披露宴は元女学校の食堂で
都心の騒々しさを感じさせない、閑静な住宅街に立つ元女学校。披露宴はかつて女学生たちが集った食堂で開かれ、小さな木造の椅子も当時使われていたものを復刻したのだそう。ゲストは、温もりあるレトロな空間に迎え入れられた。
ショートヘアの花嫁は大型バイクに乗り、空手の経験も。「私にはフラワーシャワーは可愛すぎ」とライスシャワーにした。そんな新婦だがプロポーズと共に指輪が贈られると嬉しくて、嬉しくて、何度もその輝きを見た。
都心の騒々しさを感じさせない、閑静な住宅街に立つ元女学校。披露宴はかつて女学生たちが集った食堂で開かれ、小さな木造の椅子も当時使われていたものを復刻したのだそう。ゲストは、温もりあるレトロな空間に迎え入れられた。
披露宴中に上映するプロフィール映像は新婦が制作した。準備期間中に「プロポーズはないまま……」というテロップが気になって、「このまま納品していい?」と新郎に尋ねると、軽くOKの返事。内心ガッカリした気持ちのまま、披露宴でもそのテロップは流れたけれど……。
ガーデンや建物にあしらわれたグリーンが美しく、また新郎が好きな色ということもあり、ふたりは緑の衣裳をまとった。一鷹さんはモスグリーンの紋付き袴、美穂さんはもえぎ色の引き振り袖。新鮮な晴れ姿のふたりが現れると、挙式会場は歓声に包まれた。