普段ネイルしない人も必見! ブライダルネイルBASIC講座
大切な結婚式で指先まで美しくありたい花嫁のために、ブライダルネイルの超基本【ネイルの種類、デザインの決め方、お店の選び方】をおさらい。ネイルサロン「リトルハピネス」のアドバイスもぜひ参考に!
【STEP 1】ネイルの種類を知る
ネイルは大きく分けて4つのタイプが存在。それぞれのメリットとデメリットを知って、自分に合う施術を選ぼう。
【ジェルネイル】
ぷっくりと立体感のあるネイルで、アートを施すのも得意。3週間程度持つので式後もしばらく楽しめる。オフするときも基本的にはサロンで行う必要がある。
【マニキュア(ネイルポリッシュ)】
ネイルカラーを塗る方法。爪への負担が少なく自分でオフできるので、仕事柄ネイルができない人が選ぶケースが多い。リーズナブルな価格もポイント。
デメリットは持ちが悪いこと。ふとした衝撃で爪先のカラーが剥がれてしまうことも。カラーを塗った後、表面は10分くらいで乾くけれど、完全に乾燥させるには1時間程度かかる。
【チップ】
着け爪。結婚式当日に着け外しができ、衣裳に合わせてチェンジもできるのがメリット。その分外れやすくもある。爪の形に合わせたオーダーメイドなので、約1週間前までにカウンセリングをして作ってもらう。式後も取って置いて、お出掛けやパーティで再び使うことも可能。
【スカルプチュア】
人工爪を自爪になじませる手法。長さが出せるので、爪が元々短い人、爪が弱くて伸ばせない人に選ばれる。1本だけ爪が割れてしまったという場合、その部分だけスカルプチュアで補修し長さを揃えるという使い方も。
ジェルネイルを選ぶ花嫁が90%
当サロンではジェルネイルを選ぶお客さまが主流。スカルプチュアは補修で使うケースがほとんど。チップやマニキュアは事情に合わせて選ぶ方が多いです。
(リトルハピネス 藤倉亜矢さん)
【STEP 2】ネイルのデザインを考える
結婚式のイメージやドレスの色などを参考にデザインを考えていこう。主に決めるべきポイントは4つ。
【色】
ベースの色は、白ドレスとなじみのよいホワイト~ピンク系が多い。ポイントカラーに金銀を使うと、衣裳を問わず華やかさが増す。
【モチーフ】
フラワー、リボンなど好きなモチーフをアートとして入れてもらうと楽しい。指輪をはめる薬指だけにポイントを付けるのもすてき。
【爪の形】
ラウンド、オーバル、スクエアが基本。一番人気は自然なオーバル形。
【コーディネート】
衣裳やブーケとのコーディネートも意識を。お色直しがあるなら、カラードレスや着物の色を取り入れても。
ドレスの写真を見せて相談を
雑誌や画像検索でデザインを探すのもいいですが、迷ってしまったらネイリストにアドバイスをもらいましょう。ドレスやブーケの写真を見ながら相談すれば、雰囲気にぴったりのネイルをコーディネートできますよ。
(藤倉さん)
【STEP 3】ネイルサロンを選ぶ
ちまたにたくさんあるネイルサロン。上手に選ぶコツは、サロンのHPやSNSをチェックして好みに合うデザインかどうかを確認すること。かわいい系、モード系、エレガント系など、目指す花嫁像に近いネイルを得意とする店を選べば、色のトーンや装飾のニュアンスなどちょっとした希望もすんなり伝わりやすい。
ネイルはつけたてが一番きれい。施術日は挙式の前日~1週間前までがおすすめ。予約はその2、3週間前に余裕を持って行おう。挙式前は何かと慌ただしいから、施術にかかるトータルの時間も確認を。
初めての店ならぶっつけ本番ではなく、事前に一度施術してもらうとより安心。
作品例から店を選ぶと◎
お店検索もいいけれど、SNSやまとめサイトで気に入ったネイル画像を見つけ、それを作ったお店を調べるという順番もおすすめです。実際に新規のお客さまの多くがSNSの画像検索をきっかけに来店されています。
(藤倉さん)
From 編集部
エレガントな手元に見える「所作」を意識しよう
かばんの中をガサゴソあさったりスマホを勢いよくつかんだりする瞬間に、爪先が欠けたり肌を傷付けることも多いもの。ネイルと手指を美しく保つために、まずは日常生活のガサツな手の動きを減らすことを心掛けてみて。
今から優雅な手つきを習慣化させて、ネイルの映える手元美人を目指そう!
リトルハピネス 原宿から徒歩約5分のネイルサロン。ブライダルコースは7500円~。http://littlehappiness.com/
構成・文/伊藤佳代子 イラスト/寺澤ゆりえ
取材協力/リトルハピネス TEL03-5772-0225
※掲載されている情報と価格は2017年3月時点のものです
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