ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 結婚準備
  4. 結婚準備全般
  5. 【結婚と仕事を考える】働き方を変えた女性は4割。なぜ?後悔は…?
お金・常識
Share on>

【結婚と仕事を考える】働き方を変えた女性は4割。なぜ?後悔は…?

【結婚と仕事を考える】働き方を変えた女性は4割。なぜ?後悔は…?

結婚したら仕事をどうしようか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?今まで通り続けた方がいいのか、辞めたり転職したりした方がいいのか。仕事への向き合い方は人それぞれだし、カップルによっても状況や考えは違うから選択肢もさまざま。この記事では、結婚を機に働き方について考えたという先輩花嫁のコメントや実例を紹介します。自分に合った結婚後の働き方のヒントにしてください。

結婚を機に…… 仕事はどうした?

5割の人が同じ職場で続ける一方、退職・休職派も約3割

結婚を機に…… 仕事はどうした?

「結婚後、仕事はどうした?」という質問に対し、「同じ職場で仕事を続けた」という人が最も多く51%。次いで「仕事を辞めた/休職した」が28%、「職場を変えて仕事を続けた」が15%という結果に。結婚を機に仕事へのスタンスを変える人は約4割に上り、それぞれに理由や背景があることがわかりました。

TO:退職もしくは休職した人

★仕事を辞める選択をして「良かったこと」は?
女性

家事に集中でき、家族と過ごす時間が増えた(nさん)

女性

仕事のストレスから解放されて、体調やお肌の調子も良くなった(M.Yさん)

女性

自分の時間ができ、余裕を持って新生活をスタートできた(rr.さん)

女性

妊娠期間もストレスなく過ごせた(chさん)

女性

忙しさや仕事のプレッシャーから解放された(opkcさん)

TO:退職もしくは休職した人

★仕事を辞める選択をして「後悔したこと」は?
女性

自分の収入がなくなり、使えるお金が減ってしまった(うさまらさん)

女性

頑張ってきたのに、せっかくのキャリアが途絶えてしまった(きりんさん)

女性

社会に参加できていないという孤独感を感じた(あまきさん)

女性

周りに知り合いが少なく、話し相手が夫だけになってしまった(ぱんださん)

女性

一度辞めてしまうと再就職が難しい状況になる(m.mさん)

後悔しないようによく考えて決断しよう

アンケートでは、結婚を機に仕事を見直す人が約4割という結果に。家事と仕事との両立、引っ越し、出産などさまざまな事情で結婚前と同じ条件では仕事ができない人もいるでしょう。仕事を辞めたり、時短勤務に変更したりすることで新生活がスムーズにスタートできた、ストレスが減ったというプラスの面もあれば、収入減や家族以外の人との交流が少なくなるなどのマイナス面が発生する可能性も。ふたりでよく話し合って後悔のない選択をしましょう。

【TO:結婚後も仕事を続けている人】
結婚を機に何か変えたことはある?

結婚を機に何か変えたことはある?

結婚を機に仕事に関して変えた項目の中で一番多かったのは、勤務場所(23%)。次いで勤務時間(18%)、雇用形態(17%)、業務内容(14%)という順番に。中には勤務場所と勤務時間、雇用形態をすべて変えるなど、仕事との関わり合い方を大きく変更した人もいました。

★どうして変えた?何を変えた?
女性

今後、妊娠や出産などライフステージが変わっても柔軟に働き続けられるように営業職からリモートワーク中心の事務職に転職しました(M.Kさん)

女性

家事との両立を考えて、通勤時間が片道1時間半の職場の正社員から片道5分で通える職場の派遣社員に変わりました(YMさん)

女性

フリーランスで働いていましたが、今後、産休や育休中に収入をゼロにしないために正社員として就職しました(のんさん)

女性

県外へ引っ越すことになり転職。それまでは残業が多かったので、新生活のために5時間勤務のパートになりました(K.Kさん)

女性

新居の場所が勤務地から少し遠く、夫の帰りも早めだったので、同じ職場のまま短時間勤務に変更してもらいました(やまこさん)

