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教えて! 先輩花嫁の「前撮り」がすてきな理由

スタジオのプラン通り、フォトグラファーの指示通りに撮ればそれなりにステキ。でも、どこかで見たことあるような気がしないでも……ない??
どうせ撮るなら自由で楽しい作品を残したい! 思い出深い一日にしたい! そんな意気込みをビビッと感じる先輩花嫁の作品とこぼれ話から、前撮りをスペシャルに楽しむためのメソッドを掴み取って♪

【1】前撮りを「ハネムーン」にプラスする

ハネムーン1
ハネムーン2
ハネムーン3

「ハネムーンで北海道の美瑛へ。観光情報を下調べしている中で、現地で活躍するフォトグラファーさんを知り、その作品の美しさに感動。美瑛の景色の中で私たちも撮ってもらいたいと思い立ち、メールでやりとりを重ねました。

7泊8日の旅行のうち撮影は3日目。あいにくの雨(土砂降り!)でしたが、出来上がった写真を見ると、なだらかな丘や白樺の森がしっとりと幻想的な世界に。雨だったからこそ行けた場所もあり、地元の魅力を知り尽くしたフォトグラファーさんならではの対応力に感謝しました。
景色のすてきな場所やおいしいお店を教えてもらいながら、丸一日のんびりと撮影旅行を楽しめました」
(村田 唯さん)


★プチこだわり情報★
「自然豊かな場所に合わせて、彼はベストと七分丈のパンツでラフにコーディネート。私は花摘みの少女のイメージで、ちょっぴりメルヘンなエンパイアラインのドレス。手作りの花冠とかごブーケを合わせました。衣裳は全て手頃な価格のもの。ドレスはネットショップで約5000円でした」

1枚目:背の高い白樺の森はおとぎ話みたいな雰囲気
2枚目:美瑛の代表的な景色「パッチワークの路」
3枚目:撮影日以外はお天気に恵まれて大自然を満喫

ハネムーンの記録をプロの手で残す贅沢を!

ハネムーンで訪れる非日常の美しいスポット。でも自分たちのカメラでは、どうしてもピースサインのツーショット写真になってしまいがち。滞在の1日を前撮りに充てれば、フォトジェニックな景観ごとさまざまな表情をフォトグラファーに残してもらえる。
衣裳を用意するのが大変なら、身近にある白い服で十分すてき。フォトグラファーに穴場の観光スポットを教えてもらえるなど、ハネムーン自体も充実したものになりそう。

【2】「デートスポット」でラブラブ感を自然に醸す

デート1
デート2
デート3

「地元神戸の街中で撮影したくて、1日3カ所をゆったり回ってもらえるプランを頼みました。
ヨーロッパ風の景観がおしゃれな北野を歩き、公園の芝生の上でくつろぎ、最後はハーバーランドでドラマチックな夜景をバックに。どれも私たちがデートを重ねてきた大切な場所です。

撮影は、自由な空気感を楽しんでいるフォトグラファーさんをSNSで見つけて依頼。カフェで事前に打ち合わせをしてその人柄も大好きになり、細かい構図やポーズはお任せすることに。
当日もとても和やかに撮影が進み、自分たちらしい自然な笑顔をたくさん残してもらえました」
(村上典子さん)


★プチこだわり情報★
「靴はデニム素材でリンクコーデしました。ドレスで全然見えませんでしたが大満足(笑)。彼は私服とオーダーメイドのフラワータイ。私はお気に入りのピンクのカーディガンを羽織って日常の雰囲気をプラスしました」

1枚目:美しいハーバーランドの夜景が大好き!
2枚目:昼間はいつものデート気分で町をぶらり
3枚目:3年前のスナップ。あの日も夜景を見てました!

なじみ深い場所で笑顔もポーズもナチュラルに!

