ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 結婚式・挙式全般
  4. 結婚式全般
  5. 「結婚準備、疲れたな…」頑張り過ぎ花嫁へゲストからのエール
演出アイテム等
Share on>

「結婚準備、疲れたな…」頑張り過ぎ花嫁へゲストからのエール

結婚式でのゲストへのおもてなし、あれもこれもしなきゃと頑張り過ぎて、疲れてない? 実はゲストは細かい気遣いやもてなしに関わらず、心からふたりのことを祝福したいと思ってくれているんです。そこで、結婚式へ向けた花嫁の心持ちを、ウエディングプランナーの荒井さやかさんに教えてもらいました。

花嫁さん、ゲストは「○○があれば十分」だと思ってるんです!

結婚式に3回以上出席したことがあるゲスト104人に「結婚式で『○○さえあれば十分祝福してあげたいと思う』と感じたことは何か?」を聞いてみました。結果、約75%が上位3つの回答に集中! 意外にもシンプルだったその答えTOP3とは?

【ゲストからのエール第1位】何もなくていい!笑顔と感謝の言葉だけでOK

ありがとう

「○○さえあれば十分」と思うゲストの本音、第1位はなんと「特別なことは何もなくてOK」という結果に!

「本当に大切な友人の結婚式なら、その人が幸せそうならおもてなしはどうでもよい」(narukichiさん/28歳女性)

「結婚式に参加するくらいの仲なので、特に何もなくても祝福します。ふたりが楽しそうなだけでいい」(東海の人さん/30歳男性)

「新郎新婦からの『ありがとう』の言葉だけで満足」(龍zoさん/28歳男性)

「幸せそうな笑顔を見るだけで、こちらも幸せになれる」(あゆみぽんさん/29歳女性)

ゲストは、おもてなしに関係なく心から祝福したいと思っていました。温かい祝福が心に染みます。

ただ「何もなくていい」と言われても、やっぱり落ち着かないもの。そこでどんな心持ちで結婚式に臨めばいいのか、プランナーの荒井さんが教えてくれました。

【プロからのエール】主役を楽しもうと思う気持ちが、一番のおもてなしに

準備を頑張っている花嫁さんほど、「ゲストに楽しんでもらえるだろうか」と不安になりがち。ネガティブな気持ちがあると心から笑えず、表情に出てしまいます。最後は「これだけやったし、もう大丈夫!」と、自分を褒めてあげましょう。
当日は「今日は絶対うまくいく」と言い聞かせて清々しい気持ちで臨んでください。「今日は来てくれてありがとう」という思いで、自分自身「楽しい!」と感じることが大切。主役を楽しもうという気持ちが満面の笑みとなり、その笑顔こそがゲストにとって一番うれしいおもてなしになります。(荒井さん)

【ゲストからのエール第2位】自分へのメッセージをもらえただけでうれしい

メッセージ

「○○さえあれば十分」と思うゲストの本音第2位は、「手書きのメッセージをもらえることがうれしい」。

「席札に友人である新郎新婦からそれぞれメッセージが書かれていて、心のこもった言葉に感動しました」(みほさん/33歳女性)

「席札に自分宛てのメッセージがあったのがうれしかった。席札は式後も大事に保管しています」(ちゃぽさん/33歳女性)

「メッセージカードは定番だけど本当にうれしい。字の下手な友達が一生懸命書いたカードは、丁寧に気持ちを込めて書いたんだなと伝わりました」(まめさん/26歳女性)

自分のために頑張って書いてくれたことに、ゲストは心から喜んでくれるみたい! でも書くのって難しそう…。

【プロからのエール】ゲストとの思い出を振り返る時間を楽しもう

結婚式は、大切な人たちと思い出を共有する時間。メッセージカードは感謝を伝えるアイテムとして、チャレンジしたいですね。
あまり難しく考えず「あなたに出会えたから今の私がある」という気持ちで、その人との「思い出」や「してもらってうれしかったこと」への感謝を伝えましょう。文章の上手さや面白さは必要ありません。
式直前に慌てて書くと、内容が思いつかず焦ってしまいがち。数カ月前からスマホなどに書きたいことをメモしておき、整理してから一気に取り掛かると書きやすいです。スケジュールに余裕を持って、ゲストとの思い出を振り返る時間を楽しんで。(荒井さん)

【ゲストからのエール第3位】料理にこだわった、その気持ちだけで大満足!