ここからは、結婚のタイミングで働き方や職場を変えた花嫁さん、変えなかった花嫁さんたちのそれぞれのJOB STORYを紹介していきます。今後の働き方を考える上で、ぜひ参考にしてください。

「同じ職場で仕事を続けた」
花嫁たちのJOB STORY

<CASE1>シフト制・夜勤ありの正社員のまま、結婚後も変化なし

シフト制・夜勤ありの正社員のまま、結婚後も変化なしの花嫁

正社員として夜勤もあるシフト制勤務をしていたA子さん。フルタイム勤務で収入が安定していることに一番のメリットを感じ、結婚後も同じ条件で仕事を続けることに。ただし、子どもが欲しいので今後は夜勤をやめて昼勤のみに勤務時間を変えることも考え中だそう。

今の心境を教えて!

花嫁

約1年前に、結婚後も働ける職場を探し転職したところだったため、そのまま同じ職場で仕事を続けました。ですが、結婚当初の多忙で残業続きだった頃は、彼に対して申し訳ないと思うことも……。今後は夜勤シフトのない働き方も検討していくつもりです(A子さん)

<CASE2>結婚を機に、仕事量の負担の少ない部署に異動

結婚を機に部署異動した花嫁

結婚後に子どもを授かることを望んで、同じ職場内でも負担の少ない部署に異動した小池知香さん。家族との時間や子どものことを考え、収入よりゆとりのある生活を望むようになったのだとか。夫婦の収入と必要なお金を計算し、その差額を埋められつつ、負担の少ない部署に異動届けを出すことで収入と時間、両方確保することに成功。

今の心境を教えて!

花嫁

収入も大事ですが、負担が多い部署では続かないと思い、部署異動の希望を出しました。その後、妊娠もわかり、体調も優れなかったので結婚を機に異動しておいてよかったと思いました(小池知香さん)

<CASE3>正社員のままだが、コロナをきっかけにテレワークが増えた

正社員のままだが、コロナきっかけにテレワークが増えた花嫁

子どもができるまでは仕事を頑張ろうと思っており、結婚をしても仕事を変えるつもりはなかったというYukaさん。彼が起業したこともあり、万一何かあっても支えられるようにという思いもあったのだそう。テレワークが増えたことで、多忙ながらも夫婦でコミュニケーションが取りやすくなり、このままのスタイルをしばらく続ける予定。

今の心境を教えて!

花嫁

夫が起業したので、いざというときには私が支えられるように職場や仕事内容を変えることなく、正社員として仕事を続けることにしました。自分のためというより家庭のための選択でしたが、収入面を含め納得しています(Yukaさん)

<CASE4>正社員のまま、結婚後もさらにキャリアアップ

結婚後にキャリアアップした花嫁

仕事のキャリアアップになるローテーションを希望したところ、願いが叶い担当業務が増えたというK.Mさん。異業種で働く彼と出会い、今のうちにもっと広く経験を積みたいと思ったのがきっかけだった。公私共に忙しい毎日でも充実した毎日に満足しているのだそう。

今の心境を教えて!

花嫁

結婚後の働き方としても福利厚生や待遇が良い正社員でいることはメリットが大きいと実感しています。忙しさはありますが、今まで培ってきた経験や知識が生かせる現在の仕事に満足しており、これからも仕事は続けていきたいです(K.Mさん)

「職場を変えて仕事を続けた」
花嫁たちのJOB STORY

<CASE1>結婚後は、帰りが遅い契約社員から事務のパートに変更

結婚後は、帰りが遅い契約社員から事務のパートに変更した花嫁

転職支援を行う会社の契約社員として勤務していたomiさん。帰宅が毎日20:00ごろになるので結婚後の生活に不安を感じていたのだとか。そこで、結婚のタイミングで週4日勤務の調剤事務のパートに転職。無理なく家事と仕事の両立ができるようになったそう。

今の心境を教えて!

