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ドレス
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母にもシェア! 親衣裳にまつわる「後悔」5つのこと

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「黒留め袖をレンタルすれば安心でしょ」「ちゃんと準備したわよ」と母。そうはいっても、予想外なところで焦ったり、こんなはずじゃ……と心残りがあった親たちも、実は意外に多いのです。そこで今回は、親衣裳にまつわる「こうすればよかった(><)」を先輩花嫁にアンケート。みんなの後悔エピソードを元にプロからアドバイスをもらったので、親ともシェアしながら、準備中や当日の「迷った」「困った」を回避しましょう。

プロから「知っておきたいこと」をアドバイス!

ラグナスイート新横浜 支配人 竹野早希さん
花嫁アイコン

先輩花嫁さんたちから寄せられた後悔談をもとに、自社ドレスサロン『PRIMACARA』新横浜店・店長の嘉島と一緒に「こんなときはどうしたら?」などの知っておくべきポイントをお伝えします。心残りのないスムーズな結婚準備の参考になればうれしいです。

1、話し合ったつもりでも事足らず
意向やTPOなどの確認不足ですれ違い

衣裳が丸かぶりになっているイラスト

花嫁の後悔エピソード

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「ほんとにモーニング?なんて聞けません」

両家の父に確認したら、私の父は「モーニングを借りる」と言い、彼の父からは「持っている」との連絡が。持っていると言われたらモーニングかどうかを確認するのもはばかられ、遠方に住んでいるので確認にも行けず、当日に。結局、普通のフォーマルスーツだったんです。自分の親ならスバリ聞けるけど、うるさく言って嫌われたら……と考えたら、聞けませんでした。(かおりさん)

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「着物じゃなくてもよかったんだ!?」

彼の母に「着物で」と言われたので私の母も合わせたのですが、実はあまりこだわりはなかったらしく……。だったら彼の母を説得して、私の母が最初に希望していたドレスにしてあげればよかったかなとも思いました。(korilaさん)

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「夏に留め袖って、暑いんですね(><)」

挙式は夏で、当日は猛暑日だったので、留め袖は「ものすごく暑かった!」とのこと。お化粧直しに頻繁に出て行ったり、肌着を脱いでできる限り涼しくするなど、母はいろいろ大変だったようなので、ワンピースなど軽めの洋装でもよかったかも。(yukaさん)

プロの「こうすれば大丈夫!」アドバイス

会場が決まったら「どんな雰囲気の式場か」「どんな式にしたいのか」など、まずは両家へ直接おふたりから伝え、その際にお持ちの衣裳の有無や和・洋装の希望についても聞いておきましょう。
季節感や礼装マナーなど分からないことがあれば衣裳担当に話を聞き、その内容を両家へ伝えることも大切です。
また、おふたりが親にどんな衣裳を着てほしいかも大事なポイント。結婚式のことを話すいい機会にもなるので、新郎新婦どちらかに任せきりにするのではなく、お互いが自分の親へ直接話されることをおすすめします。(嘉島さん)

2、着たい衣裳は予約済み、選択肢は激減……
選ぶのが遅かった(T T)

イラスト入ります

花嫁の後悔エピソード

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「デザインの良いものにはすでに予約が!」

衣裳はレンタルでしたが、良いデザインのものはすでに予約が入っているなど「選択肢が少なかった」と母。混み合う時期の結婚式では、少しでも早めに動くことが大事だなと思いました。(みぽぽさん)

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「挙式間近だと選べるプランも少ない!?」

挙式間近になってから親と相談したため、料金が高めの衣裳プランしか提案できず、親に負担をかけてしまいました。もっと早めに調べておき、いろいろなプランを持ち掛けてあげられたらよかったな。(茅奈さん)

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「選ぶ時期がギリギリだと母が不安に」

私の母の衣裳は、私が着物を決めるタイミングで選びましたが、彼の母にももっと早く声を掛けて、一緒に見に行けばよかったです。2カ月前ではギリギリに感じていたようで、心配させてしまいました。(YNさん)

プロの「こうすれば大丈夫!」アドバイス

ドレス選びと同じタイミングなど、親御さんの衣裳も3ヶ月前には決まっていると安心です。衣裳店で試着が可能な場合は、その前に両家の意向をすり合わせておくと、あとあと意見の相違が生まれにくくなります。
遠方にお住まいなどで試着が難しい場合は、衣裳店にカタログを用意してもらうとスムーズ。また「お手持ちのアイテムを使えるか」「確認したいことはないか」など、必要事項はメモに取っておきましょう。(嘉島さん)

3、万全のはずが直前にアタフタ 
手配の方法によっては見落としも!

