#ミディアムへアにおすすめの
「ゆるふわシニヨンスタイル」6選
ゆるくカールした髪を襟足でお団子風にまとめるローシニヨンなら、ミディアムヘアでも十分可能。結んだ毛先を三つ編みや編み込みにしてくるっとまとめると、ボリュームが出てよりお呼ばれムードに。






友人や同僚の結婚式に招待され、髪型を迷っているミディアムヘアの皆さん。ロングやセミロングよりは短いものの、手を加えないと髪は顔の前に垂れてきやすいので、印象やマナー的にもヘアセットをするのがおすすめです。そこで今回は、ミディアムさんにおすすめのお呼ばれヘアを、簡単セルフアレンジのポイントも含めてご紹介。結婚式で心掛けたい髪型&ヘアアクセのマナーも併せてチェックしておけば安心!
ゆるくカールした髪を襟足でお団子風にまとめるローシニヨンなら、ミディアムヘアでも十分可能。結んだ毛先を三つ編みや編み込みにしてくるっとまとめると、ボリュームが出てよりお呼ばれムードに。
カールを付けず、ストレートのままキュッとまとめれば、表面がつるんとした落ち着きのあるきれいめアップヘアが完成。首の詰まった服でもすっきり見える上、振り袖にもお似合い!
くるりんぱを連続した玉ねぎヘアやねじり&編みなどで立体感を強調すれば、テールは短めでも華やかさのある髪型に。背中に開きや透け感がある服にもおすすめ。
他のゲストとかぶりたくない人や、カジュアルな結婚式&二次会におすすめなのが、2つに分けてまとめるお団子ツイン。両サイドを編み込んだり、毛先を編んでからまとめると、子どもっぽくなり過ぎずおしゃれ!
トップやサイドの髪をすくって留め上げることで、顔周りはぐっとすっきり。フェイスラインや毛先に巻きを加えれば、下ろした部分にふんわりした動きが出て軽やかな印象に。
お辞儀や食事の際に髪が前に落ちてくるなど、だらしなく見えるダウンスタイルは避けたいところ。サイドの髪を耳に掛け、ウエット系のスタイリング剤でぬれ髪風の質感にしたり、毛先を外ハネにすると洗練された雰囲気に。さらに、デザインピンなどのヘアアクセでも個性をプラス。
まとめ髪の場合は“ひと巻き”の
下準備でらくちん&華やかに!
自分でアレンジする場合、毛先をワンカールでも巻いておくとまとめやすくなるため、不器用さんにもおすすめ。毛束にカールを付けておけば、万が一はみ出してしまっても後れ毛風のニュアンスになります。また、ストレートのままでまとめると、シルエットがコンパクトになり過ぎて寂しく見えることも。ゆるふわ感を出したい時は特に、表面の髪だけでも巻いておくと華やかになります。
食事の際、髪をかき上げながら食べるのは衛生的にNG。また、お辞儀をしてあいさつをする際に髪が前に垂れてくるなど、だらしなく見えがちなダウンスタイルは避けた方がよいとされています。ただし、ミディアムなど髪が短めの場合は、前髪やサイドの毛束が落ちてこないように留めたり、スタイリング剤で整えればOK。お呼ばれヘアで大切なのは適度な「きちんと感」と好印象を与えられる「清潔感」と、覚えておきましょう。
“結婚式の主役は花嫁”ということを念頭に置き、花嫁より目立たないように心掛けるのが大人のマナーです。まず花嫁カラーである「白」は、服と同様にヘアアクセでも避けた方が無難。また、大ぶりのパールや太めのリボン、花が印象的なヘアアクセなど、花嫁が身に着けそうなアイテムも要注意。キラキラしたアクセを着けるなら小ぶりにするなど、控えめにまとめるのがおすすめです。
毛皮やファーなどのアイテムは「愛する人を亡くした時に、殺した生き物のアイテムを身に着けるのはよくない」と、お葬式の場ではNGとされますが、結婚式では問題ありません。また、お葬式で身に着けるイメージが強いブラックパールなどの黒のアクセも、服とのコーデで上品にまとまっていればOKです。
どちらもマナー面では問題ありませんが、気になる人は避けた方が安心。お祝いの席なので暗い印象は与えないよう、髪型とヘアアクセの相乗効果で、程よい華やかさと上品さを心掛けましょう。
岩下宣子さん マナーデザイナー
「現代礼法研究所」主宰。マナーデザイナーとして企業をはじめ、学校、商工会議所、公共団体などでマナー指導や講演などを行う。「マナーとは相手を思いやること」を信条に、『ゼクシィ』でも悩める花嫁への愛あるアドバイスでおなじみ。マナーに関する著書多数。
取材・文/大平美和 構成/紺矢里菜(編集部) 写真提供/ヘアメイクサロンFelice