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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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仲間たちと、過去から未来へ“時間旅行”
東京都

高砂席にふたりの年表。左は1989年から新郎の、右は1990年から新婦のトピックス。写真の中には会う機会が減った、でも会えば一瞬で無邪気な当時に帰れる仲間たち。そんなゲストと時間を旅するパーティへ。

全員でクッキング
パーティ会場はキッチンスタジオ♪

新生活の料理担当は新郎。「彼が作ると何でもおいしい」と幸せいっぱいの新婦を見たプランナーは、キッチンスタジオでゲストと料理を作るパーティを提案。実は、出会った大学のカヌー部の寮では、毎日20合の米を炊き大家族のようだったそう。そんな思い出も重なってユニークな提案にのった!

ゲストの元に届いた招待状や会場へのアクセスマップは、鍋、フライパン、コンロなどをデザインしたもの。返信はがきには「好きな料理」を書き込む欄が
ゲストが来館する前、“ふたりの初めての共同作業”は、10合の米とぎ☆
まさか、列席した結婚式で調理するとは思いもよらなかったゲストたち。担当料理のエプロンを渡され「新鮮!」と大笑い。男性陣も楽しそうにクッキング
メニューは返信はがきの「好きな料理」で多かった、ステーキ、カレー、トマトのカッペリーニ、ナスの揚げ浸し、ウズラの卵が可愛いガパオの全5品
1プレートに5品を盛り付けて完成♪ カヌー部の元マネージャーによる「いただきます!」の号令で、祝い料理を全員でほおばった
遊び心いっぱいの新婦。手元をよく見るとピーマン、エシャロット、アスパラガスの野菜のブーケ!
思い出に浸る
アルバムをめくるような懐かしい時間

大学のカヌー部は体育会系。早朝から琵琶湖で練習し、原付バイクを30分走らせて大学へ。12畳に2段ベッドが並んだ寮が生活の基盤だった。就職してからの同期らも“同じ釜の飯を食べた”と思える仲間たち。パーティでは、そんな思い出いっぱいの過去へ旅する時間も──。

見た途端に当時がよみがえるカヌーにドリンクをザクザク入れて、ゲストをウエルカム! 評判のケータリング料理も用意した
ウエルカムボードは、湖にカヌーを浮かべたモノクロのイラストをデザインした
ゲストは、年表の前に集まっておしゃべり。西暦の上には、招待状に書いてもらった「ふたりとの思い出エピソード」も
新婦が実家に写真を送るようお願いすると、小学校時代のノートも同封されてきた。家族に幼い頃の自分について聞いてまとめる課題だったよう
新婦が新入社員時代に赴任した宮崎にあるバーの看板を再現。「同期と繰り出し、ママによくごちそうに」と新婦。ゲストも「あっ♪」と驚いて記念撮影
未来を約束する
タイムカプセルを開ける集合日を決定!

パーティは思い出時間から未来時間へ。ふたりの逸話をキーワードにしたクロスワードパズルを早く完成させた上位3名は、幹事に任命! みんなのメッセージはタイムカプセルに納められ、さらに全員で再会する日を決めた。未来のいつか、タイムカプセルを開けてまた楽しく過ごせるように──。

新郎が作ったクロスワードに頭を悩ませるゲストたち。時々、席を立って、ヒントを探しに年表の前へ
食材をデザインしたゲストのネームカード。裏にメッセージを書いてもらい、小さなタイムカプセルに封印した
幹事が再会日を決定。なんと、ふたりがその日を知るのはタイムカプセルの鍵が届く日
ふたりにはシークレットの再会日が決定し、ゲストたちは何だかワクワク♪
Bride & Groom
松浦 耕介さん 佑夏さん
京都大学出身のふたりは、母校の近くで親族に見守られて神前式を挙げた。東京でのこのパーティは、友人を中心に招いた
会場
STOCK(東京都港区)
挙式日
2018年7月14日
ゲスト数
29名
当日のタイムスケジュール
1530
開宴、ウエルカムスピーチ
乾杯
1600
ふたりがテーブルごとにゲスト紹介
クッキングタイム
集合写真撮影
1640
料理を評論して表彰
謎解き答え合わせ・インタビュー
1745
タイムカプセルにメッセージをもらい施錠
謝辞、退場、お見送り
構成・文/千谷文子 撮影/保田敬介
取材協力/HAKU(プロデュース)