花嫁

以前より余裕のある勤務スタイルになったので、家事と仕事のバランスが取りやすくなりました。夫が薬剤師なので調剤事務の仕事を通して彼の大変さがわかり、共通の話題も増えました(omiさん)

<CASE2>正社員から業務委託のフリーランスに転身

正社員から業務委託のフリーランスに転身した花嫁

東京と沖縄の遠距離恋愛だったROCHIさん夫妻。結婚を機にROCHIさんが東京を離れるタイミングで会社を辞め、業務委託のフリーランスに転身。それまでは仕事量が多く帰宅時間も遅かったが、フリーランスは在宅勤務が中心で家事との両立がしやすく、納得の選択となった。

今の心境を教えて!

花嫁

結婚のタイミングで働き方についてじっくり考えました。社会保障という点では正社員が良かったのですが、在宅勤務のフリーランスになったことで時間にも気持ちにも余裕が生まれました。私にはこのスタイルが合っていると思います(ROCHIさん)

<CASE3>シフト制・夜勤ありの職場から、昼勤のみの職場に転職

夜勤あり・シフト制の職場から、昼勤のみの職場に転職した花嫁

神奈川から彼のいる愛知へ引っ越すことが決まっていたあいりさん。総合病院の正社員として忙しく働いていたが、結婚後は専業主婦やパートも選択肢に入れて検討。夫婦で話し合い、働けるうちにお金を貯めようと正社員として続けることに。夜勤ありのシフト制から昼勤のみで通勤時間が短いクリニックに転職した。

今の心境を教えて!

花嫁

総合病院時代は夜勤があったのですが、今は昼勤のみで家事もしやすく、夫と過ごす時間も多いので満足しています。子どもができるまでは今の働き方でしっかりお金を貯めたいと思っています(あいりさん)

「仕事を辞めた・休職した」
花嫁たちのJOB STORY

<CASE1>正社員事務職を辞め、3カ月の休養期間を取った

正社員事務職を辞め、3カ月の休養期間をとった花嫁

正社員の事務職として働いていたkiyoka17さん。結婚の前に体調を崩してしまったこともあり、退職して3カ月間休むことに。その期間、新生活の準備をしたり、資格の勉強をしたりと充実した時間を過ごせた。心身を休めることもでき、退職は正しい選択だったと考えているそう。

今の心境を教えて!

花嫁

心も体も休められ、ストレスから解放された3カ月間。実家で親とのんびり過ごすこともでき、貴重な期間でした。結婚後、しばらくたって接客業に再就職しましたが、いったん仕事を辞めたときに必要な資格が取得できたので、辞めたことは大正解でした(kiyoka17さん)

<CASE2>帰宅が遅いシフト制の仕事を辞め、一時的に専業主婦に

帰宅が遅いシフト制の仕事を辞め、一時的に専業主婦に

教育の仕事をしていた佑美さん。シフト制担任業務だったので、日によっては帰宅するのが23:00を回るなど、結婚後も続けるには難しい勤務スタイルだった。結婚のため、引っ越すことが決まっていたので仕事を辞め、一時的に専業主婦に。前職では家事との両立が難しかったこともあり、結婚が仕事を見直す良いきっかけになった。

今の心境を教えて!

花嫁

3カ月の専業主婦期間には新生活の準備ができ、新しい土地にも慣れることができました。その後は、同じ教育系の仕事に再就職したのですが、9:00から17:00で残業がない職場を選んだので、結婚前の仕事と比べると格段に働きやすく感じています(佑美さん)

From 編集部

ふたりでしっかり話し合って決めた選択を信じてOK

先輩花嫁のコメントや実際の体験談でわかるのは「結婚後の仕事との向き合い方は人それぞれ」ということ。仕事への熱量や金銭問題、夫婦のライフスタイルなど、いろいろな要素が絡み合うことだけに結婚後の働き方を決めるのは簡単ではないはず。

結婚は、大きく生活スタイルが変わったり、将来の計画を描いたりするタイミング。結婚をきっかけに仕事への向き合い方を考えるのはとても良い機会といえるでしょう。ふたりでしっかり話し合って、納得のいく選択をしてくださいね

取材・文/関原のり子 D/mashroom design 構成/紺矢里菜(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは、2023年1月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー106人が回答したアンケート、および結婚して2年以内の女性220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年5月時点のものです

  • 新婚生活
  • 結婚決まりたて
  • 花嫁実例
  • 悩み解決
  • 安心したい
  • じっくり読む
Share on>

pagetop