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花嫁の後悔エピソード

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「試着ができず、サイズに不安が……」

遠方で暮らす親は、会場での試着ができなかったため、自分で採寸して予約をし、会場に届けてくれるインターネット対応の貸衣裳店に依頼することに。予約後に、父のサイズ感に関して衣裳店から細かい確認の電話が入り、もしぶかぶかだったらどうしようと心配になりました。(まかろんさん)

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「人に借りるときは小物にも注意」

母は姉から黒留め袖を借りていたのですが、だいぶ前に着て以来だったので、半襟、だて襟、帯締め、帯揚げなど、合うものがすでになくなっていたり、古過ぎたりで、結局小物類は新調しました。それなら初めからレンタルで一式揃えた方が、面倒でなくよかったのではと思いました。(茶々さん)

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「現地手配だと、親の苦になることも!?」

グアム挙式だったので、衣裳は現地で購入してもらおうと、親にお金を渡しておきました。でも、到着してすぐに探すのは大変だったよう。日本で用意しておけばよかったかな。(ぺすさん)

プロの「こうすれば大丈夫!」アドバイス

試着が難しい場合は、おふたりの担当スタイリストにサイズの測り方を聞いてから採寸を。自信がない場合は試着ができるショップで手配するのがおすすめです。
一般的に肌着、足袋、シャツなど、肌に直接触れるものはレンタルに含まれない場合が多いので、お手持ちのものがある場合は汚れなどが付いていないかも確認を。また、着物や草履は長い間、使用していないことも多いため、まだ着られるものなのか、式が決まった時点で確認をしてくださいね。(嘉島さん)

4、両家の集合写真に違和感!? 
並んだときのバランスも考えていれば

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花嫁の後悔エピソード

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「両家の父がオールお揃い!」

父のモーニングを同じ県民共済でレンタルしたら、なんとネクタイまで一緒に……。(ゆゆさん)

花嫁アイコン

「色合いでアンバランスに」

「きれいな色の服で合わせて」と両家の親にお願いしていましたが、彼の親は黒系などダークな色合いが好みだったよう。それを確認しなかったため、当日は私の親だけ華やかになってしまいました。(やまちゃんさん)

花嫁アイコン

「両家両親、バラバラでした」 

私の父はタキシード、彼の父はフォーマルスーツ、私の母はドレス、彼の母は黒留袖と、見事にバラバラでした(笑)。事前に相談はしていて合意の上だったので、まぁ、よし!?(Nさん)

プロの「こうすれば大丈夫!」アドバイス

ネクタイや留袖が似たような柄にならないように、両家が選んだデザインを共有。試着の際に写真を撮っておくと便利です。両家で一緒に衣裳合わせができるとバランスが取りやすくなるため、顔合わせや会場見学など、両家で揃う日に下見や試着の予約を入れられたら理想的。
その際、TPOについても会話をし、両家で格を合わせてもらいましょう。同じ色みの小物やお花をアクセントにして統一感を出すこともできますよ。(嘉島さん)

5、当日の着付けで大慌て!
ヘアメイクもイメージと違う><

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花嫁の後悔エピソード

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「髪型のイメージが伝わらなかった」

髪型はもう少し若めな雰囲気がよかったみたい。母は「写真などを見せてイメージを伝えればよかった」と言っていました。(mamikoさん)

花コメ

「吉日は美容室も混んでます」

吉日など日取りが良いと、会場内の美容室も混雑。早めに予約をしておいた方がいいと思います。(シオさん)

花コメ

「着付けした着物、どこで脱げば?」

母の着付けはお願いしていたのですが、式後に案内してくれるスタッフがいなかったんです。母たちはどうすればいいか分からず、結局、互いの着物を脱がせ合ったよう。(かおさん)

プロの「こうすれば大丈夫!」アドバイス

スタッフに披露宴後はお着替えをして帰るのか、着用されたまま帰るのかを事前に伝えておくと安心です。親御さんは新郎新婦と共にゲストを迎えるホスト側であるため、誰よりも先に支度を整える必要がありますが、持参の衣裳の場合は小物を忘れて慌てられる方も。何が必要なのかをおふたりからも伝え、持ち物をしっかり事前確認いただきましょう。
美容に関しては、希望のスタイルがある場合は写真をお持ちいただくのがおすすめ。会場の美容室や着付け室を利用の場合は、おふたりを通じて担当プランナーから確認をしてもらいましょう。(竹野さん)

From 編集部

親の意向はふたりから積極的に聞き、互いの親とも必ず共有を!

衣裳の選び方や決定のタイミング、両家とのすり合わせに当日のアタフタと、後悔のポイントは実にさまざま。それらを回避するためには、衣裳選びはもちろん、着付けやヘアメイクなどのダンドリまで、ふたりが積極的に両家の意向を取りまとめ、手配や予約のサポートをすることが大切。また、結婚式当日に新郎新婦が親のケアをすることは難しいので、ふたりは事前の準備で全力を尽くすべき! ふたりが十分にケアをしておけば、みんなが安心して当日を迎えられるはずです。

竹野さん
Profile

竹野早希 ラグナスイート新横浜
支配人

新郎新婦の要望にこたえることはもちろん、時にはプロとして、新郎新婦が気づいていない視点からパーティースタイルや日取りを提案するなど、多岐にわたるサポートに定評がある。
ラグナスイート新横浜/TEL:045-475-3520

取材・文/大平美和 イラスト/沼田光太郎 構成/真坂千稔(編集部)
※掲載されている情報は2017年2月時点のものです
※記事内のコメントは2016年12月および2017年1月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー194人が回答したアンケートによるものです
※この記事で紹介しているデータやコメントは、2017年1月に実施したマクロミル会員100人のアンケートによるものです

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