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新米妻が迷いがち!「彼実家訪問のマナー」8つの問題

結婚して初めての彼実家訪問。前回は婚約者だったけど、妻の立場に変わったからには立ち居振る舞いも変わってくる!? 彼の親とは仲は良いものの、まだ打ち解けてはいないビミョーな関係。先輩花嫁も悩みに悩んだ8つの問題を、マナー講師の岩下先生にお聞きしました。これさえ押さえておけば、お正月もお盆休みも大丈夫!

【難易度★☆☆】到着したその時が肝心!

質問1
回答1

【岩下先生のマナー解説】
結婚したのであれば、彼の実家はもう「自分の家」。親の気持ちになって考えれば「ただいま」でよいと思います。Aの「お邪魔します」は客人が訪問するときのフレーズ。「私はお客ですよ」と言ってしまっているようになるので、ここはBが正解です。

【難易度★★☆】思わず言ってしまいがち…

質問2
回答2

【岩下先生のマナー解説】
「つまらないもの」という言葉は「私としては誠心誠意選んできたものですが、あなたが素晴らしい方なので、私の持ってきたものがつまらなく見えてしまいました」という意味です。「つまらないものですが」というフレーズは間違いではないのですが、義理の父や母というとても親しい人に対しては、Bの方が良いでしょう。親の好きな物を夫に聞いて手土産を選んでおくと、会話が弾むきっかけにもなります。

【難易度★★☆】言葉の真意は一体どっち?

質問3
回答3

【岩下先生のマナー解説】
他人であれば「台所に入られたくない」と思うこともありますが、あなたとお義母さんはもう家族。遠慮せずに台所に入って構いません。夫の好きな料理の作り方など「ぜひ私にも教えてください」といえば、お義母さんも悪い気はしないでしょう。最初の頃は味付けなどはお任せして、洗い物や食卓の準備などから始めると、台所の勝手がわかるようになります。

【難易度★☆☆】これからの長い付き合いを考えて…

質問4
回答4

【岩下先生のマナー解説】
一生続くお付き合いですから、我慢するのはお互いに不幸です。ここは正直に自分の気持ちを伝えた方が良いです。この場合、義実家の方もあなたをお客さんと思ってもてなしているので、正直に食べきれないと伝えることで、関係がお客さんから家族へシフトできると思います。遠慮を解くことで、距離を縮めていきましょう。

【難易度★★☆】順番に決まりはないけれど…

質問5
回答5

【岩下先生のマナー解説】
たとえ毎日彼とふたりでお風呂に入っているとしても、実家に行ったときには別々に入った方が無難。それは、あなたの実家に帰ったときも同じです。また、お風呂の順番に決まりはないですが、何か用事をつくって「お義母さん、先に入っていただけますか?」と言ってみてもよいと思います。それでも「どうぞ先に入って」と言われれば、長風呂をせずに済ませましょう。

【難易度★★☆】失礼になる、ならないの線引きは?

質問6
回答6

【岩下先生のマナー解説】
長い付き合いになるので、お風呂上がりはパジャマに羽織り物で十分です。あなたの方が堅苦しくしてしまうと、家の人も普段通りに振る舞えず疲れてしまいます。お風呂上がりには結婚式のビデオやアルバムをみんなで見るなど、リラックスムードで家族の時間を楽しんで。

【難易度★★★】この言葉は素直に受け取ってOK?

質問7
回答7

【岩下先生のマナー解説】
家族になったのだから、水くさいことはしない方がお互いに楽です。お義母さんがそう言ってくれたのなら、一緒に洗ってもらって大丈夫。ただし、下着は自分で洗うか自宅に持って帰るのがマナーです。

【難易度★★★】打ち解けていても加減は必要

質問8
回答8

【岩下先生のマナー解説】
いつもの家族の暮らしのペースがあるので、それをなるべく邪魔しないようにするのが大切です。できれば、みんなが洗面台を使う前に済ませておくのがベター。起床の時間を何げなく聞いておくと安心です。

今までは「お客さま」、結婚したら「家族」と心得て

結婚した後は、義実家の家族=身内になります。相手の立場だったらどう振る舞えばうれしいかを考えるのが、思いやりの心。それを夫の家族にも実践すればよいです。遠慮して、手も足も出なくなってはいけません。遠慮し過ぎは他人行儀に受け取られます。かしこまり過ぎず、夫の力を借りながら徐々に義理の父母との距離を縮めていってください。(岩下さん)

From 編集部

わからないことは夫に聞けばOK

好きな食べ物、洗面台の使い方やタオルの場所、生活のペースなど、わからないことがあれば、取りあえず夫に聞いてみて。最初は緊張したり戸惑うかもしれないけれど、訪れる回数が増えるうちに勝手がわかるようになるから、心配しなくて大丈夫!

先生
Profile

岩下宣子さん マナーデザイナー

現代礼法研究所主宰。NPO法人マナー教育サポート協会理事長。企業をはじめ、学校、商工会議所、公共団体などでマナー指導や講演などを行う。「マナーとは相手を思いやること」と心情に、ゼクシィでも悩める花嫁への愛あるアドバイスでおなじみ。マナーに関する著書多数。

構成・文/稲垣幸子 イラスト/タテノカズヒロ

※掲載されている情報は2017年11月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2017年10月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー114人が回答したアンケートによるものです

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