デートスポットや出身学校、地元など、自分たちにゆかりのある場所で前撮りを行うと、思い出を回想したり語り合いながらリラックスした時間が過ごせる。
ポーズや撮影小物を指定し過ぎない、タイムスケジュールに十分余裕を持たせることなども、ナチュラルな作品を生み出す秘訣といえそう。

【3】撮影中の「オフショット」を家族に残してもらう

家族1
家族2
家族3

「前撮りに両家の親と私の妹夫婦も参加してもらい、わいわいにぎやかな撮影になりました。
お義父さんはマイカメラ持参。まずはお支度部屋で、ホットカーラーを巻いたサザエさんみたいな頭や口紅を差すところなど、私たちの準備の様子を記録。
前撮りがスタートすると、フォトグラファーさんと逆のアングルに回ったり、撮影を見守る家族全員を入れた引きの構図を狙ったりと大活躍。何気ない二重アゴや大爆笑した表情まで、みんなで過ごした時間を丸ごと残してくれました。

キメ顔の前撮り写真も好きだけれどちょっぴり照れくさい。でもお義父さんの撮ってくれたおふざけ写真は、いつ見てもほっこり笑えます」
(maiチンさん)


★プチこだわり情報★
「両家が顔を合わせるのは、この撮影が3度目。結婚式までに会う機会を意識的につくったことで、当日も和やかな空気になりました。
ヘッドアクセサリーやネイルチップは友人の手作り。ガーランドは妹に材料を託して作ってもらったりと、大切な人が手掛けた小物を使えたこともうれしかったです」

1枚目:全員で集合写真。オフショットを撮影してくれた義父は一番右
2枚目:知らぬ間にローアングルで狙われていた!
3枚目:お義父さんカメラは360度動く! 貴重なバックショット

身内にしか撮れない表情がある!

前撮りに家族を誘い、撮影の様子を見守ってもらったり、一緒に撮影を楽しんだというカップルが増えている。
新郎新婦が生まれたときから写真を撮り続けてきた親は、いわばふたりの魅力を熟知したプロ。独身最後の記録にオフショット写真を依頼すると、いい思い出になりそう。
もちろんきょうだいや友人でもOK。動画撮影なら結婚式の映像演出にも使える。

依頼時は、フォトグラファーのじゃまにならないよう心掛けてもらうことも忘れずに。

【4】フォトプロップスに思いっきり「趣味」を発揮する

プロップス1
プロップス2
プロップス3

「ふたりともスノーボードが趣味なので、前撮りは付き合い始めの頃から何度も通った長野のゲレンデで決行しました。
ケープを羽織っていてもやっぱり寒い(笑)! 震えながらリフトに乗ったり雪山を見上げて撮影し、ラストは愛用のボードとサングラスでポージング。ボードの鮮やかなカラーとドレスのシャンパンゴールドが雪に映えて、特にお気に入りの一枚です。

細身のドレスだったので、滑るのは断念しリフトで下りました。登りのお客さんとすれ違うとき『おめでとうございます!』と声を掛けていただいたのがうれし恥ずかしでした」
(しらなおさん)


★プチこだわり情報★
ゲレンデで撮影できるところがないか、知り合いに聞いて教えてもらったのが、偶然にもゆかりのあるゲレンデでうれしかったです。
衣裳はレンタル。雪山で着られるドレスは限られていましたが、挙式とは違うスレンダーなゴールドカラーを選び、ハット風のアクセサリーを付けました。サングラスは彼からのプレゼントです。

1枚目:衣裳とボードとのギャップがお気に入り!
2枚目:リフトでも撮影。ハートをつくっています
3枚目:ドレス姿でスノーブーツを履く日が来るなんて!

フォトプロップスは個性の時代!

メッセージ入りのガーランドやスティック型のひげなど、フォトプロップスを取り入れた前撮りはすっかり定番。もっとオリジナリティーを発揮したいなら、趣味の品を小道具として利用してみては。
旅行好きならドレスの上からバックパックを背負って。釣り好きならご自慢の竿やルアーと一緒に。新居で愛用中のクッションやラグを持ち込んで並べても。
ロケーション撮影、スタジオ撮影に限らず、ふたりの「好き」が色濃く演出された写真は、周りの人が見たときもきっと楽しい!

