ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 結婚式・挙式全般
  4. 結婚式全般
  5. 《教えて!先輩花嫁》みんなの結婚式テーマって?
結婚式スタイル
Share on>

《教えて!先輩花嫁》みんなの結婚式テーマって?

式のコンセプトやテーマを考えるのは、ふたりらしい結婚式を実現する第一歩。でも、いざその時になってみると、意外とアイデアが浮かばないもの……。ということで、先輩花嫁たちがどんなふうに結婚式のテーマを決めたのか、ゼクシィ編集部がリサーチ。ふたりの結婚式のテーマを思い描くヒント、教えて先輩花嫁たち!

ヒント1:ふたりの好きなものを盛り込む

1つ目のヒントは、結婚式全体をふたりの「好き」で彩ることでふたりらしさを表現する結婚式。取り入れるものはモチーフ、色、花、趣味などふたりが好きなものなら何でもOK! それでは早速、先輩花嫁がどんなふうに式に取り入れたのかを見ていきましょう。

テーマ「大人かわいいリボンで彩る結婚式」

photo1
Photo2
Photo3

会場内の装飾はもちろん、リングピローや招待状などのペーパーアイテムまで、すべて「リボン」が目につくアイテムで統一。色や素材の質感の違いを上手に組み合わせることで甘過ぎない大人っぽいリボンで彩られた世界を実現。

このテーマに決めた理由は?

先輩花嫁

リボンを取り入れた理由は単純に私がリボンが大好きだから。ふたりとも20代を過ぎていたので、少し大人な雰囲気にしたいなと思い「大人かわいいリボン」をイメージしました。(菅原怜那さん)

【写真1枚目】招待状にはエレガントなサテンリボンが付いたデザインを選択 【写真2枚目】新郎新婦のグラスを始め、ゲスト全員の乾杯用シャンパングラスを手作りリボンのグラスドレスで装飾! 装花のガラス瓶にはサテンのリボン 【3枚目】ウエルカムスペースに置いたキャンドル一つ一つにオーガンジーのリボンをプラス

テーマ「ローズと星を全てにちりばめた式」

photo1
photo2
photo3

ふたりが大好きな星のモチーフとバラの花をちりばめた結婚式。ウエルカムスペースには絵が得意な新郎が描いた星に関する絵本をイメージしたイラストを置き、ブーケ、ヘアアクセサリー、ウエディングドレスとお色直し衣裳のいずれもバラのモチーフが入ったものを選択。

プログラムの一つには新婦の幼なじみに「星に願いを」と「ムーンリバー」をピアノで演奏してもらうことで、式全体が星とバラ一色に!

このテーマに決めた理由は?

先輩花嫁

ふたりが好きなものを組み合わせたかったからです。衣裳や会場の装飾などには統一感を出しつつ、互いの年齢に沿った大人っぽい雰囲気になるようにアイテムを決めていきました。(福島優子さん)

【写真1枚目】装花にもバラを使用。色合いと使用する花のイメージは「大人っぽく」仕上がるようにフローリストと綿密に打ち合わせて決定 【写真2枚目】お色直しのドレスはゴールドが入ったものに。その結果、結婚式のテーマである「星」にも合った衣裳となった 【3枚目】ケーキの上にのせた透明のプレートには星とクローバーを描いてもらった

取り入れる「モチーフ」と実現したい「雰囲気」をまずはイメージ!

「好き」を取り入れる式にする場合、何よりも先決なのは取り入れるモチーフを決めること。モチーフを決めた後は、式全体をどんな雰囲気にしたいのかを考えてみよう。両方が決まれば、アイテムに使用する色みや素材の質感をうまく組み合わせることでガーリーにも大人っぽくにも調整が可能に。

【好きを盛り込んだテーマにする場合】
■いつまでに決める? 
アイテム選びを始めるころまでに

■ポイント
まずは会場を装飾するアイテムを「好きなもの」で彩っていこう。アイテムを選ぶ際には、「かわいい」「大人っぽい」などの実現したい雰囲気をイメージしながら検討するとスムーズ。

ヒント2:結婚式を挙げる時期や季節のイベントに合わせる

結婚式を挙げる時期が季節のイベントと重なる場合には、それを利用して式に取り入れるのも一つの手。その時期ならではのイベントを、式の参加者全員で楽しみましょう!

