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お金・常識
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先輩花嫁の「今、考えるともったいなかった出費」

後でよく考えると「こんなにお金をかけなくてもよかった」、「もっと費用を抑える手段があったはず」、「これは不要だった?」と後悔することも。そんな先輩花嫁のエピソードをご紹介。慎重に選ぶべきものや、費用を抑えるコツまで分かります。

[料理・ケーキ]でもったいなかった出費

2つのコースを比較したイラスト

ゲストへのおもてなしと思ってお金をかけたものの、「そこまでする必要はなかったかな?」と後で思うことが。

ちょっと張り切り過ぎたかな?

花嫁の後ろ姿

[金額が高いプリフィクスでなくても……]

前菜からデザートまで1品ずつ選んでオリジナルのコースにするプリフィクスにしたけれど、4000円低いお任せコースでもグレードはあまり変わらなかったような気が……。(ねねこさん)

花嫁の横顔

[ご飯ものを追加しなくても十分だった]

1人1000円のご飯ものを追加したのだけれど、ゲストが「コースの量が多くて、食べ切れなかった」と。そこまで頑張らなくてよかった?(SAKUさん)

花嫁の笑顔

[生ケーキをやめてデザートビュッフェにすれば‥‥]

1人1片しか行き渡らない生のウエディングケーキに1人1500円かけるなら、入刀はセレモニーケーキにして、1人1000円~でお得感があるデザートビュッフェにすればよかったと後悔。(彌生優子さん)

うつむく花嫁

[二次会の料理が爆余り]

ランクの高い1人6000円のコースにしたけれど、満腹状態の披露宴参加者ばかりで、料理が余る余る! ランク抑えてもよかったかな?(えりさん)

コストパフォーマンスをよく考えてセレクトを

[料理]
シェフおすすめのコースやお任せコースは食材や味のバランスまでよく練られた会場一押しであることが多い。
プリフィクスはオリジナリティーがあるけれど、食材の仕入れも個別になって割高になることもある。気に入った料理があったら、手頃なコースの一部だけ変更して、差額を最小限にする方法も。

量に関してはコースで試食して「大人の男性が食べてちょうどいいか」で判断を。ただし、「残すくらいがベター」と量の多さも重要な地域もあるので要注意。

[ケーキ]
ウエディングケーキはコース料理のデザートが充実しているからと省く人も。デザートビュッフェ導入は年配者やお酒が好きな男性、人の目が気になる女性など「列に並ぶのが嫌」という層がどれくらいいるかも判断基準に。

[二次会料理]
式参加者が多くても、披露宴から時間が空くと小腹がすいてくるので、ゲストの顔触れだけでなく、時間帯も考えて選びたい。

[飲物]でもったいなかった出費

2種類のドリンクコースを比較したイラスト

ゲストの好みを考えてドリンクプランを選んだのに、「想像していた状況と違っていた」ということも。

無駄になった分が相当あった?

まっすぐ前を見る花嫁

[お酒の種類を増やしたのに……]

奮発して、両家の父が大好きなブランデーやウイスキーもある一番高い飲み放題コースにしたのに、父たちは「酔ってはいけない!」とビール数杯飲んだ程度。ゲストもビールばかりだったので、お酒の種類が少ないプランでよかったなと。(河野里枝さん)

花嫁の後ろ姿

[飲み放題にするまでもなかった]

1人1000円の追加で飲み放題にしたのですが、ゲストの年齢層が高かったせいか、思っていたほど飲んでなくて……。必要なかったかな?(MUGIさん)

笑顔の花嫁

[式後のドリンクは不要だった?]

挙式後から披露宴までの間にドリンクを出したけれど、フラワーシャワーにブーケトス、写真撮影……とゲスト参加のイベントが多く、飲んでいる時間なし。いらなかったかな?(篠原由衣さん)

あらゆる状況を考えてベストなチョイスを

[披露宴の飲物]
「女性ゲストのことを考えてカクテルを充実させたのに、意外と頼んでいなかった」という声も。飲物の種類で悩んだら、あえて少ないプランを選び、式当日プラン外の飲物をゲストが頼んだら精算する方法も。

披露宴で飲む量が1人当たり2~3杯程度なら飲み放題でなくてよいけれど、既定量を超えたときの追加料金が心配なら飲み放題の方が安心。

[ウエルカムドリンク]
挙式開始前のウエルカムドリンクはあった方がいいが、式から披露宴まで30分程度と短かく、その間に受け付けもするなど慌ただしい場合は省いても。
ただし、喉が渇く夏や開宴から会食まで時間がかかりそうな場合は出すなど季節や状況も考えて。

[ギフト]でもったいなかった出費

引出物の紙袋に関するイラスト

ギフトでも、紙袋やプチギフトなど1人単価が低く、さっと選んでしまいがちなものほど、「お金の無駄」を感じる傾向が。

深く考えないで選んでしまった

頬杖を突く花嫁

[宅配すれば紙袋が不要に]

引出物を入れるペーパーバッグが400円もするなら、ゲスト宅に届けてくれる宅配の手配をした方がよかったかも。(K&Kさん)

着物姿の花嫁

[セット販売のプチギフトで相当の余りが!]