【5】自慢の「愛車」をセットとして持ち込んじゃう

車1
車2
車3

「車と一緒に前撮りを、というのは彼からの発案です。愛知と京都の遠距離恋愛だった私たちにとって車はなくてはならないもの。お付き合い中は彼が片道2時間半かけて会いに来てくれていました。
ナンバープレートを隠さなきゃと考えていたところ、彼の友人がかわいいプレートを手作りしてくれたので、ウエディングバージョンで撮影に臨みました。

フォトグラファーさんも車との撮影をとても喜んでくれ、いい雰囲気で撮影スタート。プレートのイラストと同じポーズを提案され、私は恥ずかしかったのですが、彼が意外にも堂々と応じてくれたのがうれしくて。
遠距離恋愛を表したボードは私の手作り。赤い糸と車のコラージュで遊び心のある作品が出来上がりました」
(とろさん)


★プチこだわり情報★
「撮影前は、彼が車をピカピカにしてくれました。車屋さんに持ち込んでワックスがけをしてもらい、撮影直前に洗車。映らないけれど車内清掃までバッチリでした(笑)。愛車とのツーショットがお気に入りのようです」

1枚目:プレートと同じポーズで手にキスを
2枚目:愛車と彼。誇らしげな表情です(笑)
3枚目:愛知と京都の距離を車が縮めてくれました!

車はウエディング仕様にデコろう!

車、バイク、自転車……前撮りは愛車をプロの手でカッコよく撮影してもらえるチャンス。前撮りに後ろ向きだった彼も、一気にやる気に火が付くかも。

でも車そのものは無機質で、花嫁的にはちょっぴり物足りない印象。ウエディング仕様の装飾を加えて華やげよう。ガーランドやオリジナルのナンバープレートを飾ったり、海外の映画みたいにトランクに空き缶を結んだり。マスキングテープを使ってボディを大胆にラッピングするのも写真映えしそう。
いずれも安全を確認したうえで楽しんで!

【6】「ギャラリー」と一緒に街に溶け込む

観光客1
観光客2
観光客3

「東京からふたりが出会った京都へ、和装の撮影旅行に行きました。エリアは清水寺と巽橋付近。初デートした場所に立ち寄り、学生時代にアルバイトをしていたお店では大将ご夫妻とも記念撮影。

王道の観光スポットということもあり、周りには観光客もたくさん。特に海外の方は着物に興味をもって話しかけてくれるので、簡単な英会話や記念撮影を楽しみました。海外からウエディングフォトを撮影しに来たカップルとの4ショットも貴重な体験です。
懐かしさと新たな出会いと、さまざまな思い出を刻むことができました」
(のりちぃさん)


★プチこだわり情報★
「同行してくれたフォトグラファーさんは2人。久々にのんびり京都デートしている気分で、街並みに溶け込んだナチュラルな写真を撮っていただきました。
合間に食べた抹茶ソフトクリーム、おいしかったです!」

1枚目:気さくに祝福してくれたファンキーなおじさま
2枚目:海外から撮影に来たドレス&スーツ姿のカップルと
3枚目:撮影を忘れるほど自然体でいられました

ギャラリーも呼び込んで撮影の思い出に!

多くのフォトグラファーは写真の中に他人が入らないよう注意を払ってくれるけれど、街の人ごと風景を切り取ってもらうのもライブ感があって魅力的。どちらが希望か、あらかじめ好みを伝えておくとよさそう。

街中で撮影しているとさまざまな祝福の言葉を掛けてもらえる。特に和装の場合は、海外観光客から撮影を求められることも。こちらのカメラでも撮影してもらうといい記念になる。

【7】「記念日」と絡めて最高のイベントデーにする

サプライズ1
サプライズ2
サプライズ3

「今までたくさんサプライズをしてもらったので、彼の誕生日には私から何かしてあげたいと、彼の地元である山梨で前撮りを計画。お盆休みを兼ねて彼の実家に遊びに行くことにし、彼家族にも事前に根回し。彼の親友のフォトグラファーをFacebookで探し出して撮影を依頼しました。

彼の反応は想像通りのびっくり顔。そして親友との再会に大感激! 満開のひまわり畑や偶然見つけた味のある空き地で、朝8時から14時までノンストップで撮り続けた写真は700枚にもなりました。

さらに1年後には、結婚式に参加してくれた同級生にも声を掛けてにぎやかに撮影。毎年続けていけたらいいなって思っています」
(小島聖巳さん)

