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お金・常識
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どう違う?【20代花嫁・30代花嫁】の結婚式の「お金」の使い方大調査

結婚式のお金、みんなどれくらいかけているの?費用の内訳は?……と気になる人のために「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」の調査結果から、年代ごとにかけるお金と、お金の内訳を解説。さらに20代・30代の先輩花嫁のお金のかけどころを紹介します。自分たちの予算を決めるときの参考に!

結婚式の総額は全国平均で343万9000円

「結婚トレンド調査2024(全国推計値)」によると、ゼクシィ先輩花嫁たちが結婚式にかけた費用の年代別平均は上のとおり20代後半が最も多いよう。「総額」は招待人数によって大きく変動するので、その影響を受けていることがうかがえます。

費用の内訳はどの世代でも変わらない

次に、同調査から「何にどれくらい費用をかけているか」を見てみましょう。

●写真・ビデオ(当日の写真とビデオの総額)
●ビューティ(新郎新婦衣裳、ブーケの合計)
●おもてなし(ギフトと料理、飲物の総額を足したもの)

の3項目に分けて比較してみると、金額は違えどグラフの形がそっくり。お金のかけどころは年代によってほとんど変わらず、どの年代も「おもてなし」の比率が高いことがわかりました。

ただし、これらの数字はあくまでも平均値。花嫁たちにはさまざまなこだわりがあって、お金のかけどころも人それぞれです。

先輩花嫁たちは特にどこにこだわり、お金をかけているのか、次から具体的な実例を見ていきましょう。

[20代花嫁]結婚式のこだわりどころ

記録をしっかり残したくて、憧れの[会場][衣裳]と[撮影]を奮発

人生で一度きりの結婚式をしっかりと美しく記録に残したくて、会場・衣裳・撮影にこだわりました。

●会場:レストラン貸し切り、かつ宴内人前式だったため使用時間が延びて追加料金がかかり、総額30万6000円。

自分たちの気に入った場所で挙式から披露宴まで長い時間を過ごすことができて満足。きれいな景色やおしゃれな雰囲気をゲストに楽しんでもらえました。

●衣裳:ドレスを着るのはこれが最後!ということで有名なブランドのものを個人経営のショップでレンタルして持ち込み。

ウエディングドレス、カラードレス、インナーとアクセサリーで44万円。憧れブランドのドレスが着られて、一生ドレスに後悔することはないと思います。

●撮影:一生残る写真や記録映像にはこだわりたくて、フォトグラファー・ビデオグラファーとも実力のある方を持ち込みに。

写真13万8000円、ビデオ36万8500円で合計約50万円かかりましたが、熱意やこだわりを持って撮影してくれたことに、満足感も感謝の気持ちも大きいです。(成実さん/挙式当時25歳)

ドレスを1着にして[会場]と生花の[ブーケ]&[ヘアパーツ]を豪華に

気に入った会場で式を挙げたかったので、ドレスは1着に。その分、ブーケとヘアパーツにこだわりました。

●会場:阿蘇の草原が大好きだったので、その周辺の自然の中にある会場を選びました。

緑がきれいなガーデン、海外から移築された教会、ガラス張りのバンケットなどお気に入りが満載で40万円。

絵本のようなかわいい世界観をつくりたいという理想を叶えてくれました。

●ブーケ&ブートニア:ドレスを1着にした分、ブーケは挙式用もお色直し用も生花にこだわって、ヘアパーツも含め約6万円。

挙式のブーケは白と緑を中心に、差し色で黄色を。お色直し後の再入場のブーケはバスケットにして、お花畑から摘んできたようなイメージで小花をいっぱいでオーダーしました。

想像よりも大きくて驚きましたが、友達にも「ドレス、変えてないよね?雰囲気が全然違って素敵」と褒められました。大好きなお花いっぱいの空間で、何より自分自身が満足できて幸せでした。(かなえさん/挙式当時26歳)

他にも!20代花嫁のこだわり

花嫁画像

●料理・飲物:46万円
少人数ということもあり、すしの食べ放題を追加しました。そのため料理のグレードを一番低いものにし、デザートだけは一番上のランクに。飲物はお酒好きのゲストが多いこともあって上のランクを選びました。(あおいさん/挙式当時25歳)

花嫁画像

●衣裳:80万円、ブーケ5万円
一生に一度のものなので、自己満足で課金しました!(さきさん/挙式当時25歳)

花嫁画像

●装花:価格ヒミツ
見えるところや、ゲストに関わるところはお金をかけたいなと思いました。装花はゲスト卓も高砂もグレードアップ。後で写真を見返したときに残る部分もお金をかけてよかったなと思いました(ぱんさん/挙式当時27歳)

花嫁画像

●演出:20万円
芸能人からのお祝いメッセージ、オープニングムービーのオーダーメイド発注などにお金をかけました。会場が盛り上がったので大満足です!(唯風さん/挙式当時28歳)

