期待以上に「うれしい」「助かる」! 気配り上手な花嫁のおもてなし
結婚式の印象を左右するのは、さりげなく用意された“花嫁の気配り”。アンケートを実施したところ、予想以上に「嬉しい」「助かる」と感じる気配りが、ゲストから絶賛されているよう。ここでは気配り上手な先輩花嫁のアイデアをご紹介します♪
期待以上に「うれしい」! アイデア
【写真アイテム】で会話が弾んだ
ゲストとの思い出を簡単にシェアできる写真。例えば一緒に写った写真をアルバムにして会場に置くだけでも、ゲスト同士の話題をつくる立派な気配りに! また、後日に結婚式の写真を送ると当日のことが思い出せて、ゲストもうれしい気持ちに◎
各テーブルにそれぞれのグループの思い出写真を集めたアルバムを作って置いておきました。パーティ開始前や余興の合間などにアルバムを見てくれていたようで、友人からは「アルバムをみんなで回覧しながら、ふたりの思い出話をして盛り上がった!」と言われ、作ったかいがありました(M.K.さん)
挙式後のお礼手紙だけでは味気ないなあと思い、会場のフォトグラファーが撮影した写真を印刷してゲスト全員へ郵送。友人からは「挙式後にこんな手紙をもらったのは初めて。すごいね!」と喜んでもらえました。一人一人への手書きメッセージは大変だったけど、書いてよかったです(埀野陽子さん)
フォトツリーを作って、ゲストの方が全員写っている写真をセレクト。受付スペースにフォトツリーを置いたので「待ち時間に写真を見ながら、昔を懐かしく思い出せた」と喜んでもらえました(西海真美さん)
【個別な贈り物】で想いを感じた
お車代や受付を担当してくれたゲストへの謝礼は、ただ渡すだけではなく「思いがけないプレゼント」を添えると、さらに好感度がアップ! ゲストの年齢や状況に合わせて、喜びそうなものを選ぶのがポイント。
子どもがパーティに飽きたときにと、引出物袋の中に食べやすいスナック菓子を入れました。もらった子どもも大喜びしていましたが、子どもの親からは「帰り道にも食べさせやすかった」と好評でした!(れおんさん)
受付・スピーチ・二次会幹事をしてくれた友人たちにはお車代と、少しの気持ちとして高級ブランドのチョコをちょこっとですが(笑)あげました。甘いものが好きな友人だったので、まさかのチョコで喜んでもらえました!(此原千尋さん)
披露宴後に配るプチギフトは、ふたりが大好きなコーヒーに。妊婦のゲストには、刺激が少ないカフェインレスを用意しました。友人から「そこまで考えてくれてありがとう!」と嬉しそうに言ってもらえたのでよかったです(さーさん)
期待以上に「助かる」! アイデア
【先読み手配】で心配がなくなった
ゲストは何かと忙しいもの。だから、交通手段の手配を代行したり挙式日程を早めに連絡するなど、ゲストが行動をする前に花嫁からアクションすると安心度がアップ。料理のアレルギーを確認しておくなど、さまざまな人の立場になって行動した花嫁に、ゲストは感心するはず。
シルバーウイークに結婚式を実施したので、ホテルや新幹線の座席は競争率が高いと予想。手配の必要の有無をだいぶ早い段階で聞きました。親戚は「座席が確保できて安心した」と言っていました。自分で手配すると言っていたゲストには、急いだ方がいい旨を伝えました(Emmyさん)
挙式1カ月前に、各交通機関でのアクセス方法と駅からの移動ルート、周辺の施設も含めた地図、会場の詳細な案内をまとめた案内状を送付しました。初めてその街訪れた人たちから好評で、友人からも「旅のしおりをありがとう」と褒められました(まかろんさん)
会場から遠いゲストには、あらかじめ宿泊手配を済ませ連絡を。ナイトウエディングだったため、自分の部屋で着替えやメイクができたことが好評でした! 帰りの時間を気にせずにウエディングも楽しめたようで「さすがだね!」と親戚たちにも褒められちゃいました(sana**さん)
結婚式の日取りが決まった時点でお知らせをする“Save the date(セーブザデート)”のカードをゲストに直接渡したり、郵送しました。仕事が忙しい友人たちからは「日程を早めに連絡してくれたおかげで、仕事が休めた!」と言われたし、カードがかわいいと喜んで受け取ってくれました(シオさん)
食物アレルギーやマタニティーの方には料理の差し替え、高齢ゲストには料理の切り分けとお箸の用意。また、席にブランケットを置いたり、自由に使える控室の準備をしました。宗教上の理由から教会式に参加できないゲストのためにも控室を用意したら「丁寧な対応をしてくれてありがとう」と感謝されました(ゆんさん)
【便利グッズ】が思わず役立った
ゲストへの気遣いにルールはなし! ウエディングとは一見関係ないようなツールを用意してもOKなんです。例えばウエルカムスペースに地元情報が掲載されている雑誌を置いたり、引出物袋ではなくエコバッグを用意して後日再利用できるようにするなど、ゲストの“挙式中・挙式後の行動”を予測してアイテムを考えて。
待ち時間に読めるようにと、観光名所や食事所が書いてあるフリーペーパーを会場内に置いておきました。「夜、どこで食べようか悩んでいたから助かった」「観光名所も書いてあったから帰り道に楽しめた」と嬉しい声を頂きました!(えりさん)
受け付け時ウエルカムバッグを用意して席次表などと一緒にカイロやウエルカムドリンクを渡しました。冬の時季でガーデンでの演出もあったため「寒かったけどカイロがあってよかった」と、とても喜んでもらえました(ちはるさん)
引出物の袋をずっと使えるようにしたいと考えて、ふたりのオリジナルデザインのエコバッグにしました。両親や友人たちが「丈夫だし、ちょっとした時に使える!」と言って、意外と式後にも使ってくれているのが嬉しいです(かとうさん)
【型にはまらないお礼】で気軽に受け取れた
お車代やゲストに合わせた心配りをしようとしても、「悪いからいいよ」と遠慮するゲストが多いのも事実。気持ちよく心遣いを受け取ってもらうために、ルールに縛られず“あえて形式張らない”スタイルにすると◎ 後日、ふたりらしい贈り物をするのもGOOD!
お車代をかしこまった封筒で渡すと辞退されてしまう可能性もあると思い、「ほんの気持ち」と書かれた少しカジュアルな封筒を使いました。ゲストから「断れないじゃないか(笑)!」と言われてホッとしました(ひーさん)
受付・余興をしてくれた友達などにお礼として、地元の海産物を後日郵送。「自宅に戻ってからも少しだけ観光気分が続いた!」と喜んでもらいました。当日に謝礼金を渡すよりも感謝の気持ちが伝わったと思います(ふじさん)
From 編集部
ゲストが「うれしい」「助かる」場面を想像してみて
花嫁からのさりげない気配りは、ずっとゲストの印象に残るもの。ゲストが結婚式で期待以上にうれしく、助かると思えるシーンをイメージして、ふたりらしい気配りをぜひ考えて!
構成・文/細井彩絵 ※記事内のデータおよびコメントは2017年6月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー113人が回答したアンケートによります ※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2017年7月時点のものです
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