ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 結婚準備
  4. 親あいさつ
  5. 見られてます。親あいさつでの無意識なクセに要注意!
お金・常識
Share on>

見られてます。親あいさつでの無意識なクセに要注意!

結婚のごあいさつをするために彼の親に会う・・・・・・想像するだけで緊張しますよね。初対面ならなおさらです。彼の親の第一印象を良くしたいなら、身だしなみや服装に気を使うのはもちろん、好感度を下げてしまうような言葉や行動のクセを見つけ、事前に直しておくことがとても重要。ここでは、ありがちなクセと他人が受ける印象、その直し方について、詳しく見ていきましょう。

口調のクセ、声のトーンや話すスピード……あなたは大丈夫?

ペラペラ話す女子

★語尾を伸ばしてしまうクセ
「〇〇がぁー」「〇〇なのでぇー」「〇〇なんですぅー」といちいち語尾を伸ばして話すクセは、子どもっぽい印象だし、続くと耳障りに感じます。最後の母音を残さないように語尾をすっと離すことを意識すれば直りますが、語尾をきっぱり言い切り過ぎると強くてきつい印象になってしまうので気を付けて。「そうなんですねー」といった共感ワードは語尾を優しく伸ばした方が気持ちが伝わります。      
★話し始めのクセ 
「えっとー」「あのー」「なんかー」など、話し始めるときについ余計な言葉を入れてしまう人、よくいますよね。緊張すると特に出てしまいがちなので、要注意です。このクセがある人は、言いたくなってもまずは我慢。沈黙の「間」ができても気にせずに、笑顔をキープして次の言葉を考えればOK。落ち着きと気品のある大人の女性を演出できます。
★疑問形で話すクセ
「先週? 〇〇さんと? 会場見学に? 行ったんですけど?」など、言葉の切れ目ごとに疑問形のようにいちいち語尾を上げる話し方。独特なリズムが気になって話に集中できないし、甘えやなれ合いを感じたり、自信がないように聞こえてしまうのでやめましょう。語尾を上げず、丁寧に言葉をつなげることを心掛けて。

また、自分が普段どんな声でどんなふうに話しているか、意識したことはありますか? 話す内容が良くても、話すときの声のトーンやスピードで損をしている人はたくさんいます。例えば、高過ぎてキンキン響く声や、もごもごして内にこもった声、小さ過ぎて自信がなさそうな声で話したら、どうでしょう? 声が聞き取りにくいというだけで彼の親をイライラさせたり、「軽い人」「暗い人」など、人柄を誤解されてしまう可能性もなくはありません。
一番聞き取りやすいのは穏やかなアルトの声。口角を上げて話すと、自然に笑顔になるし、明るく聞き取りやすい声になります。声が高い人は、普段より2音階ぐらい低めの落ち着いた声を意識して出してみましょう。つい早口になってしまう人は、相手の聞き取りやすさを最優先に考えて。テレビのニュースキャスターの声のトーンやスピードはいいお手本です。時には自分がキャスターになったつもりで、練習してみるのもオススメです。

出会ったときのあいさつが「第一印象」を決める!?

服装や身だしなみに気を使い、相手の目を真っすぐ見ながら笑顔であいさつするのは、彼の親に第一印象で好感を持ってもらう基本中の基本です。
あいさつは「お会いできてうれしいです」という気持ちを込めて、ゆっくり丁寧に。最後まで笑顔をキープしながら、姿勢の良いお辞儀が加われば完璧です。
最初のあいさつがきちんとできれば、その後の会話の内容や言葉遣いで多少失敗しても、大目に見てもらえるもの。緊張すると顔がこわばる、伏し目がちになるなどのクセがある人も、最初のあいさつだけは特に気を付けて、ビシッと決めましょう。

彼の親の前では、彼を大切に思う気持ちをアピールして

いちゃいちゃカップル

初対面の親に、普段通りのふたりの姿をさらけ出してしまうのはキケン。彼とふたりでいると、つい出てしまう言葉や行動のクセにも注意しましょう。例えば、親が目の前にいるのに、いつも通りイチャイチャする行為は、ほほ笑ましいを通り越して、節度や常識がないと思われてしまいます。どんなにラブラブでも、程よい距離感をキープしましょう。
彼の名前を呼び捨てにしたり、あだ名で呼ぶのもNG。名前を付けてくれた親への敬意も込めて、「〇〇さん」(「下の名前」に「さん」付け)と呼ぶのがマナーです。
親の前では丁寧語なのに、彼とふたりで話すとき、急に口調が砕け過ぎるのも感じが悪いもの。彼に対しても丁寧かつ優しい言葉遣いで接すれば、彼を大切に思う気持ちが伝わり、彼の親にも「この人なら大丈夫」と安心してもらえます。いつもと違い過ぎて彼が戸惑ってしまわないように、「今日はいつもより丁寧に話すから、笑わないでね」など、事前に伝えておきましょう。
会話の中で心掛けたいのが、話し上手より聞き上手になること。普段つい話し過ぎてしまうという人は特に注意して。また、彼の親が彼のことを「うちの息子は優柔不断で」などと謙遜しても、「そうですね」などと同意してはダメ。「〇〇さんは考えが深いので頼りになります」などとあくまでも彼を褒め、立てる姿勢を貫きましょう。

彼親や自分の親の正しい呼び方をもう一度おさらい!

