デザイナー小杉麻希の手作りウエディングvol.16 オトナ気分な席札
センスの良いブライダルアイテムを発信するブランド「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」のデザイナー小杉麻希さんがウエディングを素敵に彩るDIYを紹介する連載企画。分かりやすいHOW TO付きで思わず作りたくなるアイテムが満載です!
石こう風、真っ白コーデのオトナ席札はいかが?
連載16回目となる今回は、ゲストテーブルのコーディネートを引き立てかつフォトジェニックな、立体的な席札スタンド&ネームタグをオールホワイトで提案。使うのはマットな仕上がりになる純白のペンキ。どんな小物も石こう風のアートな雰囲気に変えてくれる「白」の魅力で、パーティのテーマに沿ったさまざまな小物(例えば新郎好みのミニフィギュアでさえも!)をアートな席札に変身させて♪
用意するもの
<材料>
●真っ白にしたい小物
(写真はミニカボチャとレモン)
●つや消し(マット)タイプの白ペンキ
●ゲストの名前を印刷した紙
(シンプルなものでOK)
●席札を留めるリボンorひも(好みで)
<道具>
●両面テープorグルーガン
[1]ペイントしたい小物をペンキにIN
ペイントしたい小物をペンキ缶の中に入れて、余分なペンキを切って容器から出して乾かします。1回で全体にペンキをつけると乾かすときの接地面に困るので、モチーフの上下で2回に分け、1回目のペンキが乾いたら逆側にペンキをつけるという作戦がおすすめ。
[2]タグをコーディネート
ホワイト on ホワイトの世界観が可愛いので、ゲスト名を記すタグはごくシンプルなデザインで十分。コーディネートの素敵ポイントは、純白、オフホワイトなど、さまざまなトーンのホワイトをミックスすること。タグにホワイトのリボンをちょこんとつけて、両面テープ(またはグルーガン)で留めたらフィニッシュ。
MAKI′S VOICE
形や色がバラバラでもマットな白にペイントすれば、統一感が出るだけでなく、一気におしゃれ小物に変身。例えば、パーティのテーマにリンクした小物や、ふたりが好きなアイテムを一堂に集めて全部真っ白にペイントして席札にしたら、どんなに楽しいでしょう♪ パーティが始まるまで、テーブルで待つゲストたちの話題も弾みそう。気を付けたい唯一のポイントは石こう風に仕上がるつや消し(マット)タイプのペンキを選ぶこと。ゲストがにっこりするような、ふたりらしい席札になったら大成功です!
小杉麻希
「vanillawhite」主宰
http://vanillawhitework.blogspot.jp
自身のウエディングで実現できなかったアイテムの数々を未来の花嫁のために作りたいという想いで立ち上げた「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」にて、2004年より招待状やウエルカムボード等のデザインや、制作販売を開始。現在はウエディング広告、雑誌の撮影小物制作やロゴ制作等も手掛ける。皆の想いを一つにして、どんなウエディングにしようかと想いをはせる時間が好き。
制作・文・スタイリング/小杉麻希 撮影/飯貝拓司 構成/磯部 彩
※掲載されている情報は2016年4月時点のものです。
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