子どもが結婚式に参列する場合、きちんとした服装がよさそうなのはわかるものの、明確な決まりはあるのでしょうか? マナーデザイナーの岩下宣子先生に子どもゲストのフォーマルな服装マナーについて伺いました。
結婚式はフォーマルの場であり、その場にふさわしい装いをすることは相手を立てるとともに、お祝いの気持ちを表すことに繋がります。だからこそ、大人と同様、子どもも、フォーマルな服装で参列する式に花を添えたいものですね。
#01 子どものフォーマルな服装
#02 女の子の服装マナー
#03 男の子の服装マナー
#04 結婚式の子ども服装マナーQ&A
制服があれば制服が正装に
スニーカーなどカジュアルな靴は避ける
##s##制服のある学校や幼稚園に通っている子の場合は制服が正装##e##となります。また、七五三や入学式などで着用した衣裳がまだ着られる場合は、それも正装として結婚式で着用できます。
気を付けたいのは、足元です。スニーカーなどカジュアルな靴は避け、革靴などできちんとした印象に。その際、靴下やタイツを必ずはくようにしましょう。##s##靴下をはかないのはフォーマルの場ではNG##e##となります。
明るく優しい色合いの
ドレスやワンピースがベスト
女の子の服装では、##s##ドレスやワンピースが最も格が高い##e##とされ、次にアンサンブル、そしてツーピースとなります。ツーピースは2つに分かれることから縁起があまりよくないといわれることもあるようですが、そこまで気にしなくてOK。色は##s##パステル系の明るく優しい雰囲気のもの##e##を選び、式に愛らしい花を添えましょう。
襟があるシャツに
ジャケットやベストを合わせて
男の子の場合は##s##襟がある服##e##を選びます。白いワイシャツにネクタイの組み合わせをベースに、ジャケットやベストを合わせるのがいいでしょう。昼の正装は肌を見せないのが基本ですが、##s##男の子の場合は半ズボンでも構いません##e##。
白は新郎新婦の色とされ、基本は主役だけが着られる色です。新郎新婦とかぶらないことがゲストの服装マナーとなりますが、小さなお子さんの場合は必ずしもNGとはなりません。ただし、##s##主催者側の新郎新婦に相談してみるのがベター##e##でしょう。
この場合も、##s##上記で説明したような服装でOK##e##です。注目される役割でもあるため、新郎新婦が着てほしい衣裳があるかもしれません。何か用意をしているかもしれませんし、意見を聞いてみるとよいでしょう。
女の子の場合は、食事で前傾姿勢になった場合に髪が料理に入るなどで邪魔にならないように、##s##まとめたり、サイドを編み込むなど##e##してあげましょう。
大人ゲストの服装についても確認しておこう
結婚式にお呼ばれした時、意外に迷ってしまうのが「服装」と「持ち物」。お祝いの場にふさわしい結婚式の服装について、マナーデザイナー 岩下宣子先生が詳しく解説します。
フォーマルの場である結婚式においては、立場によって服装のマナーに違いがあることを知っていますか? 特に、家族や親族として参列する場合は、その立場がどういうものかその意味も知りながら、ふさわしい服装をする必要があります。そこで今回は、親、きょうだい、おじおば、いとこ、といった新郎新婦との関係性別に、結婚式にふさわしい服装についてご紹介します。