ふたりの写真入りのクッキーとチョコの2種類をセットにしてプチギフトに。1つは20個単位、もう1つは45個単位で注文のため、ゲスト数よりかなり多く頼むことになり、余った分が無駄になってしまいました。(甲田皐月さん)

ほほ笑む花嫁

[送賓時のプチギフトは省いても……]

1つ300円のプチギフトを用意したが、一つ一つが大きくて配るのに手間取り、あいさつがしづらいという状況に。気持ち程度のことなので、無しでもよかったかなぁ~。(たかなさん)

横顔の花嫁

[縁起物はいらなかったかな?]

引出物、引菓子のほか、親族には梅干し、友人には海鮮茶漬けを付けたのですが、元々親も「いらない」と言ってた物。縁起物を贈る慣習が廃れつつある昨今、いらなかったかな?
(Hiiさん)

引出物のシステムや地元の慣習など、下調べが大事

[引出物]
引出物の場合、数が多いため、宅配が無料になることも多い。そうすれば紙袋代が浮くし、外部ショップに頼むと1つ300~500円かかる持ち込み料も不要に。
ただし、宅配を好まない地方や、一人暮らしで受け取りが難しい人もいるので、よく考えて。

[プチギフト]
新郎新婦の名前などを入れるギフトは「最低〇個から、〇個単位」などいう「ロット」が決まっているケースが多いので、オーダーシステムに関しても事前にチェックを。

送賓時のプチギフトを無しにすれば、ゲストとのハグも両手での握手もできて、より丁寧にあいさつできる。プチギフトの代わりに引出物の金額を上げた方がゲストに喜ばれることも。

[縁起物]
縁起物や松の葉、小引きなどと呼ばれる3品目の引出物は親族だけにするという人もいるので、親と相談してみて。

[衣裳小物]でもったいなかった出費

2種類のアクセサリーの比較イラスト

ティアラやアクセサリー、ベール、インナーなどの小物類は、決めてしまった後に「もっと手頃な他の手段があった」と後悔した人が多い。

じっくり選べば節約できたのに

花嫁のほほ笑み

[手作りも検討の余地ありだった]

一生に一度のことだからと、高級ブランドのティアラ、ネックレス、ピアスをレンタル。後で手作りした方の素敵な作品をインスタグラムなどで見つけ、自分で素材を選んで作って、コーディネートするのもありなんだな~と実感。(ゆーうさん)

はにかんだ感じの花嫁

[意外とかかる手作りの材料費]

費用を抑えられるかな?と思ってベールを手作り。ところが、材料費に5000円ほどかかってしまい、フリマアプリなどで先輩花嫁から譲ってもらった方がよかったと思いました。(F・Gさん)

花嫁の後ろ姿

[高額なインナーが体に合わなくて‥‥]

「ドレス用の下着は価格の差で見た目も変わるから、高い物の方がいい」と言われてそうしたのですが、式当日、私の体に合わなくて気分が悪くなるという残念な結果に。(おにぎりマンさん)

ほほ笑む花嫁

[使い切りのヘッドドレスはもったいない]

和装用に作ってもらった生花のヘッドドレスが7000円! ゲストは生花かどうか見分けがつかなかったと思うので、もっと手頃で、式後も使える物を選べばよかったと後悔。(O.I.さん)

選ぶ前にいろいろなショップを回り、先輩花嫁の実例も見てみて

[ティアラ・アクセサリー]
本物のパールやスワロフスキー製は輝きが違う分どうしても高価。時間をかけて他のショップも当たり、「1~2時間のために、これだけかけても惜しくないと思えるかどうか」を考えて選ぼう。

[衣裳小物全般]
手作りの場合、「一度買った素材が合わなくて買い直した」、「少ししか使わないのに、多めに買ってしまった」などの理由で思ったより高くなることも。

小物類は普段使いできて手頃な物が充実しているレディースショップやアクセサリー屋さんで探す人もいる。

[インナー]
ビスチェなどのインナーは金額よりも「自分の体にフィットしているかどうか」の方が重要。試着して違和感を少しでも持ったら、その場では決めず、他も探してみよう。

[ブーケや装花]でもったいなかった出費

2種類のブーケのイラスト

お花にこだわらない人にとって、ブーケや装花は費用の抑えどころ。方法がいろいろあるだけに、後悔も大きい。

本当はコストダウンできたのに

にっこり笑う花嫁

[ブーケ1つに9万円強は痛かった]

白ドレス、色ドレス兼用のブーケを頼んだのですが、式後「この楽しかった思い出を残したい」と思い、その場で立体保存できるドライ加工をお願い。合計で9万円以上になってしまったので、持ち込み可能な会場だったら、最初からプリザーブドフラワーで頼めばよかったかも」。(さあさん)

にっこり笑う花嫁

[2つ目は手頃なものでよかった?]

