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ハワイ挙式
Wedding Manual

「ハワイ挙式」の費用相場は?どう申し込む?おすすめエリア・時期etc.解説

海外ウエディングの大人気エリア・ハワイ。「結婚式だけでなく、それ以外の時間も楽しめる」「以前からハワイ挙式に憧れていた」「気に入った教会や挙式会場があったから」などの理由から、たくさんの花嫁に選ばれています。今回は、費用やおすすめシーズンなど、人気の「ハワイ挙式」の特徴を詳しくご紹介していきます。

ココを押さえて!
  • ハワイ挙式は平均126万円でパックなどを利用
  • ハワイへの平均滞在期間は1週間程度
  • ハワイは一年を通して挙式のおすすめシーズン
  • ハワイ挙式は旅行と併せて申し込む人が多い

#01|挙式にかかる費用・相場

平均126万円で挙式パックなどを利用

ハワイ挙式イメージイラスト

##s##ハワイ挙式の平均費用は126万円##e##。この費用には、会場使用料、衣裳、小物、ヘアメイク・エステ、ブーケ、写真・ビデオ、関係者への謝礼など、挙式にかかった費用など全てが含まれます。多くのカップルは、「ハワイ挙式パック」のようなプロデュース会社・旅行会社の挙式プラン・挙式ツアーに申し込み、必要があればオプションなどを追加しています。

挙式スタイルごとにかかる費用はどう違う?

スタイルによる大きな違いはなく、挙式会場ごとに費用が異なる

「ハワイ挙式では、チャペル、大聖堂、ガーデン、船上、ゴルフ場など、さまざまな挙式会場が選べます。それぞれに魅力がありますが、ハワイと聞いて真っ先にイメージする<海・空・緑>を感じられるチャペルやガーデンが人気です。

特にガーデン挙式は、波の音やウクレレのBGMをバックに、海と緑に囲まれ、ハワイの風を感じながら全身で大自然を感じられるので、ハワイ挙式を待ち望んでいた方におすすめです。また、海を目の前にしたオン・ザ・ビーチの白いチャペルは、ハワイ挙式に憧れていた花嫁さまから支持されています。

##s##チャペル挙式やガーデン挙式は、会場ごとに費用の違いはあるものの、スタイルによる違いはありません。大聖堂など地元の教会は、現地の一般の方も礼拝をする場所であり、結婚式専用の建物ではないため、挙式費用が比較的リーズナブルです##e##」(ワタベウェディング 菅原 唯さん)

シーズンによってかかる費用はどう違う?

挙式費用は変動しないが、旅費は大きく変動する

「ハワイ挙式の費用自体は、一年を通して大きな変動はありませんが、旅費が大きく変動します。##s##日本の連休や年末年始、ホノルルマラソンなど現地で大きなイベントが開催されるタイミングは旅費が上昇します。比較的リーズナブルな時期は、日本の旅行のオフシーズンである4月~6月(ゴールデンウイークを除く)、9~11月です##e##」(ワタベウェディング 菅原 唯さん)

その他、宿泊や航空券など旅行にかかる費用は?

新郎新婦の旅費は約90万円

##s##ハワイ挙式の、新郎新婦ふたり分の旅費(宿泊費・航空代金)は平均89万9000円##e##。ホテルや飛行機のクラスによって大きく費用が変わってきます。ビジネスクラス・エコノミークラス、高級ホテルのスイートルーム・海の見える高層階の部屋・リーズナブルな街中のホテル・コンドミニアムなど、予算に合わせてさまざま。ふたりで予算を決めて、航空会社やホテルを選びましょう。

#02|ハワイで挙式をする際の
平均の旅行期間はどのくらい?

1週間程度滞在するカップルが多い

ハワイ挙式の滞在期間イメージイラスト 

##s##平均のハワイ滞在日数は7.7日##e##。到着日に最終打ち合わせ、翌日に挙式、その後はハネムーンとしてフリーで観光という流れが多いようです。丸1日かけてロケーションフォトを撮影したり、家族と食事したり、ゲストと過ごしたり、それぞれの楽しみ方で1週間のウエディング&旅行を満喫しています。

現地にいる期間は参列者とずっと一緒に過ごすの?

食事会やアクティビティーなど共に過ごす時間も

「挙式、現地でのウエディングパーティ・会食のときのみ一緒に過ごした」は10.1%で、1割のカップルは参列者とは別行動でした。

「挙式、現地でのウエディングパーティ・会食以外にも一緒に過ごす時間があった」と答えたのは79.8%で、##s##約割8のカップルが家族や友人と一緒に過ごす時間をつくっていました##e##。両家との食事会や、ゲストと一緒に観光やバーベキューなど、一緒に楽しめるイベントを用意していたようです。

「現地にいる間ずっと一緒に過ごした」のは10.1%で、家族が海外に不慣れなどの理由でずっと団体行動だったというケースも。

#03|ハワイ挙式の魅力って?
おすすめエリアやシーズンは?

