準備OK?彼ママがうちに来る日にやっておくこと【3STEP】
結婚が決まり、ふたりが暮らす「新居」に彼ママがやって来るって結構“ドキドキ”な一大事! 何をすれば喜ばれて、がっかりされない? 今回はプロ直伝の簡単おもてなしテクを「ビビデ・バビデ・ブー」の3STEPでご紹介。これさえやっておけば安心です!
【STEP1】第一印象をUP
おもてなしの第一歩は 「きれい」な家でお出迎えすること
家に来た瞬間から彼ママの視覚や嗅覚はフル回転。「清潔感がない」「空気がよどんでいる」など、第一印象がいまいちだと「大丈夫かしら」と彼ママも心配に。「きれい」な家に迎えること=大切なおもてなしだと心得て。
早速やってみよう! 「ビビデ」
◎まずは空気を入れ替えましょ!
家中の窓や戸を開け、空気を入れ替えましょう。ふたりの気付かない嫌な臭いも一掃できるし、締め切ったよどんだ空気のままでは、どんなに家を磨いてもきれいに見えませんよ。玄関~リビングまで空気の通り道を作るため、いらない物も片付けて。
◎輝くべき所を磨くのよ!
家の中で、輝いているべき場所がきちんと磨かれているかしら? 洗面所の鏡や蛇口、キッチンのシンクなどは、そこさえピカピカにしておけば、空間全体がグッときれいに見えますよ。余裕があれば窓も磨いておくといいわね。
◎シンボリックな物を目立たせて!
玄関の靴箱の上、リビングの棚などに、ふたりらしさを象徴するような小物や写真などを置くのもおすすめ。注目がそこに集まり、掃除が行き届いていなかったり、見られたくない場所からも注意をそらせられますよ。会話のきっかけになることもあり一石二鳥!
【STEP2】居心地をUP
「快適……(ほっ♪)」と思ってもらえるか 想像力を働かせて準備して
心地よい空間とおもてなしで、彼ママにくつろいでもらいましょう。ただし、「不潔」とか「ごちゃごちゃしてる」と思われないよう注意。普段見慣れている食器や風景も、彼ママの目線でチェックしてみて。
早速やってみよう! 「バビデ」
◎グラスやカップをきれいにしましょ!
グラスの曇りやカップの茶渋は「不潔」って思われちゃうわよ。事前に必ずチェックしてピカピカにしておきましょう。お茶菓子も彼ママの好きな物を用意し、遠慮せずに食べてもらえるよう1人分ずつお皿に分けて出すといいわね。
◎彼ママから見える景色を優先に、美しく整えましょ!
家中をきれいにするのは難しくても、彼ママが座った場所から見える部分だけなら何とかなりそうじゃない? ソファやダイニングの椅子など、実際彼ママに座ってもらう予定の場所から見て、気になる所だけすっきりきれいに片付けて。
【STEP3】親密度をUP
距離が縮まれば完璧!
第一印象もよく、彼ママにくつろいでもらえたら、おもてなしは大成功。さらにもっと仲良くなりたいなら親密度が深まる気遣いを。好意を持っていることをさりげなく伝えられたら距離がぐっと縮まります。
早速やってみよう! 「ブー」
◎一緒に記念撮影しましょ!
新居に来てもらった記念に一緒に写真を撮るのもいいわね。自撮りではなく、自分と彼ママ、彼と彼ママ、それぞれ1枚ずつ素早く撮影を。
後でお礼の言葉と一緒に、ラインやメールで送ると喜ばれるわよ。
◎好みにマッチしたお土産、用~意っ!
彼ママの好みをあらかじめ彼に聞いておいて、帰り際に喜ばれそうなお土産をお渡しするのも喜ばれそう。好意を伝えるのが目的なので、ちょこっとした物でOK。かさばらない物を用意してね。
ママたちの「嬉しかったわ~」VOICEを入手!
実際にふたりの新居を訪れたママたちにアンケート。喜びの声がたくさん届きました。
以前プレゼントしたバラの木が玄関前アプローチの目立つ所に植えられ、きれいな花を咲かせていたのを見て感激しました。(58歳/青森県・専業主婦)
すっきりとした玄関。真新しいスリッパが揃えて置かれていて、私の訪問を歓迎してくれる気持ちが伝わってきました。(66歳/奈良県・専業主婦)
リビングの棚を見たら、息子と仲の良さそうな写真のほかに、婚約食事会で撮った両家の集合写真も飾られていて、家族を大事に思ってくれているんだなあと嬉しくなりました。(59歳/茨城県・会社員)
手作りクッキー、マドレーヌなどをおいしくいただき、紅茶のお代わりなど気配りも行き届いていて、嬉しいことだらけでした。(59歳/三重県・専業主婦)
家事の行き届いていないところがあったので「手伝わせて」と言ったら、「ありがとうございます。助かります」と嫁。笑顔で素直に受け入れてくれたのが、可愛かったです。(63歳/専業主婦・愛知県)
From 編集部
彼ママ訪問の準備をきっかけに快適な新生活をスタートさせて
彼ママ訪問=準備が大変、って思いがちだけど、このテクをマスターすれば喜んでもらえること間違いなし。もちろんほかのゲストのおもてなしにもお役立ち。居心地がよくなった家で、さらに快適な新生活を楽しんでくださいね。
高橋ゆきさん
株式会社ベアーズ取締役副社長
家事研究家
キッズからシニアまでの暮らしの向上を研究し、家事のスペシャリストとしてテレビ・雑誌などで幅広く活躍中。お掃除は”楽ラク(楽しく、楽に)キレイ”をテーマに、身近にあるものでさまざまなアイディアグッズを開発。
また、お掃除は生活の知恵を伝える場でもあり、親子とのコミュニケーションの場でもあるとして、親子や夫婦で楽しめる家事コミュニケーションを提唱。 著書に「楽ラク掃除の基本」(学研プラス)がある。 2015年 には世界初の家事大学を設立、学長として新たな挑戦を開始。2016年のTBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』でも家事監修を担当した。
取材・文/笠原恭子 イラスト/いいあい 取材協力/株式会社ベアーズ TEL0120-552-445 構成/真坂千稔(編集部)
※掲載されている情報は2017年12月時点のものです
※記事内のコメントは2017年11月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバーが回答したアンケートおよび、2017年11月に実施したマクロミル会員へのアンケート調査によるものです
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