デザイナー小杉麻希の手作りウエディングvol.10 チュールリボン
センスの良いペーパーアイテムを発信するブランド「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」のデザイナー小杉麻希さんがウエディングを素敵に彩るDIYを紹介する連載企画。分かりやすいHOW TO付きで、思わず作りたくなるアイテムが満載です!
girlyな世界はヴァニラホワイト流チュールリボンにお任せ
ふわふわなチュールがつくり出すスイートな印象はウエディングにぴったり。空気感のあるチュールの純白カラーに、サテンリボンの優しいミルク色を加えることで、高級感のある素敵アイテムにjump up! 席札やサンキューカード、ディスプレーに付けるなど応用自在の最強アイテムです。
用意するもの
<材料>
●柔らかく薄手のチュール
(1個につき55×25cm程度)
●ミルク色のサテンリボン(3mm幅)
(1個につき40cm×2本)
●ミルク色のサテンリボン(10mm幅)
(1個につき30cm×1本)
<道具>
●はさみ
[1]チュールを55×25cmにカット
チュールをぎゅっとまとめて55cmの長さに切り分けます。切り終えたものを、同じやり方で今度は幅を25cmにカット。大量に製作する時はチュールは広げてカットするより、束ねて切る方が時間短縮に♪ 多少切り口が曲がっても仕上がりは全く気にならないのでご安心を。
[2]リボンを必要な分だけカット
次はリボンを切り分けます。30cmと40cmの厚紙などを用意し、それにぐるぐると巻き付けてからリボンの両端をカットすると、手早く30cmと40cmのリボンがカットできます。
[3]チュールとリボンを束ねて結ぶ
チュールとリボン3本を束ねて真ん中を揃え、まとめて中央でぎゅっと一結びしたら出来上がり。
【other arrange.01】カードや電飾にチュールリボンを
シンプルな文字だけの席札やサンキューカードも、このリボンを付ければスイートな特注アイテムに格上げ。さらに電飾コードにこのリボンを結んで明かりを灯せば大人可愛い世界観が作れます。昼、夜どちらのパーティでも華やぎを添えてくれるグッドデコレーションに。
【other arrange.02】send off には鈴をプラス
鈴の音を鳴らして新郎新婦をお見送りする「send off」を作るなら、鈴を1粒通した3mm幅のリボンでチュール&残りのリボンを縛って、グル―ガンで持ち手に固定を。持ち手はタピオカドリンク用の半透明の太ストローをチョイスして、ピュアなホワイトカラーで統一。見た目にも耳にも、もっと愛らしく♪
MAKI’S VOICE
今回ご紹介した「ヴァニラホワイト」でも一押しのレシピ「チュール×リボン」。チュールのふんわりした素材感を生かしながら、表情の異なる素材を加えることで、どこか平凡になりがちなチュール装飾をブラッシュアップ! 可愛いビジュアルでロビー装飾はもちろん、テーブルコーディネートやペーパーアイテムに加えたりと応用力は抜群。皆さんがどんなふうにアレンジするのか、ぜひお写真で見せていただけたら嬉しいです。
小杉麻希
「vanillawhite」主宰
http://vanillawhitework.blogspot.jp
自身のウエディングで実現できなかったアイテムの数々を未来の花嫁のために作りたいという想いで立ち上げた「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」にて、2004年より招待状やウエルカムボード等のデザインや、制作販売を開始。現在はウエディング広告、雑誌の撮影小物制作やロゴ制作等も手掛ける。皆の想いを一つにして、どんなウエディングにしようかと想いをはせる時間が好き。
制作・文・スタイリング/小杉麻希 構成/磯部 彩 撮影/飯貝拓司
※掲載されている情報は2016年1月時点のものです
- 挙式2ヶ月前
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