ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. What a Wonderful Wedding! on Web
  3. 大好きな総料理長の味でおもてなし

ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

117
大好きな総料理長の味でおもてなし
長野県

ふたりが一番大事にしたかったこと――。それは、自信を持っておいしいと思える料理を味わってもらうこと。長年親交を深めてきたシェフが腕を振るうゲストハウスで、記憶に残るグルメなひとときを過ごした。

グルメな食卓
贅を尽くしたオリジナルコース

会場となった軽井沢プリンスホテルの総料理長とは仕事を通じて知り合い、ここ10年ほどは総料理長の味を求めて毎年軽井沢を訪れていた新婦。結婚式の会場選びにも迷いはなく、同氏が料理を提供するゲストハウスに決めた。当日の料理は、新婦が好きな食材を贅沢に使った総料理長の特別メニューに。

新婦家にとって初めての家族旅行は、総料理長の料理を味わいに訪れた軽井沢。披露宴では、父母も総料理長との再会を喜んだ
アワビやオマールエビを使ったオードブル。すべての皿に花の装飾を施すだけで、2時間をかけたという渾身のメニュー
「まさかここで結婚式をするなんて。よかったな、本当におめでとう」。総料理長の祝福の言葉に、思わず涙があふれた
「長く仕事で赴任している神戸のご当地牛と信州野菜を使いたかった」と新婦。メインディッシュは、神戸牛ロース肉のステーキに
食後のドリンクは、好きなフレーバーのコーヒーやお茶が選べるセルフスタイルに。どれにしようか悩むのも楽しいひととき
みんなが主役
ゲスト一人一人と思いを通わせて

14人の小さな結婚式。家族やゲストが参加できる場面を作って、ゆったりアットホームに過ごした。新郎新婦の高砂席もあえて設けず、一つのテーブルを囲んで和気あいあいと。「みんなで食卓を囲んで、一緒に食事を楽しみたかったから」と新婦。あれもこれもと欲張らず、ふたりのこだわりを貫いた。

「リハーサルからもう泣いてました」という新婦母。本番では新婦のベールを下ろし、涙交じりの笑顔で送り出してくれた
新婦のめい2人がベールガールに。「結婚するときは、娘たちにベールを持たせてほしい」という、新婦姉の願いを叶えた
「今後は大きな家族となり、穏やかに幸せな時間を過ごしていきましょう」。挙式では、ふたりがぞれぞれの親に手紙を贈った
「人生で一番おいしい料理!」「こんな料理は初めて」。そんなにぎやかなおしゃべりに花を咲かせ、ふたりもゲストもリラックス
「幸せになって」と、新婦妹にブーケを。「クールな妹だから嫌がるかな」と直前まで迷ったサプライズは、予想外の大成功だった
緑を感じて
大好きな花々にも祝福されて

「植物が好き」というふたりらしく、ブーケや装花は使う花材まで吟味。好みの花や季節の花をふんだんに使って、ふたりならではの世界観を表現した。リングピローやウエルカムボードは、日頃からお世話になっている行きつけの花屋にオーダー。流木とドライフラワーを使った大人っぽいデザインに。

バラやアジサイ、ダリア、ユーカリなど、好きな花を集めてブーケに。色みを抑えたアレンジが、白ドレスとも相性抜群
流木やドライフラワーを使ったナチュラルなリングピローで、緑を感じるセレモニーに。式後は、自宅のインテリアとしても活躍
スモーキーピンク&ゴールドのテーブルコーディネートに、ブーケと同じ花材を使った装花で彩りを。さりげない統一感を演出した
3種類のヘアスタイルで、ドレス1着でも変化ある花嫁姿に。ベビーピンクのバラをあしらったヘッドドレスは上品な存在感
チャペルの装花は、新婦姉が結婚式のブーケに選んだトルコキキョウ。お開き後は小分けにして、ゲストへのプチギフトに
Bride & Groom
Hさん Mさん
友人期間が長かったというふたり。「結婚式はゴールではなく、始まりの儀式」と、新婦家族の思い出の地である軽井沢で、けじめの結婚式を挙げることに。
会場
挙式日
2018年10月6日
ゲスト数
14名
当日のタイムスケジュール
1130
キリスト教式挙式
1200
フラワーシャワー、写真撮影
1230
披露宴スタート、乾杯
総料理長によるあいさつ・料理説明
歓談
1330
新婦&新婦母の中座
新郎&新郎母の中座
1400
ガーデンへお色直し入場
ケーキのデコレーション演出
ケーキセレモニー
妹へブーケプレゼント、歓談
1445
父母へ記念品贈呈
両家代表あいさつ、新郎あいさつ
お見送り
構成・文/古川千恵