花嫁画像

●料理:価格ヒミツ
神前式だったので、和の雰囲気を出したいと思い、ちらしずしに大きなしゃもじで入刀しました。演出としても食事としても楽しめて、インパクトのある写真も撮れました。(みかんさん/挙式当時29歳)

[30代花嫁]結婚式のこだわりどころ

眺めのいい[会場]と彼の夢だった神楽の[演出]でゲストをおもてなし

●会場:少人数婚だったので、そこまで広い会場でなくてもよかったのですが、ひと目惚れした日本庭園が見える、一番広い会場にしました。

会場費は15万円。スクリーンが上がった瞬間、窓の外に絵画のような景色が広がり、ゲストが喜んでくれました。

また、高砂席のバックが日本庭園なので、和装にも映えて素敵な写真が撮れました。

●演出:彼が小学生時代から所属している神楽団に舞ってもらいました。演出代が10万円、神楽団の方々の飲食費も含めて17万4500円と、それなりにお金がかかりましたが、彼の夢だったので実現できてよかったです。

めったに近くで見られない迫力の演出に、ゲストの方々も大喜び。彼の兄も同じ神楽団に所属しているのですが、義兄が鬼に扮(ふん)してお酒を注ぎにきて兄弟で酌み交わしたりと、即興で共演できました。

そして彼が幼少期からお世話になっている神楽団の方々にもお祝いしていただけてよかったです。(舞さん/挙式当時34歳)

ゲストに楽しんでほしくて、ご当地ビュッフェをプラスし[料理]を豪華に

遠方から来てくれる友人ゲストに宮崎の良さを知ってもらい、おいしいものを楽しく食べてほしくて、ご当地ビュッフェを追加しました。

●料理:宮崎地鶏の炭火焼きのライブ演出をプール前で行い、ご当地ビュッフェコーナーにはレタス巻き、宮崎辛麺、メヒカリの唐揚げ、チキン南蛮、フルーツ盛りを出してもらいました。総額9万4500円の追加でした。

他でたくさん節約しているのでゲストの方々に何かしらの形で還元したいと思っていたのと、県外からのゲストも多かったので、旅行気分も味わってほしいという気持ちで追加しました。

ゲストからは「限られた旅行の期間で食べられなかったものをビュッフェで食べられてうれしかった」「デザートビュッフェは経験あるけどご当地ビュッフェは初めてで新鮮!」などと感想をいただき、やってよかったと思いました(彩奈さん/挙式当時32歳)

他にも!30代花嫁のこだわり

花嫁画像

●写真・ビデオ:48万円
スナップ写真20万円、親族そろっての記念撮影8万円、当日編集のエンディングムービー20万円など。エンディングムービーは高額でしたが、当日の様子がまとまっていてよく見返しています。

●ブライダルインナー:4万円
複数試着しましたが、インナーによって腰の疲れ方が全然違いました。高価でも一番疲れにくかったショップのインナーを購入しました。(萌絵さん/挙式当時30歳)

花嫁画像

●料理+飲物:1人約2万4000円
ゲストに喜んでほしくてランクを上げました。

●装花:約20万円
装花は節約のしどころではあると思いますが、煌びやかな会場や持参する装飾品に合わせた装花にしたかったことと、ゲストに目でも楽しんでほしくてお金をかけました。(かえるさん/挙式当時30歳)

花嫁画像

●挙式:25万円(奏者への謝礼は含まず)
自分が聖歌隊をやっていたこともあり、挙式の世界観に関してもとてもこだわりがありました。奏者は知り合いに頼んで持ち込み、選曲もすべて自分でして、曲のアレンジもお願いしました。

●料理・飲物・ギフト:約3万5000円(ゲストによりギフト金額は異なる)
大切なゲストに大満足で帰ってほしくて、おもてなしの部分は一切妥協しませんでした。(麗加さん/挙式当時31歳)

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●衣裳:新婦120万円、新郎30万円
衣裳は一番のこだわりで、新郎新婦ともに妥協せず好きな衣裳を選びました。素敵なドレスは直感で選び、値段は気にしませんでした。(KASUMIさん/挙式当時31歳)

花嫁画像

●チャペル:90万円
とにかく素敵なチャペルで式を挙げたい!が第一優先だったので、高額なことは承知の上で選びました。総額300万円に対し、チャペルの会場費が90万円かかりましたが、大切な結婚式を思い出に残したかったので後悔はありません。(さちさん/挙式当時31歳)

From 編集部

こだわりどころは人それぞれ。先輩花嫁のエピソードを参考にして優先順位を

20代・30代など年代にかかわらず、結婚式のどこにこだわるか、どれだけお金をかけるかはカップルによって大きく違います。自分たちはどこにこだわりたいのか優先順位についてふたりで話し合い、そのためにはいくらかかるのかを調べて、予算内で大満足の結婚式を!

取材・文/前川ミチコ イラスト/itabamoe D/ロンディーネ 構成/小田真穂(編集部)
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」によるものです
※記事内のコメントは2024年11月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー77人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2025年1月時点のものです

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