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結婚と仕事を考える。~先輩3組のそれぞれの選択~

結婚した後、結婚前と同じ仕事を続けるか、パートや派遣に切り替えて働く時間を短くするか、専業主婦になるか……。働き方について悩んでいる人は多いのでは? それぞれの選択をした3組の夫婦が何を基準に決断し、結婚後にどのような生活を送っているのかレポートします。

【彼:会社員/彼女:会社員→派遣】家族で過ごす時間を優先

【彼:会社員/彼女:会社員→派遣】家族で

結婚前にアパレルメーカーで5年間衣類の販売員をしていた由祈子(ゆきこ)さん(27)は、2013年3月の結婚を機に退職しました。正社員で収入は安定していたものの、勤務はシフト制で時間の自由がきかない毎日。土日も休みではないため、4年半付き合った彼とは週に1回会えるかどうかだったそう。

「結婚したら仕事より家庭の時間を大事にしたいと考えて退職しました」と話す由祈子さん。夫の誠さんは「好きなようにしたらいいよ」と由祈子さんの選択を尊重してくれたそう。退職することに迷いはなかったけれど、「自分の自由になるお金が欲しい」という思いがあり、結婚後は専業主婦ではなく短期の派遣社員という働き方を選びました。アパレル専門の派遣会社に登録し、最も短期で1日から、長期だと3カ月ほどの契約でさまざまなショップの販売員として働いています。収入は月に3~9万円ほど。「月の収入に波はあっても、自分のものを買うときに彼のお金を使わなくていい気楽さがある」と由祈子さんは話します。「この働き方が自分には合っているみたい。正社員で働いているときより肉体的にも精神的にも楽になりました」と由祈子さんは新しい生活を楽しんでいます。

【彼:会社員/彼女:会社員→派遣】由祈子さんの1日

【彼:会社員/彼女:会社員→派遣】由祈子

由祈子さんの毎日は、朝7時前に起きて誠さんのお弁当を作ることから始まります。誠さんを見送った後、仕事があるときは出勤し、18時~19時ごろに帰宅。その後ご飯を作ってふたりで一緒に食べます。仕事が休みのときは、夫を見送った後に家でのんびり過ごすことでバランスをとっています。「お弁当や夜ご飯作りも、仕事が休みの期間があるのでストレスになりません。毎日フルタイムで働いていたら、家事も仕事も中途半端でイライラしていたかも」と言います。「身体に負担のない程度に働いたらいいよ」と話す誠さんは、由祈子さんが仕事で疲れているときは洗い物をしてくれることも。お願いしたことはいつも手伝ってくれるので、すごく助けられているのだそう。
ふたりで過ごす時間を大事にするために、由祈子さんは夜ご飯までには帰れるように早番にしたり、夫の休みの日には仕事を入れないようにしたり、自由がきくのも派遣のいいところ。土日はふたちで1週間分の買い物をしたり、ドライブに出掛けたり、付き合っているときよりも一緒に過ごす時間を長くとれるようになりました。

由祈子さんからのアドバイス~優先順位を決めて

「結婚が決まったとき、私が一番優先したいと考えたのは、夫との時間でした。もしまだ仕事をしたいという思いがあれば続けていたと思います。まわりの友達の中でも私のような働き方は珍しく、ずっと家にいるよりも仕事をしていた方が気持ちにゆとりが持てるという人もいます。本当に人それぞれなので、自分が一番何を優先したいかを考えて決めることが大事だと思います」(由祈子さん)

【彼:会社員/彼女:会社員→専業主婦】人生初の家事に挑戦

【彼:会社員/彼女:会社員→専業主婦】人

愛子さん(37)は13年間務めた情報サービス系企業を退職し、専業主婦を選択しました。仕事は楽しかったけれど、激務で体調を壊しがちだったという愛子さんは、結婚後に専業主婦になることを選びました。

理由の一つは「家事に真剣に取り組んでみたい」という気持ちから。36年間実家暮らしだった愛子さんは、これまで家事は親に任せきりで、仕事に追われていたそう。一度、ちゃんと家事と向き合って自分自身で生活を丁寧に整えることに挑戦したかったと言います。最初はきっと手際が悪いだろうと思ったので、中途半端にならないよう、家事に専念することにしました。また、妊娠を視野に入れているので、できるだけストレスをなくしたいという思いもありました。

この愛子さんの選択を聞いて、夫の真志さんは最初、愛子さんが退屈するのではないか?と気がかりだったと言います。でも愛子さんの思いを聞いて意見を尊重。もともと1人暮らしが長く、愛子さんより家事が得意だったそうですが、今は愛子さんの仕事を奪わないようサポートにまわっています。「でも、また働きたくなったら家事は分担しようね」と言ってくれているそう。今でも包丁研ぎや力仕事は真志さんが率先して担当しています。

【彼:会社員/彼女:会社員→専業主婦】愛子さんの1日

【彼:会社員/彼女:会社員→専業主婦】愛

愛子さんは朝6時に起床し、朝ごはんを作ります。7時過ぎに夫を見送った後は、1日家事をして過ごします。「20代のころは自分が専業主婦になるなんて考えたこともなかった」という愛子さんですが、実際に家事をやってみると、「新しいことなのですごく楽しい!」とのこと。はじめは料理本を見ても「一口大って何?」というレベルだったけれど、今は料理のレパートリーも増え、手際良くできるようになりました。「掃除も料理も、どうやったら効率良くできるかを考えるのが楽しくて。日々新しい方法を試しているので、飽きることはありません」と愛子さんは話します。

