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招待状に[同封するといいもの][なくてもいいもの]

結婚式の招待状って受け取ったことはあるものの、いざ自分で送ろうと思うと、地図や付箋、案内状など絶対必要なものと入れなくてもいいものの判断に迷うことが。そこで、ブライダルペーパーアイテムの専門店『favori(ファヴォリ)』でペーパーアイテムプランナーをされている田中絵美さんに、招待状に入れるべきものと入れなくてもいいものについて、詳しく教えてもらいました。ゲストにとって、本当に親切な招待状とは?

招待状の基本は、【本状】と【返信用はがき】

招待状

招待状をオーダーしたり自作用のキットを購入したりすると、必ずセットになっているのが【本状】【返信用はがき】【封筒】の3つ。結婚式の日時の案内を印刷した【本状】と、返信先の住所が書かれた【返信用はがき】を入れるのは、誰に送る場合でも必須。
「挙式に列席するゲストと披露宴から来てもらうゲストに分かれる場合は、【本状】の文面を2種類作ることもあります。その場合は文面を入れ間違うことがあるので、封入時は注意を払いたいですね。封筒への入れ方は、本状の中に全て挟んだり、小さいものから順に重ねて入れたり、会場のプランナーさんによって違うようです」(田中さん)
次は【本状】と【返信用はがき】以外に入れるものについて、徹底ヒアリング!

【会場までの地図】と【送迎バスの乗り場案内】はゲスト全員に入れて

マップ

【会場までの地図】と【送迎バスの乗り場案内】は、ゲスト全員に入れるのがマナー。たとえ有名な会場でも、建物の入り口や宴会場までの行き方までは詳しく分からないことがあるため。また送迎バスに乗らないゲストでも、急きょ利用することも考えられるので、あえて省かずに。
「【会場までの地図】の制作はペーパーアイテムの専門店でも可能ですが、できれば結婚式会場で用意している地図を購入した方が間違いなく確実です。外部で制作したときは、必ず会場のプランナーさんに確認してもらってください。【送迎バスの乗り場案内】も外部では細かい場所までは把握できないので、できるだけ会場が作成したものを使って」(田中さん)

【付箋】は口頭でお願いした後の正式な依頼状という意味合い

付せん

受付係など当日会場で役目をお願いしているゲストには、それぞれ内容に沿った付箋を入れて。主な内容は【挙式への列席】【祝辞】【乾杯の発声】【受付】【余興】【親族紹介・写真撮影の集合時間】など。招待状に入れる付箋は、結婚式の題目に沿った内容のみで、その他の細かな頼み事などでは使わないので注意を。
「付箋で依頼する内容は、招待状を送る前にゲスト本人に新郎新婦から直接お願いをしておくのが鉄則です。招待状にあらためて付箋を入れることで、ゲストとしては正式な依頼を受けたという形になります。付箋が入っていないとゲストは正式に頼まれたのか不安に思うので、依頼した人には付箋を入れるのが礼儀です」(田中さん)

【案内状】はゲストを迷わせないよう必要最低限に

案内状

結婚式会場によっては【美容室の案内】など会場併設のサービスの案内を招待状に入れてほしいと渡されることが。
「着付けや美容の案内は、着物で出席したいという友人や親族の女性だけに入れればOKです。新郎新婦側で既に着付けの予約を取っているゲストには、誤解を与えるので入れない方がいいですね」(田中さん)
二次会の出欠を幹事が取る場合は【二次会の案内】を招待状と一緒に新郎新婦から送ると、ゲストが混乱してしまうことも。場所と時間を周知するために同封するなら、連絡先が幹事であることを明記して。
新郎新婦がゲストの宿泊するホテルを予約しているときは、ホテルの連絡先やチェックインの時刻、交通手段などを記載した【宿泊先の案内】を入れておくと親切。
「案内状を入れることでゲストが迷うことがあっては本末転倒です。受け取ったときにわかりやすいか、ちょっと想像すると入れるべきものと必要ないものがハッキリすると思います」(田中さん)

【会場近隣のショップやカフェなどの情報】は余裕があればチャレンジ!

手作りマップ

リゾートや観光地の会場で式を挙げる場合、遠くから足を運んでもらったゲストには滞在時間も楽しんでもらいたいもの。そんなときは、会場周辺のショップやカフェ、お勧めのお土産が買える店などの情報を載せたリーフレットを作って招待状に同封するハイレベルな花嫁も!
「絶対必要な物ではないですが、ふたりの心遣いがゲストに伝わるステキな方法だと思います。限られた時間内でゲストに楽しんでもらえるよう、紹介する店の定休日やオープン時間を確認しておくとより親切ですね。幼い子ども連れのゲストには、おむつ替え台や授乳室の場所なども盛り込むと喜ばれそうです」(田中さん)

【食物アレルギーの有無の確認】はプランナーと相談を

最近は食物アレルギーの有無を確認する文面を返信用はがきに入れる人が8割。まずは会場に食物アレルギー対応が可能か確認を。対応が必要なゲストには、気を付けるべき程度を改めてヒアリングして。
「食物アレルギーの確認は、事故を防ぐためのリスクヘッジとしてマナーの意味合いで入れることが多いです。当社では『お体にあわない食材などがございましたらご遠慮なくご記入ください』という文面を入れています。」(田中さん)

From 編集部

送付前に必ずプランナーに確認してもらおう

招待状の文面は、忌み語を避けたり句読点を使わなかったり、独自のマナーがあるので、間違いや失礼がないか必ず送る前に担当プランナーにチェックしてもらおう。また送付の時期をゲストによってずらすと、受け取った側は補欠要員と思うことがあるので、必ず一斉に送付して。招待状は新郎新婦からゲストに送る最初のギフト。受け取った相手が結婚式を楽しみにしてくれるよう、心を込めて送ろう。

構成・文/稲垣幸子 イラスト/Ricco 
サムネイル写真提供・取材協力/favori(ファヴォリ)TEL03-6274-8695
※掲載されている情報は2016年7月時点のものです

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