ラフなのに女っぽくまとまる!「こなれワンテール」がトレンドの予感
刻々とトレンドが変化する花嫁のヘアスタイル。次に注目すべきは、シンプルだけれど作り込み過ぎない「こなれワンテール」。トップに高さを出して、さりげないヘッドアクセやアクセサリーを合わせれば、きっとあなたらしい美しさが引き出されます。
次のトレンド「こなれワンテール」って何?
ここ数年人気だったのは、長い長い編み込みヘアに小花をまぶしたかわいらしいフェアリースタイル。
けれど、じわじわきている「こなれワンテール」は編み込みを卒業! 無造作な毛束をざっくり束ね、顔周りにもラフさを漂わせた「こなれ感」が、等身大の花嫁になれると注目を集めています。
プロも推奨!
シンプルさをキープしつつ、ワンポイントどこかにニュアンスを持たせるのがポイント。ドレスの雰囲気とバランスが取れていることも大切です。
Style1 きりっと横顔が引き立つ「ローポニーテール」
左右の耳の延長線上で束ねた低めのポニーテール。前髪は7:3に分け、7のサイドにちょっぴりカーブを付けて華やぎを持たせて。ストレートの毛先には、整髪剤をもみ込んでニュアンス付けを。
プロテク伝授!
どんな顔立ちの花嫁さんにも似合うスタンダードなワンテールです。大切なのは結ぶ位置。耳と同じ高さが断然今っぽい。大ぶりのイヤリングがかっこよく引き立ちます。
ドレス22万6800円(バックトレーン、小物一式込みでレンタル)/Simply Red、イヤリング(参考商品)/ローブ・ドゥ・マリエ セツコ アオキ
Style2 後れ毛を漂わせた「フェミニンテール」
外国人のくせ毛のようなウエーブヘアを、うなじの位置でそっと束ねるイメージ。髪全体をミックス巻きにして逆毛を立てたら、サイドを軽くねじりながら結び、前髪や耳周りも細かくニュアンス付けを。控えめな輝きのカチューシャがお似合い。
プロテク伝授!
低く結ぶとシンプルになりがちなところを、後頭部のボリュームや、前髪、後れ毛のニュアンスで華やげます。ティアラも、ちょっぴりセンター位置をずらすとラフな雰囲気です。
ドレス24万8400円(小物一式込みでレンタル)/Simply Red、ティアラ(参考商品)/ローブ・ドゥ・マリエ セツコ アオキ
Style3 清楚さと大人っぽさが同居する「ツイストテール」
前髪ごと手ぐしでラフにかき上げポンパドールをつくり、サイドをねじりながらうなじよりやや上の位置で束ねる。空気をはらませたようなニュアンスがポイント。大きめの柔らかなコサージュを飾って凛とした気品を演出。
プロテク伝授!
ポンパドールやサイドは、エアリーな質感を残したままスプレーで固めて仕上げましょう。前髪を上げていてかっこよくなるので、毛先はストレートでありながらも軽く動きをつけるのがおすすめです。
ドレス(店舗問い合わせ)/アトリエ ナエ、ヘッドアクセサリー(参考商品)/ローブ・ドゥ・マリエ セツコ アオキ
Style4 ワンカールを弾ませる「レトロポニーテール」
くるりと一方向に巻いたアメリカンレトロなポニーテールが新鮮。さらに前髪厚め&リボンを付けてしまうと50年代風そのものだけれど、前髪に抜け感を与え、シンプルなボンネを飾ることで今っぽい味付けに。
プロテク伝授!
トップスのふんわり感が命! 全体に逆毛を立てておくとナチュラルな印象に仕上がります。前髪や後れ毛は、カールをしっかりほぐして軽やかさを与えてください。
ドレス32万4000円(レンタル)、ボンネ(ドレス代に含む)/共にローブ・ドゥ・マリエ セツコ アオキ
From 編集部
計算されたラフさで余裕のある花嫁姿を演出
いかにも「セットしました」風のヘアは前時代的。ゲストとの距離が近くなっている昨今のウエディングシーンだからこそ、キメ過ぎないラフなワンテールであなたらしさを漂わせたコーディネートを!
Shop list
アトリエ ナエ TEL:03-6409-6369
Simply Red TEL:03-6459-2026
ローブ・ドゥ・マリエ セツコ アオキ TEL:03-6455-4620
ブーケ協力/こあん TEL:03-3701-4531
文/伊藤佳代子 撮影/花盛友里 スタイリング/川島ゆき ヘア&メイク/長澤 葵 モデル/阿部朱梨、辻 知恵(共にmerモデル) イラスト/榎本直哉 構成/岡田麻祐子(編集部)
※掲載されている情報は2017年11月時点のものです
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