花嫁ですが、愚痴っていいですか?
幸せいっぱいの花嫁だけど、ときにはちょっと愚痴りたくなるようなモヤモヤが発生することも……あるよねー。ということで先輩花嫁にアンケートを実施してみたら、やっぱり出てきた、結婚準備中の愚痴。先輩たちのエピソードに、自称「ゼク科医ドクター」MICHIKOが処方箋を出します!
Profile
自称「ゼク科医ドクター」MICHIKO
結婚準備をめぐる対人トラブル全般をおおらかに解決する。決め台詞は「私、心配しないので」
【彼】のこと……愚痴っていいですか?
●頼んだことをやってくれず、責めたら逆ギレ
招待状を発送する人数をプランナーさんに伝えるため、「○日までにゲストの名前と住所をリストアップしてこの表に書いておいてね」と伝えたのに、前日になっても全く手を付けない彼。当日になって書き始めたけれど、わからない部分があると、結局その日は完成せず。「余裕を持ってやればよかったじゃん」と言ったら「招待状の発送までに間に合えばいいだろ」と逆ギレされ……私も怒り爆発!(Meguさん)
\その後どうなったの?/
またこういうことがあったら締め切りギリギリにやらないでね!と仲直りしました。モヤモヤが残ったままだったので、私としては納得いきませんでしたが、いちいち怒ってたら余計事が進まないと思って……。(Meguさん)
\まだある!【彼】への愚痴/
決めることがたくさんあり、どうしようかと相談するたび「君が主役の結婚式だから、好きに決めていいよ」と言われた。相談して決めたかったのに!(サヤカさん)
ドレスで決めきれない部分は彼の意見を聞きたかったのに、好きなようにしたらいい、どれも似合ってる、などとアドバイスをくれない彼。オーダーのとき、ギリギリまで担当さんを待たせてしまいました。(かなさん)
ゼク科医ドクターMICHIKOからの処方箋・彼編
フフッ。彼がお願いしたことをやってくれない、彼女任せにし過ぎる、というのは結婚準備中によくある症状ね。こんなときは「AとBどっちをやる?」などと彼に選んでもらうのも一つの方法。自分が選んだ、というステップを踏むことで当事者意識が生まれるかも。やってみて!
【親】のこと……愚痴っていいですか?
●ずっと会っていない親戚を「招待しなさい」
幼少期以来ずっと会っていなかった親戚を「一番お世話になっているから」と招待するように諭してきた親。そんなことを言うなら、もう少し前から親戚付き合いさせてほしかったと思いつつ、人数に限りもあったことから、「自分たちが直接お世話になっている人を招待したい」と招待しませんでした。(ちびさん)
\その後どうなったの?/
結婚式の半年後、父に連れられ、その親戚の家にあいさつに行き、お祝いもいただきました。後から聞くと、その人は親の結婚式で仲人を務めてくれた人で、年に数回は父だけで顔を出していたそう。それを説明してくれれば、私たちも事前にあいさつに行き、招待したいと思ったのに、と後悔しました。(ちびさん)
\まだある!【親】への愚痴/
親戚の住所や名前の確認をお願いしたが、期日までにしてくれず、結局、あまり話したこともないような親戚にも自分で電話をし、地道にリストを作りました。(ふじさん)
1週間前に親族ゲストを増やしたいと言ってきた親。しかも他の親族に、その人を当日連れてきてと頼んだようで、一番忙しい時期にさらに忙しくなり、他の親族にも迷惑をかけることに。(かなさん)
ゼク科医ドクターMICHIKOからの処方箋・親編
わかるわぁ。親には、親戚ゲストとの間に入ってもらうことが多いけど、親にとっても難しい問題だったりするのよね。でも、トラブルは結婚式の直前になればなるほど治療が難しくなるから、親戚ゲストに関する相談は「早め」が鉄則。会場を決める段階から、よく話し合ってね!
【彼親】のこと……愚痴っていいですか?