テーマ「(スイーツの日に合わせて)Love is Sweet!」

photo1
photo2
photo3

ふたりが結婚式を挙げた3月12日は「スイーツの日」。それにちなんで、結婚式もスイーツをテーマに展開。テーマカラーはふたりが好きなイエローとブルーに決め、一つ一つのアイテムを選ぶ際の判断基準に。披露宴でのBGMには嵐の「Love so sweet」を流すなど、あまぁい結婚式を実現!

このテーマに決めた理由は?

先輩花嫁

結婚式を挙げる日が「スイーツの日」と知ったので、せっかくならばその日ならではの結婚式にしようと思いました。(えつつさん)

【写真1枚目】ウエルカムスペースにもキャンディーやマカロンタワーのスイーツアイテムを設置 【写真2枚目】挙式の後はブーケトスの代わりに新郎新婦からの菓子まきを実施 【写真3枚目】ゲストの一人が、大きめのスナック菓子をゲット!

テーマ「みんなでハッピーメリークリスマス!」

photo1
photo2
photo3

年末のお楽しみイベント、クリスマスをテーマにした結婚式。会場全体をクリスマスカラーの赤と緑で彩り、歓談中のBGMにはクリスマスソングを流すなどして、結婚式自体がクリスマスパーティの雰囲気に。ふたりの結婚とクリスマスの両方を全員で祝うひとときに。

このテーマに決めた理由は?

先輩花嫁

クリスマスシーズンだったことに加えて家族だけの結婚式だった私たち。参加者全員で式を楽しめるといいなと思い、クリスマスをテーマにしました。(梛 淑恵さん)

【写真1枚目】クリスマスカラーの赤と緑を組み合わせたテーブル装飾 【写真2枚目】濃紺で結晶模様のラインストーンが付いたカラードレスも、冬の季節とクリスマスの雰囲気に合わせて選択 【写真3枚目】プチギフトはクリスマスツリーのオーナメントにもなる星形の箱に入ったクッキー。ゲストが持ち帰って飾ってもらえるように

結婚式を挙げる日に特別なイベントがないか調べてみよう!

結婚式のテーマを決めかねている場合には、ふたりが結婚式を挙げる日がどんなシーズンや一日なのかを調べてみよう。インターネットで「日付 何の日?」などと検索するといろいろと出てくるので、意外にすんなりと式のテーマが見つかるかも。

【シーズナリティーを盛り込んだテーマにする場合】
■いつまでに決める? 
会場決定した後なるべく早く

■ポイント
「シーズンのイベント」や「○○の日」がたくさんあったとしても、ふたりがしっくりくるものを選ぶことが肝心。無理をしてイベントに結婚式を寄せていく必要はないので、ふたりが楽しめそうなテーマを軸に検討していこう。

ヒント3:ふたりの出会いのきっかけや思い出を生かす

続いて紹介するのは、「ふたりのなれ初め」や「結婚に至るまでの思い出」などを式に盛り込む方法。ふたりだけの特別な思い出をゲストに紹介することで、よりふたりを知ってもらえ、ふたりらしさに溢れた式を実現することができます。

テーマ「ふたりの思い出が詰まった水族館」

Photo1
Photo2
Photo3

水族館で愛を育んできたというふたりが選んだ結婚式のテーマは「水族館」。ウエルカムスペースには砂浜に「HAPPY WEDDING」と書かれた写真を飾り、入り口から海を感じさせる雰囲気でゲストをお出迎え。

会場内は、装飾、装花すべてに海の要素がちりばめられた世界に! テーブルラウンドの演出では、水の中にドライアイスとイルカモチーフを入れる「アクアリング」を取り入れ、ここでも水族館をイメージ。

このテーマに決めた理由は?

