#50代の黒留袖の髪型1|夜会巻き
夜会巻きとは、髪をねじり上げてコームで留めるヘアアレンジ。うなじがすっきり見え、上品で華やかな印象に仕上がります。
また、正統的ものからアレンジを効かせたものまで応用ができるため、式のスタイルや黒留袖の柄の雰囲気に合わせてバリエーションを出すこともできるでしょう。
黒留袖の夜会巻きスタイル実例
おすすめの髪の長さは「ミディアム~セミロング」
肩に届くくらいのミディアムから、セミロングかロング未満の長さだとバランス良く仕上がります。(金田さん)
新郎新婦の母の定番和装といえば黒留袖。格式高い衣裳だからこそ「ヘアスタイルはどうしよう?」と迷ってしまいますよね。ここではプロの着付師でもあるヘアメイクアーティストの金田恵理子さんのアドバイスをもとに、黒留袖に合うヘアスタイルを紹介していきます。
#50代の黒留袖の髪型1: 夜会巻き
#50代の黒留袖の髪型2: シニヨン
#50代の黒留袖の髪型3: ショートヘア向けのアレンジ
#04 黒留袖の髪型、前髪はどうする?
#06 黒留袖に合わせる髪型のマナー
夜会巻きとは、髪をねじり上げてコームで留めるヘアアレンジ。うなじがすっきり見え、上品で華やかな印象に仕上がります。
また、正統的ものからアレンジを効かせたものまで応用ができるため、式のスタイルや黒留袖の柄の雰囲気に合わせてバリエーションを出すこともできるでしょう。
肩に届くくらいのミディアムから、セミロングかロング未満の長さだとバランス良く仕上がります。(金田さん)
髪を束ねてお団子状にまとめるシニヨンヘア。シニヨンの位置や大きさ、形で仕上がりのイメージにバリエーションがつけられ、キレイ系からモダンまで幅広いスタイルに仕上ります。
実は髪の長さに幅広く対応可能なのがシニヨンヘア。ボリュームが気になる方やショートの方には、付け毛(ヘアピース)を使用したアレンジも可能です。(金田さん)
短めのヘアをアレンジして仕上げるスタイル。ショートヘアのポイントは黒留袖とのバランスを考える事。ショートヘアだからこそ日常との差をつけ「華やかさ」と「清潔感」を意識して特別感を演出しましょう。
同じ髪型でも、前髪をどうするかで
印象は変わります
##s##オールバック##e##は顔全体をスッキリ引き締め、表情を明るく見せる効果があります。
おでこを出して分け目を作るスタイルは落ち着きのある印象がつくれます。分け目の位置で印象は変わり、サイドで分け目を作る##s##サイドパート##e##は華やかでエレガントな印象に、真ん中で分け目を作る##s##センターパート##e##は落ち着いたクラシカルな印象になります。
前髪を残す##s##流し前髪##e##は曲線のラインがソフトでフェミニンな印象となり、##s##短い前髪##e##は若々しくはつらつとした雰囲気に。##s##耳隠しは##e##レトロで個性的に仕上がります。
格式高い黒留袖に
ヘアアクセサリーをつけるなら
派手すぎず上質な
ヘアアクセサリーがおすすめ
##s##べっ甲調のかんざし##e##は和装との相性が抜群。華やかさと高級感があり黒髪にも映えます。##s##黒色のかんざし##e##は、まきえ調など重厚感もあり和装のテイストを引き立てます。
##s##パールがあしらわれたピン##e##は、モダンで黒髪とのコントラストが際立ち華やかさを演出。キラキラ素材の##s##ジルコニア##e##は、小ぶりでシンプルなデザインを選ぶのがおすすめ。
「きっちり」おさめると上品な仕上がりに
ゆるふわヘア、ルーズヘア、顔周りやうなじの後れ毛など、洋装では気にならない髪型も、黒留袖のような格式の高い和装では清潔感が損なわれてしまう印象になるのでご注意を。
主役はあくまでも新郎新婦。大きなお団子、高く立ち上げた前髪などは粋になりすぎるので避けたいところ。髪飾りは派手すぎ、大きすぎ、つけすぎないように心がけましょう。
メイクや着物の柄との
バランスを考えると
きれいにまとまる!
黒留袖の髪型をオーダーする際に気を付けるべきことは下記の3つです。
黒留袖の##s##柄の雰囲気に合わせたヘアアレンジやモチーフを揃えた髪飾り##e##にすることでより洗練されたコーデが完成します。
髪飾りはヘアスタイルによって付ける位置や向きが決まるので、どのように付けたいのかあらかじめ確認するのも忘れずに!
「若々しく」「落ち着いた感じ」「トップにボリュームを出したい」「お団子は低めor高め」など、##s##なりたい髪型はできるだけ具体的にイメージしましょう##e##。
ヘアスタイルの「上」にポイントを持っていくと若々しく華やかな印象に、「下」に重心を置くと落ち着いた印象にできます。
美容室に参考画像を持参する場合は、自分の髪質・毛量・長さで再現可能かどうかを把握しておくのもポイント。もし自分で判断できない場合は、遠慮なく美容師さんに相談しましょう。
黒留袖のメイクは##s##華やかで品のある仕上がりにするのが理想##e##。ラメやパールは控えめに、眉毛やリップは輪郭をしっかり描いてメリハリを。へスタイルも顔周りが暗くならないようスッキリさせましょう。
金田恵理子さん 和装スタイリスト・着付け師
TVCM・雑誌・ファッションショーなどのヘアメイクを担当する傍ら、和装着付け技術を習得。その後フリーとなり、雑誌などでブライダルのヘアメイクや着付けを多数手掛けている。