●彼と決めたハネムーン先を反対されて白紙に
ハネムーンの行き先と期間を彼と決め、プランの絞り込みをしていた頃。彼がその計画を義母に話したところ、ふたりの意思を尊重したいけれど、安全面で心配な地域だから「少し考えさせて」と言われました。少し待って再び義母の意向を聞いてもらうと「その地域はやめてほしい」と言われ、計画は白紙撤回となりました。(ゆんさん)
\その後どうなったの?/
義母の反対から白紙撤回までドタバタしてしまい、計画が進まないまま日数が経過。お得なツアーはもうすでに予約がいっぱいの状態でした。かなり早い段階から検討を始めていたので、義母に反対されなければ、納得のいくツアーを選べたはずなのに。そして彼にも義母を説得してほしかったのにと残念に思っています。(ゆんさん)
\まだある!【彼親】への愚痴/
頼んでもいないのに、先走って親戚にスピーチを頼んでしまった彼親。断りにくかった。(まなてぃさん)
結婚式前日なのに、夜遅くまで宴会に付き合わされた。早く切り上げさせてほしかった。(O.Uさん)
ゼク科医ドクターMICHIKOからの処方箋・彼親編
彼親との間では、言いたいことを言えないって花嫁も多いわよね。かといって我慢していると、気付いたときには症状がひどく悪化しちゃうことも。そんなとき、頼りにすべきはやっぱり彼。ママっ子な彼の場合は、花嫁のほうが立場が弱いことをアピールして、かばってもらって!
【友人】のこと……愚痴っていいですか?
●仲のいい友人が「出席できるかわからない」
結婚を報告したときには「必ず出席する! 楽しみにしてるね!」と言ってくれていた仲の良い友人。結婚式が迫ってきたときに「当日仕事を休めるかわからない。シフトがわかるのが1週間前」と言われ……。仕事が忙しいのもわかっていたのでしょうがないと思いながらも内心ハラハラ。会場も1週間前までなら変更可能だったのでその旨を伝えましたが、結局仕事は休めず欠席になってしまいました。(ukepiさん)
\その後どうなったの?/
本当に残念だったけど、仕事が忙しく特殊だというのもわかっていたので仕方ないです。その分、新郎が撮ってくれたサプライズ映像に彼女からのお祝いコメントも入っていて感激。彼女が結婚式を挙げるときは、招待してくれたらぜひ出席したいと思っています。(ukepiさん)
\まだある!【友人】への愚痴/
招待状の返信が遅くてハラハラ。○日には出すと言われた日を過ぎても返信がなく、SNSで返信を催促しました。結局、人数変更の締め切りの日にギリギリセーフでしたが、内心焦りました。(M.Sさん)
結婚式と二次会の両方に招待した友人が、二次会までの空き時間があることを理由に二次会を欠席。これがもし反対の立場だったら、私は新郎新婦のために精いっぱい祝福したいと思うからこそ、とても残念でした。(C.Bさん)
ゼク科医ドクターMICHIKOからの処方箋・友人編
ひと口に友人と言っても、親しさによって「ここまでは許せる」という基準が違って判断が難しいのよね。特に出席・欠席をめぐるモヤモヤは、今後の付き合いを左右することも。「私だったらこうする・こう思う」は人それぞれなので、相手にも過度な期待を抱かずにやりとりしてね。
From 編集部
結婚準備中に愚痴りたいことは、誰にでもある!
先輩たちの愚痴を見てもわかるように、さまざまなことを決めていく結婚準備中にモヤモヤすることは、多かれ少なかれ誰にでもあるみたい。「だから心配しないで。自分ひとりでため込まず、ときどきは身近な先輩花嫁に愚痴ったりして息抜きを」と自称「ゼク科医ドクター」MICHIKOも言うように、リラックスして楽しく結婚準備を進めましょう!
取材・文/前川ミチコ イラスト/ユリコフ・カワヒロ
※記事内のデータならびにコメントは2017年2月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー105人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2017年3月時点のものです
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