アクセスのよさ、便利さはバツグン◎ 
一年中オンシーズンで
観光もしっかり楽しめる!

ハワイ挙式のおすすめイラスト

「常夏の島」のイメージ通り、年間を通して気候がよく、雨季の10~3月もにわか雨程度。日本人に大人気の観光地だけあって、レジャースポットのアクセスが便利なのも大きな魅力です。宿泊先のホテルも、種類・数共にとても豊富なので、新郎新婦だけでなくゲストの手配にも困りません。

マリンアクティビティー、ショッピング、ゴルフなど、さまざまな旅が楽しめます。海外の中ではとにかく便利なエリアなので、海外旅行が初めて、旅慣れしていない、という家族やゲストが多くても安心して過ごせます。挙式後は、マウイ島、ハワイ島などの離島や南太平洋の島々にも足を延ばしやすいのも嬉しいポイントです。

ハワイの中のおすすめエリアやその特徴は?

オアフ島の高級リゾート地『コオリナ』や大自然を感じられる『カネオヘ』

おすすめエリア1 コオリナ

「ハワイに行ける日を待ちわびていた方におすすめなのが、##s##オアフ島西部の高級リゾートエリア『コオリナ』##e##です。もともと雨が少ないハワイ・オアフ島の中でも晴天率が高く、白い砂浜と青く透き通る海を目の前にしたオン・ザ・ビーチの挙式が叶います。ワイキキのにぎわいとは違った洗練されたリゾート感は、大切な人たちと特別な一日を過ごす舞台にぴったりです」(ワタベウェディング 菅原 唯さん)

おすすめエリア2 カネオヘ

「その他、ハワイの圧倒的な大自然を感じたい方には、##s##オアフ島の北東に位置する『カネオヘ』##e##がおすすめです。ハリウッド映画のロケ地になったことで有名なエリアで、手付かずの雄大な自然が楽しめます。カネオヘの伝説が宿るハート形の湖『カハルウ・フィッシュポンド』のほとりでの挙式も人気が高いです」(ワタベウェディング 菅原 唯さん)

コオリナエリア、カネオヘエリア共にワイキキから車で40分程度の距離にあるので、滞在は、レストランでのお食事やショッピングに便利なワイキキで楽しみつつ、挙式の日は特別感のあるエリアで過ごしてみるのもよさそうです。

知っておきたい!ハワイの基本情報&旅知識

気候・服装
一年を通じて温暖で雨が少ない。通常は雨季の10~3月でもにわか雨程度だが行く前には必ず確認を。服装は基本半袖でOK。雨季は少し冷え込むことも。冷房対策や日差しよけ用も兼ねて上着を1枚用意しておくと便利
フライト時間
成田-ホノルル 約7時間(帰りは8~8時間半)
関西空港-ホノルル 約7時間半、中部国際空港 約時7間
オアフ島以外へは、ホノルルから飛行機で30~50分
時差
日本よりマイナス19時間
言葉
公用語は英語。
ホノルルではホテル、レストランなどで日本語が通じることが多い
通貨
USドル
ビザ
観光目的で90日以内の滞在予定の渡航者は、飛行機搭乗までに電子渡航認証(ESTA)の取得が必須。自分で取得するか、旅行会社に相談を
フライト・ツアー状況
日系航空会社、アメリカ系航空会社など、複数の航空会社のホノルル直行便が、全国各地から出発。パッケージツアーの種類も豊富で、ホテル付き、観光付きなど、ふたりやゲストの都合に合わせて選ぶことができる
ホテル事情
超高級ホテルから、リーズナブルなビジネスホテル、コンドミニアムまで選択肢は多い。予算と行動エリアを考慮して選ぶと、挙式後の滞在にも便利
アフターウエディングの楽しみ方1
定番のショッピング、ハワイの歴史を感じる観光スポット、緑の大自然、マリンスポーツなどアクティビティーの種類は豊富で迷うほど。ゲストと一緒に楽しめるものも多い
アフターウエディングの楽しみ方2
オアフ島以外の島に足を延ばして、大自然の中のんびり過ごすのもおすすめ。ハワイからアクセスの便利なタヒチへハネムーンに行くカップルも

※データ出典:「ゼクシィ海外ウエディング完全ガイド」

#04|ハワイ挙式はどうやって申し込む?

