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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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都心から秩父へ電車で旅するウエディング
東京都

受付は西武・池袋駅1番ホーム。ゲストを乗せた電車は秩父を目指し、途中下車した飯能駅でバブルシャワーの祝福を。鉄道会社に勤め、世界の鉄道旅を楽しんできたふたりは“旅するウエディング”をプランニングした。

会場は駅&列車
ホームの受付からテンションアップ

結婚式の舞台は、池袋駅から西武秩父駅間を、この日のために6時間32分で往復する観光列車。実はふたりは、鉄道ファンではないゲストたちにも楽しんでもらえるのか少し不安だったが、出発ホームに集まった人たちは、すっかり旅行気分でテンションアップ!

西武・池袋駅1番線ホームに設けられた受付。祝福に駆け付けたゲストは、座席チケットを渡されてニッコリ
長瀞の桜や秩父の自然をデザインした車両の前で、新郎家お手製、ウエディングヘッドマークを手に記念撮影
新郎新婦の名前入り記念乗車証も発行し、列車内で新郎がはさみを入れた。鉄道記念日でもある、当日の日付(10月14日)も印刷したスペシャル版
座席に着いたゲストは、おしゃべりしたり、車窓の景色を楽しんだり。こちらは、天井に柿渋和紙を使い、落ち着いた雰囲気の2号車
埼玉県の西川材を使用した4号車は、モダンな雰囲気。趣の異なる車両を楽しんでもらうため、行きと帰りで席を移動した
飯能駅停車中、1号車で人前式を。ベールダウン後、母に肩をポンポンとしてもらった新婦はずっと涙。「多くの祝福に包まれたことも幸せでした」
4両編成のもてなし
旅のお供は、作りたての美食

ふたりがこの観光列車を選んだのは、キッチン車両があり、作りたての本格的な料理でおもてなしができるから。さらに折り返し地点である秩父市の人気キャラクターが列車を縦断したり、ふるさと紹介コーナーを設けたり。4両編成をフル活用!

1号車は、挙式以外はふたりの控え室。ここで準備を整えてから、ゲストたちのいる2号車、4号車へ。全員と会話を弾ませ、写真もたくさん撮影
最初に供されたのは「オマール海老のコンソメジュレ カリフラワーのクレーム」。鉄道旅をしながら美食を味わい、リッチな気分に
3号車がキッチン車両。シェフが手際よく準備を進め、前の車両、後ろの車両へとゲストの元へ料理が運ばれていく
走行中、みんなが想像していなかったゲストが登場! 秩父市のイメージキャラクター、ポテくまくんに大盛り上がり
キッチン車両には、観光パンフレットを並べた。新郎のふるさとの岐阜、新婦が生まれ育った調布、ゲストが下車して自由散策する秩父市の情報も
旅先をインプット
名物&伝統工芸をインフォメーション

「旅の醍醐味(だいごみ)は、その土地を知ること」とふたり。車窓から見える景色、沿線駅の情報、折り返し地点の秩父の名産品などを、いろんなスタイルでインフォメーションした。

ずっと電車移動ではなく、途中、飯能駅に降り立った。ホームでは同列車ウエディング第1号の限定サプライズとして、花束贈呈のセレモニーも
秩父の伝統織物、秩父銘仙をドア付近に飾った。これはふたりで体験して織ったもの。赤いボードも、昔の西武線のヘッドマークを模したハンドメイド
新郎の車窓レポートに車内は大爆笑!「6000系が通過、あっスマイルトレイン30000系、おぉー銀河鉄道999デザイン電車が停まっています!」
西武鉄道の沿線、練馬をテーマに歌うシンガーソングライターの谷修さんによる生ライブも! 「以前にこの電車に乗ってからファンなんです」と新郎
西武秩父駅で全員降車し、自然の山並みを眺めたり、お土産を買ったり。ゲストは車両でインフォメーションしてもらった秩父を、短い時間ながら楽しんだ
Bride & Groom
高木 康宏さん 朋美さん
幼い頃からの夢を叶えた運転士の新郎と、路線図を見て鉄道旅をするのが好きな新婦は、お似合いのカップル
会場
会場:西武 旅するレストラン 52席の至福(東京都、埼玉県)
プロデュース:メゾン・ド・マリアージュ(東京都港区)
挙式日
2017年10月14日
ゲスト数
45名
当日のタイムスケジュール
1007
池袋駅を出発
ポテくまくん登場
1120
人前式
飯能駅でバブルシャワー
1152
飯能駅を出発し
プロフィール映像上映
1257
西武秩父駅に到着し、集合写真
自由行動
1340
車内で披露宴開宴
ウエルカムスピーチ、祝辞
ケーキセレモニー
1355
シェフのメニュー紹介
1403
西武秩父駅を出発
1430
再入場、クイズの正解者にプレゼント
生ライブ
1610
花嫁の手紙、新郎謝辞
退場
1639
池袋駅に到着し、ゲスト降車
構成・文/千谷文子 撮影/久保田 敦