★プチこだわり情報★
「サプライズだったので、衣裳は旅行の荷物にこっそり潜ませました。彼の分はオール私服でコーデ。ネットでリーズナブルなドレスを買ったので、飛んだり跳ねたりのポーズが気兼ねなく取れたこともシーン映えしたポイントです。
今年彼は念願のレストランを開店。店名の『Girasole』はイタリア語でひまわり! 店内にも前撮り写真を飾っています」

1枚目:青い空を突き抜けるようにジャンプ! 
2枚目:満開のひまわりからパワーをもらいました
3枚目:1年後にはこんなにぎやかなイベントに!

前撮り×イベントで楽しみが倍増!

前撮りを、誕生日やお付き合い記念日など大切なイベントと絡めると、より特別な一日として濃い思い出に仕立てることができそう。サプライズでこっそり計画したり、一緒に準備を進める時間ごとワクワクかけがえのない記念になるし、イベントにちなんだ特別な演出も楽しめる。

大切な記念日が関わるだけに準備も慎重に進めたいもの。フォトグラファーや周りの人の協力も得て成功へと導こう。

【8】信頼できるフォトグラファーに「家族の記録」を依頼する

ベビー1
ベビー2
ベビー3

「前撮りを行ったのは出産後3カ月のタイミング。マタニティフォトを撮ってもらった女性フォトグラファーさんに引き続き家族3人の撮影も依頼しました。
チャーター車に乗って、彼とドライブデートをした思い出の道路や美しいススキの草原を巡りつつ撮影。ふたりの撮影中はお義母さんが息子を見てくれ、合間にはドレス姿のまま授乳という貴重な体験も(笑)。
11月で風の強い日でしたが、出来上がった写真はどれも温かそうな日差しに包まれていました。

1カ月後の挙式でも同じフォトグラファーさんに撮影してもらいました。先日2人目が生まれたので、これからも家族の節目ごとにお願いしたいなと思っています」
(大石絵里さん)


★プチこだわり情報★
「フォトグラファーさんとの出会いは、姉の子どもの七五三写真を見て。キメキメポーズじゃない、自然体で温かな作品の雰囲気に引き込まれました。人柄もフレンドリーな方です。
出産後の体形戻しは十分に出来なかったし、幼い息子との移動は不安もありましたが、ドレス姿で抱っこなんて今しかできないし、慣れない育児の束の間とても幸せな体験になりました」

1枚目:夕方の柔らかな日差しに包まれて
2枚目:お付き合いのきっかけとなった思い出の場所
3枚目:マタニティフォトは私の実家で撮影。リビングに黒い布を垂らしています

長く付き合えるフォトグラファーとの出会いを!

前撮りが縁で、式当日のスナップ撮影を依頼したというケースも多い。その後も、記念日を迎えたり家族が増えたりと、プロの写真をお願いしたくなるタイミングは続く。前撮りのタイミングで好みのフォトグラファーが見つかれば、同じ人にずっと家族の成長を見守ってもらうことも可能。

何度でも撮ってほしくなる、折に触れて会いたくなる、長いお付き合いのできるフォトグラファーをぜひ家族の専属にしてみよう。

From 編集部

理想通りの前撮りはフォトグラファーとのコラボで叶う!

前撮りがすてきなカップルの多くが、好みに合うフォトグラファーをしっかり選んでいる。
目指す作品のゴールが近いと打ち合わせもスムーズに進み、撮影当日も細かな指示書に捕らわれることなくリラックスして撮影を楽しめたという声が多い。
フォトグラファー選び成功の近道は、とにかく情報収集して好みの前撮り作品を見つけ、その撮影主に依頼すること。撮影時間や金額など、条件がシンプルで分かりやすいこともポイント。事前打ち合わせで人柄も知っておけばさらに安心だ。
彼と協力して、まずはフォトグラファー選びからスタートを!

取材・文/伊藤佳代子
※掲載されている情報は2017年2月時点のものです。
※記事内のコメントは2016年12月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバーが回答したアンケート、および「ゼクシィココロバコミュニティ」によります。

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