彼の親に対しては、「〇〇さんのお父さん」「〇〇さんのお母さん」が正しい呼び方。いきなり親しげに「お義父さん」「お義母さん」と呼び掛けたり、「おじさん」「おばさん」呼びをしないよう注意して。
自分の親の呼び方も常識が問われるポイント。「パパ」「ママ」や「お父さん」「お母さん」では、敬語が使えないと思われてしまいます。人前では「父」「母」と呼ぶのが正解。普段から使って、慣れておきましょう。

緊張すると普段以上に出てしまう行動のクセに注意

モジモジな女子

彼の親には、なにげないしぐさや行動のクセもしっかり見られています。
しょっちゅう髪をかき上げたり、顔を触ったりするクセは、清潔感が損なわれるし、落ち着きや品がないと思われてしまう「良くないクセ」の筆頭。「緊張して固くなるとついやってしまう」という人も多いので、普段以上に気を付けましょう。
相手の目を真っすぐ見られず、伏し目がちになってしまうクセも、恐怖心や自信がないことを表すようで、いい印象を与えません。「目は口ほどにものを言う」のは本当。シャイな人も、笑顔で真っすぐ彼の親を見て、好意と真心を伝える努力をしましょう。
背中を丸くしたり、すぐ足を組むクセも感じが良くありません。背筋をすっと伸ばし、脚を斜めに揃えるだけで品良く見えて、好感度アップ。普段から練習しておく価値ありです。

食べているときに話し掛けられたらどうする?

結婚のあいさつに行ったとき、「一緒に食事でも」という流れになるのはよくある話。くちゃくちゃ音を立てながら食べるクセのある人は、今のうちに直しておきましょう。
でも、ちょうど口の中に食べ物が入っているときに彼の親に話し掛けられたら、どうしますか? 相手を待たすのも申し訳ないし、かといってモグモグ食べながら話すのもお行儀が悪いと思われそうで、悩みますよね。
そんなときはまず相手の目を見て笑顔で会釈し、手で口元を隠すジェスチャーで「口に物が入っているのでちょっと待ってください」とさりげなくアピール。飲み込んだ後に「失礼しました」と話し始めれば、相手も嫌な気分にならないし、食べ物をかみながらしゃべるというマナー違反をせずに済みます。
会話を楽しむことを目的に食事する場合は、ひと口の量をいつもより少なめに、と心掛けるとスムーズです。

恥ずかしいけど効果絶大! 自分の姿をスマホ撮りでチェック

ハキハキ話す女子

話し方や行動のクセは、無意識に出てしまうのが怖いところ。良い印象を与えるものもありますが、中には話す内容よりそちらの方が気になってしまったり、不快感を持たれるものも。事前に客観的な視点でチェックしておくと安心です。
オススメは、自分が話している姿を、彼に頼んでスマホなどで撮影してもらうこと。当日と同じ服装・化粧をし、彼が親の役になり、話し掛けながら撮ってもらえば、当日のリハーサルにもなり一石二鳥です。
撮った映像を見ると「私、こんなクセがあったんだ」と気付きや驚きがいっぱい。彼や自分の親にも見てもらい、どこを直すべきか、アドバイスしてもらいましょう。
これで彼の親の第一印象がアップするなら、恥ずかしいなんて言っていられません。ぜひ試してみて。

From編集部『日常の中でクセを直していこう』

無意識に出るクセやその直し方について紹介してきましたが、クセは日常的な行動から出てしまうもの。彼の親にあいさつするときだけ付け焼き刃で直せばいいというものではありません。大切なのは日々の努力の積み重ねと、相手への思いやり。日常生活のあらゆる場面で、人を不快にさせてしまうクセを意識して直していけば、女子力も人間力も確実にアップ。いざというときにあなたの真価となって現れ、大きな力になってくれます。彼の親へのあいさつ=自分磨きのチャンスと考えて、楽しみながらトライしてみてください♪

取材・文/笠原恭子 取材協力/岩下宣子先生(現代礼法研究所主宰。NPO法人マナー教育サポート協会理事長) 構成/小森理恵(本誌)
※掲載されている情報は2015年6月時点のものです

  • 挙式1年前
  • 親あいさつ
  • 結婚決まりたて
  • 常識・マナー
  • 安心したい
  • 頑張りたい
Share on>

pagetop