白ドレス用と色ドレス用のブーケをそれぞれ2万7000円で作ってもらったのですが、似た雰囲気で、ゲストの印象にも残らなかったよう。色ドレス用は手頃なリストブーケや造花ブーケにしてもよかったかな?(河内亜由美さん)

口角が上がった花嫁

[持ち帰りにこだわったのが運の尽き]

会場装花をゲストがそのままの形で持ち帰れるようにしたのだけれど、みんな遠慮。そうならそうで、お花を水に浮かべるなど、お金をかけなくてもできる素敵なアレンジを考えたのに。(F・Gさん)

にこにこの花嫁

[ケーキ装花の1万円は高かった]

ウエディングケーキの台に飾るお花が、小ぶりなものでも1万円。ここにお金をかけるなら、造花などで手作りしてもよかったかも。(まきさん)

お花の種類や手配方法でも予算の削減可能

[ブーケの保存]
ドライ加工代は平均5万6000円(全国推計値)※。プリザーブドブーケは1つ平均2万2000円(首都圏版)※だから、生花ブーケを加工するより低額。生花にこだわらなければプリザーブドも検討を。ただし保存期間は10年程度。生花しか応じてなくて、持ち込みもできない会場があるので事前に要確認。

[ブーケオーダー]
装花やブーケは花材やボリュームなどで費用が増減。
使う本数が少ないリストブーケなら1つ3000~5000円とお手軽。白ドレス、色ドレス兼用で持てるブーケにすれば1つ分が浮く。

[装花]
会場のどこまで飾るかも重要。装花で「お金をかけ過ぎた」という声が一番多かったのはケーキだが、ケーキ入刀用のナイフ、チャペル、一軒家会場の階段を挙げた人も。

作る手間も金額に影響し、持ち帰れるように頼むと、水揚げできるよう茎にオアシスを付けるなど手間がかかるので、金額が上がりがち。

[その他]のもったいなかった出費

最後に、写真、エステ、ウエディングアイテムなどに関することから「体験者にしか分からない」ようなエピソードをご紹介。

まだまだあるんです!

横顔の花嫁

[プロに頼んだ宛て名書きがまさかの印刷で]

筆耕料1人100円はお得!と思ってゲスト全員分頼んだのですが、出来上がりを見たら、筆でなくパソコン印刷。これなら自分たちでもできたなと後悔。(村上円香さん)

口角が上がった花嫁

[アルバムは小さい方がよかった]

頑張って30万円もするアルバムを頼んだら、大きい、重い、見づらい。コンパクトで軽く、どこにでも持ち運べて、気軽に見られるサイズ感にすればよかったです。(見目理恵さん)

上を向いた花嫁

[リングピローは買わなくても‥‥]

結婚式の写真に残るからと2600円のリングピローを購入。ところが、その後、結婚指輪を買ったショップでピローのプレゼントが! それで十分でした。(サボテさん)

花嫁の後ろ姿

[エステコースが使い切れず]

自分に合うサロンを探すのが面倒で、お試しで行った日だけのお得なプランを契約。8回8万円でしたが、体質に合わなくて、5回しか行かず、残りが無駄に!(creampieさん)

内容を確認して、本当に必要なものだけに

[招待状]
プロの筆耕には毛筆、ペン書き、印刷があり、手段によって金額も違うから、頼む場合は確認を。

[スナップ写真]
写真はアルバムの大きさ、ページ数、表紙の質でも金額が異なり、アルバムが付いている・いないの差で10万円違うことも。ふたりにとって何が必要かしっかり見極めて選ぼう。

[リングピロー]
リングピローは無料で貸してくれる会場もあるし、結婚指輪が入っていたケースで代用した人も。急いで買わなくてもよいアイテム。

[エステ]
エステの場合、5万円を超える契約金額で、契約期間が1カ月以上のコースなら、解約料を払えば中途解約できるので、行けなくなってしまったら、その手続きを取ろう。

From 編集部

すぐには決めず、下調べと状況判断に時間をかけて

結婚式の費用は少しでも抑えたいもの。一度決めてしまうと、後でやめよう思ったとき、キャンセル料がかかってしまうものもあるので、選ぶ際は慎重に。
そして、どんな選択肢があるか、どれくらいが世間の相場か下調べをした上で、自分たちの状況に合ったセレクトを。そうして「もったいない出費」を少しでも防ぎましょう。

取材・文/渡邊博美 イラスト/沼田光太郎
※掲載されている情報は2017年6月時点のものです
※記事内のコメントは2017年5月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー124 人が回答したアンケート内容によるものです
※のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」によるものです

[花嫁エステを受ける際の注意点]
サロンやエステでの施術経験がない人は、万が一のトラブルの場合に結婚式当日に回復が困難な場合もあります。「お試しコース」等も含め、時間的余裕をもって施術をスタートさせましょう。肌が弱い人や妊娠している人は施術前にまず医師に相談しましょう。

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