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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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“感じたままの表情”にフォーカスした結婚式
福岡県

一緒にいると心のまま笑ったり泣いたりできる。今感じたことを素直に表現できる関係。だから結婚へ繋がったと考え、その思いをコンセプトに据えた。1部は家族・同僚と、2部は友人と、感じたままに過ごせる時間に。

一貫したコンセプト
ふたりの「人生の価値観」を軸に表現

式のコンセプトは「many many faces:)」。今の感情のままに出てくる表情で素直に過ごすことは素晴らしい!と思うふたりだからこそ、“顔”に焦点を当てた。自分の中にあるいろいろな顔、たくさんのゲストのそれぞれの顔。どれも素敵で、どれもいい!と思いを込めて。

博多にわかのデザインのお面を席札として採用。他にも“表情”というキーワードで紡がれたユニークなワークや顔アイテムが満載!
到着したゲストは、まずこのフレーム越しにポラロイドカメラで記念撮影。頭上からつり下げられたフレームは、まるで宙に浮いているようでユニーク!
当日撮ったふたりとゲストの写真は、メイン席の背景としてディスプレー。さらに会場内には、ふたりの日常の表情を切り取った写真が100枚!
博多にわかのお面を利用したワークタイム。「ゲストから見た新郎新婦の表情」というお題に自作のお面で応えるゲスト。表情をテーマにしたワークは好評
食事やワークも進みみんなの素の表情が出てくる頃、ふたりからのメッセージカードを新郎新婦の目の前でゲストに配布。驚く顔や感激の顔があちこちに!
2部制ウエディング
1部は家族・同僚と、2部は仲間らとの時間

ゲストの顔触れに合わせ、1部と2部で内容やコーディネートを変えて構成。ふたりもゲストも、より「素のまま、そのまま」の表情で過ごせるようにと考えた。家族・同僚との時間は思い出や絆を感じ、互いの紹介ができるものに。仲間との時間は思い切り盛り上がり、一体感を楽しめるものになった。

結婚式の始まりは、両家家族にふたりの晴れ姿をお披露目するファーストミートから。家族水入らずの貴重な時間に
1部では会場内で人前式を行った。新郎新婦の入場シーンでは、自分の幼い頃の写真をお面にして登場。懐かしい顔写真に家族からは思わず笑みがこぼれた
2部でのワークタイムの様子。「新郎新婦の素顔」というテーマでテーブルごとに自由にスケッチをしてもらった。描き上がった絵を掲げみんなで大笑い!
1部に参列してくれた同僚とのワンシーン。祝福ムードいっぱいの中、はじける笑顔が印象的
2部のクライマックスは、アカペラサークル出身の新婦が歌を披露。友人らも加わり、大熱唱で幕を閉じた
自由でカジュアル
ふたりもゲストも、素直に楽しむために

「こんな結婚式初めて!」と楽しんでもらいたくて、柔軟な考え方で臨んだふたり。好きなテイストや面白いと思うことを枠にとらわれずに取り入れた。そのほうが素のまま、そのままの自分たちを表現できるから。自由でカジュアルなスタイルは、ゲストにとっても居心地が良かったよう。

席次表の代わりにエスコートフラワーを用意。ゲストが自ら花器代わりのマグと好みのブーケを手に取り、自分の席を彩るスタイル
できるだけゲストのそばに近寄りたいからと、新婦のドレスは動きやすいミモレ丈
歓談タイムやワークタイムには、自らマイクを持ってゲストの近くへ行って盛り上げ役に
結婚の誓いを表す儀式として、人前式内でお互いの“今”の表情をポラロイドカメラで撮影。その写真を、メイン卓のそばに飾った
招待状に同封したイメージブック。「自分の好きな服でおしゃれして来てほしい」と一言添えた。当日会場は、ゲストの色とりどりの服で鮮やかに彩られた
Bride & Groom
廣瀬啓太さん 実華さん
出会いは大学の県人会。卒業後は遠距離恋愛となり、12年の交際を経て新郎がサプライズでプロポーズ。結婚式には、1部60名、2部74名を招待。
会場
GARB LEAVES (ガーブ リーブス)
挙式日
2018年1月20日
ゲスト数
134名
当日のタイムスケジュール
1035
両家家族とファーストミート
1200
【1部】スタート・挙式
1225
主賓あいさつ・乾杯
1335
ワーク1:ゲストがお面にイラストを描き発表
1400
ワーク2:ゲスト同士で似顔絵を描きプレゼント
1445
【1部】お開き
1700
【2部】スタート・ウエルカムスピーチ・乾杯
1730
ワーク3:「新郎新婦の素顔」をテーマに、卓ごとに話し合ってスケッチ
1900
新婦・新郎クロージングスピーチ
1905
ゲストと一緒に歌を熱唱
1915
【2部】お開き
構成・文/高松瑞恵 撮影/松原利広(Craft)
取材協力/CRAZY WEDDING(プロデュース)、The Sweet Closet(衣裳)