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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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美術館の名作に囲まれて、家族に感謝
徳島県

ふたりが挙式を行ったのは、西洋名画を陶板で原寸大に再現した大塚国際美術館。この美しい陶板に囲まれた礼拝堂で感動的な挙式をし、料理のおいしいホテルレストランで披露宴。家族やゲストへの感謝を込めた。

感動的なステージで
陶板の名作にふたりもゲストも感動

美術館の中にあるスクロヴェーニ礼拝堂が挙式会場。スケールの大きな作品に囲まれた会場は、ゲスト一人一人の顔を見ることのできる独自の配列。ふたりはこのステージに心から感激した。

誓いの言葉を交わし全員で讃美歌を歌う。会場いっぱいに歌声が広がり、荘厳な雰囲気に
挙式を終えて退場するときには、緊張気味だったふたりも笑顔に。ゲスト一人一人にお礼を言いながら礼拝堂を後にした
披露宴ではイエローのドレスに合わせて、ブーケや髪飾りもイエローの花を使ってふんわりと
神聖な雰囲気で指輪の交換。大人になったふたりを父母に見守ってほしくて結婚式を行うことにしたという
「ゲストの方に私たちの挙式を印象的なものにしたかった」とふたり。「素敵な式だったよ」とゲストに喜んでもらえたことが嬉しかった
家族に感謝
言葉で「ありがとう」を伝えたくて

ふたりとも口下手で、これまで家族やゲストにきちんと感謝の言葉を口にすることができなかった。結婚式を機に「ありがとう」を伝えようと思った。

新婦が小学生の頃、事故で父を亡くして以来、女手一つで育ててくれた母。ベールダウンをし一緒にバージンロードを歩いてもらった
両家の母に感謝を込めてふたりからのサンクスバイト。恥ずかしがりながら喜んでくれた
中座のエスコートを兄に依頼。「いい結婚式をしてくれて、ありがとう」と兄から逆に感謝をされた
父母に贈った記念品はスノウドーム。見るたびにこの日のことを思い出してほしくて
みんなで作った結婚式
一緒に楽しみ思い出を共有

披露宴はたくさんゲストに参加してもらい、一緒に楽しみたかった。おいしい料理を味わいながら、サプライズ演出も飛び出す印象的な内容に。

リボンがかわいいウエディングケーキを運んでくれたのは新婦の友人たち。ゲストの拍手を受けて少し照れながら
ウエルカムボードは前撮り写真を使って新婦が手作りしたもの。この日は着なかった赤いドレス姿を披露
新郎の友人がピアノの生演奏。曲はみんながよく知るラブソングで、会場にしっとりした雰囲気が広がった
新郎が新婦へ、バラの花束を渡して改めてプロポーズ。サプライズに新婦もびっくり!
Bride & Groom
井戸 新さん 靖子さん
徳島で勤務していた頃、新郎が食事に誘って、その後交際。1年間、長崎と徳島の遠距離交際を経て、2018年8月に婚姻届を提出。
会場
大塚国際美術館(徳島県鳴門市)
ホテルリッジ・カリフォルニアテーブル(徳島県鳴門市)
挙式日
2018年12月15日
ゲスト数
43名
当日のタイムスケジュール
1500
大塚国際美術館 スクロヴェーニ礼拝堂で挙式
フラワーシャワー、ブーケトス
集合写真撮影
1630
ホテルリッジ にて披露宴開始
オープニング映像、新郎新婦入場
ウエルカムスピーチ、プロフィール映像上映
祝辞、乾杯
1700
新婦友人によってケーキ登場
ケーキ入刀、ファーストバイト、母へサンクスバイト
お色直し中座
1800
再入場、友人スピーチ、ピアノ生演奏
ドレスの色当てクイズの正解者発表
1840
新婦、手紙の朗読、謝辞
エンディング映像上映
退場
構成・文/石田美由紀