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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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パパママ歴18年、結婚式の夢がやっと叶いました
栃木県

妊娠を機に結婚。式を挙げなかったことを悔いていた夫婦の胸に刺さったのが、「挙げればいいじゃん」という長女の言葉。「花嫁姿を見られるのか」と老親の笑顔にも励まされ、18年間夢見ていた一日を叶えることに。

世界遺産での神前式
式の意味をかみ締めながら憧れの神社で誓う

「結婚式はもう無理」と諦めかけていたが、「夫婦として時を重ねた今だからこそ、式本来の意味を理解し、本物の結婚式ができるはず」と相談し決断。選んだのは長い歴史に磨かれた日光東照宮。儀式の意味を一つずつ確かめながら、「これからも仲良く健康に」と家族の幸せを両家みんなで祈願した。

世界遺産の神社での結婚式。昔ながらの儀式や所作一つ一つの意味や美しさが心に染み、大切な人に見守られ神様の前で誓う喜びを実感できた
指輪交換の儀のために、18年前に作った結婚指輪を今のふたりにぴったりのサイズに直してもらった。「これから先はずっと外さない」と新郎
参列者は両家の家族のみ。新婦側は父母と兄家族の他、17歳の長女、13歳の長男がじっと見守った
神主の先導で色鮮やかな彫刻が施された朱色の回廊を行列。スマホやカメラを手にした大勢の観光客の笑顔と祝福に包まれ、照れくさくも嬉しい気持ちに
控室から回廊とを繋ぐ石段。柱や梁(はり)も風情があり、大切に手入れされ守られてきた歴史がしのばれた
憧れシーンを撮影
一生の宝物になる写真をたっぷり

親や子どもたちがパッと顔を輝かせ、「似合う」「きれい」と見とれた新郎新婦の晴れ姿。神社では赤い色打ち掛けと紋付き袴、パーティ会場では純白のドレスとタキシードに着替え、大切な家族と一緒に、一生の宝物になるウエディングフォトをたくさん撮れた。

念願だった家族の集合写真。両家の親、きょうだい、成長した娘や息子まで一緒の写真に納まることができた
日光東照宮美術館前の庭園は絶好のフォトスポット。厳かな空気感と開放感を同時に楽しみながら撮影
会場に戻ってからは純白のウエディングドレス&タキシード姿に。フォトジェニックなガーデンで、楽しいポーズの家族写真もたくさん撮れた
チャペルのバージンロードを父と腕を組んで歩き、新郎にバトンタッチする憧れのシーンもしっかり撮影。「写真だけとはいえ3人で緊張し感動しました」
家族の心が伝わる祝宴
美食を楽しみ素直な思いを伝え合う時間に

披露宴は全員の顔が見渡せる席次に。料理長が腕を振るう美食に歓声を上げ、自然体で会話を楽しんだ。祝宴の最後、どうしても読みたかった花嫁の手紙で「待たせてごめんね」と涙を流すと、見守る家族も感無量。長女長男のサプライズメッセージにも嬉し泣き。強く大きく育った家族の絆をかみ締めた。

シンプルな青いドレスに着替えてリラックスした祝宴を。新郎新婦を真ん中にゲスト13名全員と笑顔を交わしながら、美食と歓談を楽しんだ
オープンキッチンから出来たての料理が次々に。料理長自らが目の前でふたを開けよそってくれた自慢の「鯛めし」にも歓声が上がった
「『ゼクシィ』を読んだら昔はなかった演出がたくさんあってわくわくしました」と新婦。両家の親に39年前の誕生時を思い出してほしくて体重ベアを
便箋3枚にびっしりつづった花嫁の手紙。「何歳になっても娘。産んでくれ育ててくれた親にようやくきちんと感謝を伝えられて、本当に嬉しかったです」
新郎謝辞の後、子どもたちから「今日のふたりはすごくよかったよ。いつもありがとう」とメッセージが。ずっと冷静だった新郎も披露宴終了後、号泣
Bride & Groom
齋藤浩二さん 陽子さん
18歳で出会い、大恋愛で結婚。一時夫が病に倒れたときも妻は明るく支え、18年目の結婚式で改めて「一生一緒に」と変わらぬ愛を誓い合った。
会場
挙式会場:日光東照宮(栃木県日光市)
披露宴会場:ブレスインフォレスト(栃木県宇都宮市)
挙式日
2018年7月30日
ゲスト数
13名
当日のタイムスケジュール
1130
挙式
1205
日光東照宮美術館前でフォトタイム
1445
洋装に着替え、チャペル、ガーデンでフォトタイム
1600
祝宴スタート、ウエルカムスピーチ、
乾杯、歓談
1700
ドリンクサービス、料理演出
1800
花嫁の手紙、新郎謝辞、
長女長男からのサプライズメッセージ
1830
退場 お見送り
構成・文/笠原恭子 撮影/松本朋之 撮影協力/ブレスインフォレスト