経済面でも主婦の工夫が光ります。「時間があるので毎日スーパーのタイムセールを狙えます。疲れたから外食にしようということもないので、食費も抑えられる。共働きよりも世帯収入は少ないかもしれないけれど、節約はかなりできているのでは」と愛子さん。
結婚するときに愛子さんは毎月必要な化粧品などの金額をすべて真志さんに提示しました。「後から勝手に使うと後ろめたくなっちゃうけど、最初に話しているので気にならない」と話します。さらに、真志さんは「家庭の収入だから一緒に稼いだお金だよ」と言ってくれるのだそう。

愛子さんからのアドバイス~まずはやってみること

「もともと仕事中心の生活をしていた私が今専業主婦を楽しめているのは、一つはSNSのおかげ。家にずっと一人でいてもLINEやFacebookを通していつでも友達とつながっていられるので、淋しさを感じることはありません。
もう一つは、一人暮らし経験の長い夫が家事の大切さを分かってくれること。例えば排水溝の髪の毛を毎日取るだけで、ありがとうと言ってくれます。もし、やって当たり前という対応だったら心が折れていたかも(笑)。
選択するときは、まずは自分がやりたいと思うことをやってみては? ただ、環境が許すかどうかもあり、必ずしも自分の望む通りにはいかないこともありますよね。だけど、やってみないとわからないので。案外、どの道も楽しみを見つけられるのではと思います。専業主婦も実際にやってみると新しい発見がありました。いろんな人の意見を聞いてみるのもいいと思います」(愛子さん)

【彼:会社員/彼女:会社員】今の仕事をやり切りたい

【彼:会社員/彼女:会社員】今の仕事をや

人材紹介会社でキャリアコンサルタントとして働く幸子さん(32)は、結婚後も同じ仕事を続ける道を選びました。幼い頃から「女性も働いた方がいい」と母親に言われて育った幸子さん。「まさに刷り込みですね(笑)。結婚後に仕事を辞めるという選択肢はありませんでした」と話します。

何よりも、幸子さんは今の仕事が好きで毎日が楽しいと言います。転職を検討したこともあるけれど、夜早く帰れる業種には自分のやりたいことが見つけられませんでした。「人材業界で働いて10年になるけれど、最初の7年は制作や営業などで経験を積み、3年前にやっと夢だったコンサルタントの仕事に就けた。今は大変だとしても、もし子どもが生まれたら、しばらくは仕事を離れざるを得ないので、それまでは走り切りたいです」(幸子さん)

こんな幸子さんの働く姿勢を、夫のHさんも尊重してくれています。家事に対しては「できるときにできる方がすればいい」というスタンスで夫婦共働きの生活が始まりました。

【彼:会社員/彼女:会社員】幸子さんの1日

【彼:会社員/彼女:会社員】幸子さんの1

結婚から1年ほどは、試行錯誤の連続だったという幸子さん夫妻。ふたりとも仕事から帰るのが22時過ぎ。平日は洗い物や掃除などの家事が滞ってしまいました。「特にふたりで分担を決めて始めたわけではなかったので、無秩序からのスタートでした」と幸子さんは振り返ります。
その後、ふたりで話し合い、解決策として「電子機器に頼る」という選択をしました。今は掃除は自動掃除機、洗い物は食洗器を活用しています。家事代行サービスも検討中なのだとか。

また、結婚後しばらくは、夕食はすべて家の近くの居酒屋などでの外食だった幸子さん夫妻。「さすがに毎日外食だと太るしエンゲル係数は高くなるし……」と、最近は土日に料理を作り貯めするようになりました。3日間分は作れるので、今は週の後半だけを外食に。お気に入りのお店で、夫と他愛のない話をしながら過ごすのは幸子さんにとってほっとできる癒やしの時間。
少しずつふたりで分担を話し合い、はじめは洗濯くらいしかできなかったHさんも、今は食材の買い出しや布団干しなどの力仕事、トイレ掃除などを分担しています。

幸子さんからのアドバイス~デメリットを補う方法を考える

「私はずっと家にいることに向いていないので、仕事をしていない自分が想像できないんです。だけど、選択肢は本当にたくさんあるので、まずはどんな生活があるのか、考えられる生活を想像してみるといいかなと思います。キャリアや年齢、そのときのタイミングによっても選択肢は変わります。いま、どうするのが最適かを考えて、ぜひ自分が納得できる選択をしてください。

すべての選択肢には、必ず良い面と悪い面があると思いますが、私たち夫婦が家事を電子機器に頼るように、悪い面を補う方法は必ずあるはず。最初は手探りでも、少しずつ自分たちに合った生活へと馴染んでいくものだと感じています。ただ、私たちは初めに決めなさ過ぎて時間がかかってしまったことが反省点です。これから結婚生活をスタートする方は、家事を一度すべて書き出して、あらかじめ分担を決めておくとスムーズに新生活を始められると思います」(幸子さん)

from編集部『彼と話し合いながら、ふたりに合った選択を』

今回、それぞれ違う働き方を選択した3人の先輩花嫁に話を聞きました。共通していたのは、3人とも自分の選択に納得し、今の生活を楽しんでいること。そこには、夫婦でよく話し合い、お互いに助け合って生きていこうとする姿がありました。年齢やそれまでに過ごしてきた環境、向き不向きなどによって、選択する生き方は変わります。その選択に正しいも間違いもありません。結婚はこの先の自分の生き方と向き合うチャンスでもあります。これからの生活を一緒に築いていくパートナーとしっかり話し合って、今回登場してくれた先輩花嫁のように、自分らしく幸せな生活を手に入れてくださいね♪

取材・文/尾越まり恵

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