先輩花嫁

水族館が大好きな私たち。初デートも水族館で、プロポーズも水族館でした! また新郎が熱帯魚を飼っていることに加え、前撮りも水族館だったので、水族館以外のテーマは考えられませんでした。(ともみさん)

【1枚目】装花や装飾には青・白の花とガーランドを使用し、水族館の雰囲気をイメージ。高砂席にはイルカやシャチ、アザラシのぬいぐるみも飾った。ゲストに配ったプロフィールブックには水族館で前撮りした写真を使用【2枚目】水族館をイメージしたケーキ。新郎新婦がシャチの背中に乗ったマジパンをメインに、エンゼルフィッシュやチンアナゴの装飾もプラス 【3枚目】席札はグラスに差すタイプで、イルカモチーフのペーパーを採用

テーマ「出会いのきっかけとなった“音楽”と好きな“自然”をミックス」

photo1
photo2
photo3

ふたりの出会いのきっかけとなった音楽をメインに掲げた結婚式。さらに自然好きということで自然光の入る披露宴会場を選び、装花や装飾、ウエディングアイテムもナチュラルな雰囲気を演出するグリーンで統一。そんなふたりの結婚式のテーマは「森の音楽隊」。余興にももちろん音楽演奏を取り入れ、森の中でリラックスしながらコンサートを楽しんでいるようなひとときに。

ブーケも野原から摘んできたものを麻ひもで結んだようなイメージのナチュラルなデザインにし、グリーン、ホワイト、実もので作成。お色直し後のヘアは、ダウンで、ブーケと合わせた花冠を使用するなど、身に着けるアイテムまですべてグリーンをイメージしたという徹底ぶり!

このテーマに決めた理由は?

先輩花嫁

ふたりの出会いが音楽だったことに加えて自然が好きという共通点を盛り込み、森の中で音楽を楽しんでもらえる結婚式にしたいなと思いました。(松田愛子さん)

【1枚目】新郎新婦も参加した余興はジャズのビッグバンド。20分間のライブを楽しんでもらった 【2枚目】ウエルカムスペースの中央にはシンボルツリーを置き、手作りのガーランドを飾って森のガーデンをイメージ。リングピローは籠の中をグリーン、ホワイトの草花で装飾 【3枚目】会場内の装花もグリーンとホワイトでナチュラルなイメージに

ふたりにとって大事な思い出は何か彼と話し合ってみよう!

ふたりが出会い、結婚を決意するまでに歩んできた道のりを振り返るのも、結婚式のテーマを検討するにはとても有効な手。ふたりにとって思い出深い出来事や場所を整理してみることで、ふたりらしい結婚式のイメージが湧いてくるはず!

【ふたりの出会いや思い出を盛り込んだテーマにする場合】
■いつまでに決める? 
会場探しを始める段階

■ポイント
ふたりの出会いのきっかけや思い出を表現するのに、どんな結婚式会場がいいかをまずはイメージしてみよう。式場のロケーション、雰囲気、色合いなど、ふたりの愛を育んできたもののイメージに近い会場を探すことで、より理想に近い雰囲気を実現できます。

ヒント4:どちらかの職業を取り込む

最後に紹介する結婚式のテーマを考えるヒントは、ずばり「互いの職業」。特にその仕事が大好きで誇りを持っているという場合には、ふたりらしさを紹介するための素敵な手段となります。

テーマ「新幹線内のグリーン車で、特別なひとときを」

photo1
photo2
photo3

彼の職業に関係する「新幹線」を全面的に打ち出した結婚式。ウエルカムスペースは巨大なジオラマでゲストを歓迎し、各ゲスト卓には装花を取り囲むように線路を敷いて鉄道模型で装飾。テーブルナンバーは新幹線の車両をイメージして1号車、2号車……と表現。

演出時には新郎自ら車掌に扮(ふん)してゲスト卓を回ったり、BGMには鉄道関係の曲のみを使用するなど、ゲストを新幹線の旅に連れ出しているかのような雰囲気に!