料理

「○○さえあれば十分」の第3位は、ゲストが楽しみにしている料理。

「料理にこだわっていると、それだけでゲストへの配慮が感じられて素直に祝福してあげたいと思います」(あるばとろすさん/29歳男性)

「心尽くしが感じられる料理でもてなしてくれたので、大満足でした」(おとめさん/65歳女性)

「料理は楽しみにしているので、金額ではなく質にこだわっていると満足します」(さくらっこさん/31歳女性)

「料理がおいしかったとき、もてなしの心が伝わってきます」(こはむさん/26歳女性)

量の多さや金額ではなく、美味しさが新郎新婦の気持ちを感じるポイントになっている様子。でも全員が満足する料理って、どうすれば?

【プロからのエール】一生懸命考えた料理なら、ゲストに想いが届くはず

ゲスト全員に料理の味を満足してもらうのは、人それぞれ好みが違うので無理な話。全員に満足してもらおうと考えず、ナーバスになり過ぎないこと。
ポイントは「なぜ今日のお料理を用意したか」というふたりの気持ちをしっかり届けることです。「このお肉は私の出身地のお肉です」「僕たちは甘いものが好きなので今日はスイーツに力をいれました」など、この料理を選んだ理由を伝えてゲストに思いを届けましょう。ふたりが一生懸命考えた時間や想いこそが、今日のごちそうをもっと美味しくしてくれるはずです。(荒井さん)

500組以上の結婚式を見てきたプランナーさんが思う「良い結婚式」って?

祝福

プランナーの荒井さんに、頑張り過ぎて疲れ気味の花嫁にエールをもらいました!

――たくさんの結婚式を見てきた中で感じる「本当に良い結婚式」とは?

「いい結婚式をしたなぁ」と思う新郎新婦さんは、準備中に悩んだ経験もふたりの絆を深める大切な思い出になったと思えているふたりです。「やるだけやった!」と自分たちを肯定できる準備期間を過ごせたなら、その気持ちはゲストに伝わって、必ず良い結婚式になります。

――「結婚式の準備疲れたな」と思っている花嫁さんに伝えたいことは?

「ゲストはお金や時間を使って来てくれるんだ」と思えば思うほど、「楽しんでくれるだろうか」「食事は口に合うだろうか」と、悩んでしまうのも分かります。でも、結婚式がなかったらこんなに真剣に大切な人たちのことを考えるチャンスもなかったはず。ぜひ肯定的に受け止めて、結婚式を楽しんで欲しいです!

From 編集部

そんなに頑張らなくったって、ゲストは十分祝福してくれる!

ゲストにとって、ふたりは大切な人。結婚式を厳しい目でチェックしていたりはしません。あれもこれもしなきゃと焦らず、感謝の気持ちが一人一人に伝われば、それで十分「良い結婚式」なんです。肩の力を抜いて、自分たちにできる範囲でゲストをもてなして。

プランナー
Profile

荒井さやかさん Coco style WEDDING代表
フリーランスウエディングプランナー

ウエディングプランナーとして、北海道札幌市内の結婚式場に4年半勤務し、2011年に独立。ホテル、専門式場、レストランの他、公園や学校、自宅などさまざまな場所でふたりらしい結婚式を叶えるフリーランスのプランナーとして活躍中。
http://www.ccsw.jp/

構成・文/稲垣幸子 イラスト/泰間敬視
※掲載されている情報は2017年10月時点のものです
※記事内のコメントは、2017年9月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー46人が回答したアンケートおよび、過去3年以内に結婚式に3回以上出席したことがある男女104人が回答したマクロミル調査によるものです

  • 挙式2ヶ月前
  • 結婚決まりたて
  • 人間関係
  • 悩み解決
  • 細やかな気遣い
  • 安心したい
Share on>

pagetop