100万円貯めた花嫁の秘密「私、これにサヨナラしました」

毎月の貯蓄額を決め、ふたりの口座に入れて217万円

結婚が決まって１年後に結婚式をすることになったゆいさんカップル。「両家とも親からの援助はなしだったので、ご祝儀を除いた自己負担額は100万円以内に、そしてハネムーンも行く！と目標を掲げました」。

自由なお金の使い方には、ここでサヨナラ。ふたりで積み立て用の口座を開設し、最低でもいくら！という金額を決め、毎月コツコツ貯蓄したのが成功の秘訣なのだとか。

「彼10万円、私5万円と決め、ふたりで最低でも月15万円は確保しました」。さらに余裕のある月はそれぞれ多めに入れ、1年で217万円の貯蓄に成功。

「当時はまだ財布が別だったので、毎月お金をもらい、ふたりの口座に貯蓄して私が管理。ガチガチに縛るのはかわいそうだったので、決めた貯蓄額以外のお金は自由に使ってもらいました」。これも成功の秘訣といえそう！

ゆいさんからの貯めアドバイス

結婚式が素敵な日になるようにと、ふたりで明確にルールを決めて、守って、協力することが大事。その準備期間も含めて思い出に残る結婚式になると思いますよ！

同居で浮いた家賃・光熱費・デート代を貯蓄して163万円

結婚が決まり、自由気ままな１人暮らしにサヨナラした真梨代さんカップル。「同居して家賃・光熱費を彼と出し合うことで、毎月約3万円の出費が浮いたんです」。

また、一緒に暮らすことで、外食よりも家で料理をしたり、家で映画を観たりといった過ごし方が中心になり「デート代が減って、貯蓄に回すことができました」。

貯蓄は、月ごとよりも結果が見えやすい「週ごと」に管理したのがポイント。「週1万円を確保して月4～5万円、携帯電話代と奨学金の返済を除いた給料は、すべて貯蓄用の口座に入れました」。

貯蓄口座は、振り込みがラクな手数料無料の銀行に。「自動引き落としではなく、口座から口座に自分の手でお金を移すことで、貯蓄額を実感することができました」。これもまた成功の秘訣といえそう。

真梨代さんからの貯めアドバイス

何もかも節約しようとせず、例えば食費は自炊で抑える、洋服代はファストファッションで済ませる、その代わり、友達と旅行する、といったメリハリのあるお金の使い方をするのが、長続きのコツですよね！

車など思い出の品を売却。貯蓄が一気に123万円に

結婚準備が始まり、１人暮らしの彼の部屋に引っ越してきたminさん。「ふたりでも十分な広さなので、子どもが生まれるまではここで節約しようと思って（笑）」。

それまでは週末のデートのたび、彼女の実家まで車で1時間かけて送り迎えをしていた彼。その必要がなくなったこともあり、「思い切って愛車を売却してもらいました」。

車を売却したことで、駐車場代・ガソリン代・自動車税と、車関連の諸経費もかからなくなり、車関係だけで100万円以上の貯蓄が増えたそう。これは大きなポイント！

また、彼の家には収納が少ないため、実家を出る前にフリマアプリで断捨離を決行。思い出のブランドバッグ、革のコートのほか、「ついでに父が持て余していたゴルフ用品や百科事典も売ってあげて、売上金はもらいました」。

minさんからの貯めアドバイス

不用品の売却は、資金作り以外にも大事な目的が。私は元彼にもらったブランドバッグやアクセサリーを彼の部屋に持ち込みたくなかったので、それも兼ねて処分（笑）。フリマアプリは、結婚式で使った衣裳小物なども売れるのでオススメです。

貯蓄だけでなく、結婚式＆結婚生活へのメリットも

結婚資金作り、といえるほどは貯まらないけれど、日々の節約だって、ちりも積もれば山となる？　先輩花嫁たちが結婚準備中に実践した“サヨナラ”アイデアを紹介。

＊脂肪にサヨナラ！　デートは公園でウオーキングやアスレチックで遊んで、体重減＆貯蓄増
＊外食にサヨナラ！　外食は1人1000円以内に。親睦を図るのも兼ね、お互いの実家でご飯を
＊コンビニにサヨナラ！　ダイエットのために目的のないコンビニ通いをやめると、その分貯まる

大きな貯蓄につながらなくても、このように結婚式＆結婚生活の向上につながる貯めテクなら、試す価値あり！

取材・文／前川ミチコ　イラスト／村澤綾香
※記事内のデータならびにコメントは2017年7月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー93人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2017年8月現在のものです

• 挙式1年前
• 結婚決まりたて
• お金
• お金実例
• 節約・貯蓄
• 頑張りたい