このテーマに決めた理由は?

先輩花嫁

新幹線は彼の職業に関係することに加えて、趣味としても大好きなものの一つ。また東海道新幹線がふたりが出会った場でもあったので、新幹線というテーマはふたりにぴったりだと思いました。(小竹日奈子さん)

【1枚目】ウエルカムスペースには、大きなウエルカムジオラマやふたりの名字を駅名にした看板で装飾 【2枚目】車掌に扮した新郎がゲスト一人一人の切符風席札にオリジナルスタンプを押し、新婦はグリーン車のサービスであるお絞りを配ってテーブルラウンドを実施 【3枚目】ウエルカムスペースのジオラマ内では結婚式を挙げているふたりも盛り込み、細部までこだわった

テーマ「家業のライトをふんだんに盛り込んだ“つなぐ”ウエディング」

photo1
photo2
photo3

新郎の家業である「電気」を式のテーマに取り入れたふたり。装花や装飾の至るところに電気のモチーフを取り入れ、他では見たことのないようなオリジナルの結婚式を実現。新郎の家業を紹介するとともに、ゲストや家族とのつながりも深めることができた。

このテーマに決めた理由は?

先輩花嫁

彼の家業が電気屋さんだったので、それを結婚式に活かせないかなと思いました。また電気には「繋がる」という意味もあるので、家族や友人、ゲストとの繋がりを大切にしたいという想いを込めました。(須澤恵梨さん)

【1枚目】ウエルカムスペースにはわかりやすく電球モチーフのアイテムを設置! 【2枚目】高砂席には天蓋(てんがい)を作り、豪華な電飾を施した 【3枚目】装花には「黄色」を取り入れてここでも電気をイメージ

職場関係者を多く招待する場合にはゲストの気持ちも高揚するかも!?

どちらかの職業を紹介する際、職場関係者も自分事化しやすく、素敵な盛り上げ役になってくれるかも。仕事が大好きでそんな自分たちを紹介したいという場合には、職業をテーマに取り入れることを検討するのももちろんあり!

【どちらかの職業を取り込んだテーマにする場合】
■いつまでに決める? 
アイテムを検討する前までに

■ポイント
職業によってはオリジナル度が高くなるので、アイテム探しに時間がかかったり、会場との綿密な打ち合わせが必要になる場合も。なるべく早い段階でアイテム検討に取り掛かるのがおすすめ。

From 編集部

結婚式のテーマとなるヒントは身近なところに!

多くのカップルが構えがちな結婚式のテーマ決めですが、今回紹介した例のようにヒントは意外なほど身近に転がっているもの。ふたりの名前や出身地、共通の趣味、好きな色や場所、誕生日などの数字、出会いのきっかけなど、ふたりが気に入るテーマなら何でもOK! 

それでも分からない……という場合には、ふたりの好みやこだわりを書き出してみたり、理想の式に近いイメージの写真をスクラップしたコンセプトブックを作るのもおすすめ。

また、「ゲストをどんな空間へお招きしたいか」「どんな気分で楽しんでほしいか」など、パーティの雰囲気を考えることでもテーマを導きやすくします。テーマを決めるまでのプロセスを彼と一緒に楽しんで、「ふたりらしいね」って言われる結婚式を、ぜひ実現してください!

構成・文/島袋芙貴乃
※掲載されている情報は2017年4月時点のものです
※記事内のコメントは、2017年2月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー89人が回答したアンケートによります

  • 挙式・披露宴
  • 式イメージ収集期
  • ふたりらしい
Share on>

pagetop