【タイプ別】オシャ婿を叶えるタキシードコーデを勝手にしゃべくり！

スタイリスト／川島ゆきさん
数多くの女性誌で活躍し、デイリーファッション・フォーマル、男性・女性問わず、芸能人からのご指名も多いマルチに活躍できる数少ないファッションスタイリスト。
今回は、タイプ別の男性像にある人気芸能人たちを立てて（誰かは想像にお任せします！）妄想スタイリングを担当。小物の取り入れ方の解説は必見です。

エディター／滝 紀子さん
ゼクシィ編集者として活躍後、ファッション雑誌編集を経験。20代の女性から支持されるデイリーのファッションからフォーマルな装いまで深い知識あり。今回は、実際に取り入れるには？　を重点的に辛口なしゃべくりを披露?!。厳しいその審美眼から繰り出されるコメントは、あなたの彼の“晴れの日”のコーデをブラッシュアップするヒントが満載です！

こちらはジャケットは着ないで、シャンブレーシャツにベストを合わせた、思い切ったカジュアルコーデが彼の雰囲気とマッチすると思います。

リラックス感のある素材だけど、新郎感もちゃんとあってスタイリッシュ～。ガーデンウエディングとかでも映えそう！

小物はホワイトで統一させて、カジュアルになり過ぎず、スッキリとキレイにまとめました。

ネービーに赤のパイピングが効いたタイを合わせたことでも、きちんと感出てますよね。アスコットタイ風に結んでも可愛い。

カジュアルダウンし過ぎると、主役感がなくなって「あの人誰？」ってなっちゃうので(笑)　どこかにきちんと見えする小物を合わせるのがポイント！

シャツの赤チェックがポイントですね。ありきたりな白を選ばないのが、さりげないオシャレ感！カジュアルな会場でこそ映えるアイテム。

ジャケットがブラウンのオシャレスーツだから当たり前はダメ～。洋服を着るようにタキシードも着こなすのがセレショ男子流じゃないかな。フカジュアルな式場での着用がベターだけどね。

カジュアル柄のボウタイとグリーンのチーフで差し色を入れたあたりも、グッときますね～。絶妙なこなれ感だけど「俺、オシャレです！」っていう意識高い系じゃないのがいい(笑)。

さりげない感大事だよね。ジャケットもウール素材を選んでるから、少しカジュアル寄りになりやすいブラウンでも大人っぽく着こなせるし。こういう素材の選び方も実は重要ポイント！

ハードル高そうな柄ジャケットも、同系色の柄だと、やり過ぎちゃった人感が出ずにオシャレ！

大胆な柄ものはワンカラーで抑えないと、ただの派手な人になる可能性大。それよりも合わせる小物のデザインで遊びを入れると、大人の個性派スタイルにまとまりますよ。

確かに、シルクハットと変わりデザインのちょうネクタイが効いてる～。

少し変化球のついたタキシードだからこそ、衣裳だけが浮かないように、小物もデザイン性のある物を合わせて、全体のバランスを取ってほしいかな。

なるほど～個性派は、全身でやりきることが大事なんですね！

正統派のポイントは上質であること！　この黒のちょうネクタイも、素材が良くて肉厚なものを選ばないと安っぽくなっちゃう。

確かに、蝶ネクタイって安くて可愛いのもたくさんあるけど、ペラペラな素材じゃ上品さが出ないし、オシャ婿にはなれない(笑)。質感にはこだわりたいですね。

そうそう。でも正統派過ぎてもつまらないから、小物のデザインで遊ぶとトラディショナルなのにオシャレにまとまります。

水玉のチーフも、リボンが付いたエナメルシューズも、黒でまとめてるからこそキレイに決まるんですね。