旅行の申し込みと同じ会社で
申し込んだ人が63%

ハワイ挙式パック申し込みイメージイラスト

手配会社で申し込み。準備が楽なハワイ挙式パックの利用も

##s##旅行と挙式を同じ会社に申し込んだのは63.3%##e##で、6割以上の人が1つの会社で手配を済ませていました。海外挙式の手配会社には、旅の手配が得意な「旅行会社」とウエディング専門の「プロデュース会社」があり、どちらも旅と挙式がパックになったプランを扱っています。

メリットは、旅と挙式の窓口が一つになるので、やりとりや打ち合わせがスムーズなこと。新郎新婦だけでなく、参列者の旅行手配も依頼できるのも便利なポイントです。ハワイの現地プロデュース会社に挙式の手配を依頼する方法もありますが、その場合は旅行の手配は自分たちで行う必要があります。

ハワイ挙式の申し込み先に行く前に自分たちで決めておくとよいことは?

希望のエリア、親の参列の有無、挙式月、旅行日数を話しておいて

国内の結婚式でも、申し込み前に「予算、ゲスト人数、希望日程」などをふたりで話す必要がありますが、海外挙式の場合は「希望の国・エリア、親(家族)の列席の有無、挙式月、旅行日数、予算の上限」などを決めておくと、具体的に話が進み、イメージに合った国や会場が見つけやすくなります。また、ネットの画像検索などで気になる挙式会場を集めておくのも◎。提案や紹介される会場がふたりの理想に近づきます。

#05|ハワイ挙式の場合、
事前打ち合わせってあるの?

国内では平均4.2回、
現地では平均1回

ハワイ挙式の打ち合わせイラスト

国内サロンなどで打ち合わせを行い、式前日に現地で最終打ち合わせ

海外挙式の場合、都市部にあるサロンやオンラインなどで打ち合わせを進めて、現地到着後に最終打ち合わせを行うケースがほとんど。国内の結婚式の場合、席次などゲスト関連のことや演出を細かく決める必要があるので、打ち合わせ回数が多くなりますが、海外挙式の場合は、挙式・現地パーティなどふたりのこだわりに合わせて決められるので、事前打ち合わせは3~4回で完了することが多いです。

#06|ハワイ挙式をする際の
ゲスト(参列者)について

ハワイ挙式 参列者 ゲスト

■ゲストの招待人数は?

平均列席者数は家族中心の7.8人

招待人数は7.8人で、少人数婚が多くのケースを占めています。友人ゲストを多く招待しているカップルもいるものの、家族のみの挙式が増えているようです。

招待ゲストの内訳

親やきょうだいなど家族のみ、約2割が友人を招待

ハワイ挙式の列席者は、新郎新婦の親、きょうだいなどの家族のみを招待するケースが多数。約2割の人が家族に加えて、友人を招待しています。列席者がいた人の内訳は、親(95.2%)、きょうだい・親類(80.8%)、友人(22.1%)。国内に比べて、お金も移動時間もかかるため、「本当に親しい人だけ」の結婚式が選ばれる傾向にあるようです。

参列者の旅費はどうした?

65%の人は、ゲストの自己負担

新郎新婦が全て負担した人は4.8%と少数派。一部を負担した人は29.8%で、そのうち約3割の人が旅費・宿泊費の一部を負担していました。65.4%の人がまったく負担しなかったと回答。その場合は「ご祝儀は辞退するので、旅行として来てほしい」と伝えて参加してもらったケースが多いです。

参列者の衣裳は?

アロハ&ムームーなどハワイらしいものをチョイス

国内の結婚式よりも堅苦しくないのが特長。男性はアロハ、女性はムームーなど現地の衣裳を着ることが多く、旅費を負担しない代わりに、ゲストに服をプレゼントしたというカップルも。お揃いの衣裳を用意したり、色だけ指定したり、衣裳で一体感を演出しています。「ジャケットは不要。シャツやサマードレスで」など詳しくドレスコードを伝えると、ゲストも用意しやすくなります。

最後に

ハワイ挙式を夢見ているなら、まずは手配会社に問い合わせてみてください。不安な点、状況が変わったときの対応など、具体的な話を聞くと、ふたりの準備も進めやすくなります。素敵なハワイ挙式を、ぜひ実現してください。

取材・文/竹本紗梨 イラスト/moko. 構成/紺矢里菜(編集部) 取材協力/ワタベウェディング
※記事内のデータは「結婚トレンド調査 2020【海外ウエディング編】」によるものです
※掲載されている情報は2022年9月時点のものです

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