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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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挙式も披露宴も10匹の犬とずっと一緒!
神奈川県

トリマーの新婦は「夢いっぱい詰め込みました」とスピーチ。両家の愛犬だけでなく、ゲストの愛犬も。そして挙式中だけでなく、披露宴中も「人と犬がずっと一緒」を叶えた。そこには一つの願いが込められていた──。

愛犬もゲストの一員
承認の肉球スタンプに、一芸披露も♪

原点はふたりが好きな映画。最愛の飼い主に会うために、3回も生まれ変わる犬の物語から、大切な人やペットと一緒にいられることの幸せをあらためて感じたそう。「今を大事に楽しまなくては。そして未来もずっとつながっていたい」と願いを込め、ゲストの愛犬たちも堂々参列した結婚式が幕開け!

リングドッグを務めた両家の犬が、ふたりと末席の家族の間を行ったり来たり。ゲストは身を乗り出して、ほのぼの写真撮影
結婚証明書に肉球印をする新郎家プータ。実は新郎父は動物が苦手だったが「トリマーの新婦の影響でわが家に犬が。今は人と犬との巡り合いに感謝!」
飼い主と犬たちが高砂席で記念撮影する、披露宴とは思えない夢の光景。「犬はエネルギーの源。休日は犬ロスになるほど」と笑う新婦は幸せいっぱい
愛犬たちのプロフィール紹介もした。「犬より何より猫が好き。ゴールデンレトリバーのひなちゃんです」と登場し、ベルをチーンと鳴らす一芸披露♪
外はあいにくの雨模様。人の手が握っていた、犬のボディに結ばれたバルーンはテント内にリリースされ、それはそれで楽しい光景に
犬たちとの触れ合いタイムでは、子どもたちが仲良くなった犬をナデナデしたり、記念撮影をしたり
新婦職場の先輩のお父さんが作ってくれた、新郎家プータと新婦家サータの人形がお出迎え。ゲストの愛犬人形も全匹集合でズラリ並んでいた
人とは違う私流
型にはまらず自由な発想で夢を広げる

“開式からお開きまでゲストと一緒に10匹の犬と過ごす結婚式”は、夢でもあり挑戦でもあったが、演出やスタイリングも「人とは違う」を目指して思い切ってチャレンジ。ケーキはドーナツを積み上げたファンタスティックなデザインに、お団子ヘアスタイルも前日まで頭を悩ませた。

ドーナツケーキが登場すると歓声が上がり、みんな席を立ってケーキセレモニーに注目! この後、ドーナツに果物などが添えられてゲストに供された
アウトドアでのウエディングによくお似合い。挙式ではアップにしていた髪型を、披露宴では二つ分けの三つ編みスタイルに♪
自家栽培野菜などを使った料理を、まるでキャンバスに絵を描くようにテーブルにレイアウト。目で見てワクワクするようなビュッフェスタイルに!
幼なじみの友人が「あなたの人生で一番可愛い」と言ってくれた、お団子スタイル。前日に思い付き、急きょ花冠もバランスを見て小花で再構成
新婦の手紙で、10匹もの犬が一緒のユニークなウエディングに込めた思いを知り、新郎家の親族も涙を流した
舞台は農園パーク
みんな伸び伸びリラックス♪

「特別にキャンプが好きというわけではないけれど、でもかしこまった結婚式にはしたくない」と舞台をアウトドアにし、野外ウエディングを得意とする三重県のプロデュース会社に依頼した。場所は、レンタル畑がありバーベキューなどもできる農園パーク。

新婦が幼い頃から眺めていた大山を望む、のどかなロケーション。そこに約80名も入れる大型のテントがセッティングされた
小雨が降ったりやんだりの天候だったが、子どもたちはテントを飛び出して畑の間を走る!走る! この伸び伸び感もふたりが叶えたかったこと
敷地にはヤギもいて、自由に触れ合うこともできた。小さな子どもは、お母さんの背後からおっかなびっくり、でも興味津々!
くすみカラーのドライフラワーをかごいっぱいに詰めた、お色直し後のブーケ。秋の野外ウエディングにぴったり
ゲストには、イニシャルのマグカップをプレゼントした。アウトドアでも使いやすいほうろうタイプ
ふたりの、人への動物への愛を育んでくれた、新郎家プータと新婦家サータ。「未来もずっと一緒です!」
Bride & Groom
秋山 和廣さん 百代さん
同じ中学校の出身。新郎が一学年上の新婦にひと目ぼれし、以来、恋人期間と友達期間を織り交ぜながらお付き合いしてきた。新郎は車のエンジニア、新婦はトリマーとして活躍
会場
アグリパーク伊勢原(神奈川県伊勢原市)
挙式日
2018年11月4日
ゲスト数
77名
当日のタイムスケジュール
1200
挙式
1300
披露宴開宴しウエルカムスピーチ
新郎恩師祝辞、乾杯
1335
ケーキセレモニー、余興
愛犬紹介
1400
新婦、友人と中座
新郎、義兄と中座
1425
再入場し、愛犬たちと触れ合いタイム
バルーンリリース
各卓撮影
1515
新婦の手紙
新郎父謝辞、新郎謝辞
退場、エンディング映像、お見送り
構成・文/千谷文子 撮影/西川節子
取材協力/Wedesign〈ウェザイン〉(プロデュース)