのぬいぐるみをセレクト。とても喜んでくれ、リビングのテレビの横に置いてくれています。 母からは「よく目に付く場所に置いたから、あんたがいつもいるみたい」とも(ひろさん)
写真はイメージです
<思い出>にちなんだものを贈る場合の選び方は?
例えば小さい頃に一緒に出掛けたことや、大変だったときに支えてもらったことなどを思い出してみて。また、親が自分を思い出してくれるようなものを選ぶのもすてき。
親との思い出にちなんだギフトなら、贈るときにそのエピソードを司会者から紹介してもらうなんて演出をプラスしても。
【思い出から選ぶ場合は……】
●親子共通の思い出にまつわるものを考えてみよう
●親が娘・息子を思い出してくれるものを考えてみよう
From 編集部
ずっと使ってもらえる “愛用品”をギフトに贈ろう
結婚式という大イベントでの記念品となる「親ギフト」。本当に喜んでもらえて、ずっと愛用してもらえるアイテムを選べれば、親はもちろん、贈ったふたりもうれしい気持ちに。親の趣味や好み、思い出にまつわる特別感溢れるギフト。あなたも探してみてみませんか?
取材・文/前川ミチコ 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2018年1月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー62人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2018年2月時点のものです
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