“植物を使った子育て”の母に感謝しつつ
新婦は幼い頃、兄と一緒にベランダや庭に育った植物でよく遊んだ。風船のように空洞の実を付けるつる性植物のフウセンカズラを栽培するなど、子どもたちのワクワクをかき立てたのは母。その母への感謝も込めて、花の景色が思い出になるような結婚式にした。
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憧れのレストランでリラックス＆フラワー婚
東京都
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記憶に残る花演出
新婦が好きなサマースイートピーやレースフラワーを束ねたブーケは、幸せを込めて、保育士時代の仲間にリレー
保育士の新婦が花業界へ転職したのは、植物好きな母の影響も。ベールダウンは「特別意識していなかったけれど、してもらうと、とてもうれしかった」
ゲストが肩肘張らないよう、エレガントな白いバラ、シェドゥーブルもグラスに生けてアンティークな雰囲気に
高砂席の装花は、新婦お気に入りの小さな丸テーブルの魅力を引き立てるデザイン。チョコレートコスモスやカフェラテというバラなど、秋色の花も飾って
ミモレ丈の白ドレスには、濃淡の紫のバラ、ブルーパフュームとイントゥリーグの髪飾りを組み合わせた
「秋になってコスモスが咲くたびに結婚式を思い出してほしい」と願って、贈呈花はコスモス畑のように♪
心躍るおいしい時間
リラックスして笑顔がこぼれる
会場は、ふたりが出会った恵比寿にあるレストラン。新婦が以前から憧れていた店で、新郎を案内すると即決だったそう。ガーデンも美しく、ゲストにリラックスしてもらいたいという願いも叶った。
長テーブルを囲んで、パーティ開宴！ 新婦父が鹿児島から持ってきた人気銘柄の焼酎が紹介されると、「おぉー」とゲストもテンションアップ
野菜から調味料までオーガニック食材の、旬の本格フレンチでおもてなし。前菜を口にした最前列の男性ゲストは「これ、うまっ！」とニッコリ
レストランならではの、リラックスムード。インタビューで指名された新婦父は「小さいときから可愛くてねー」と手を振って娘自慢をし、一層和やかに
つややかなイチゴを敷き詰めた、大きなハート形ウエディングケーキは、甘酸っぱい香りで幸せいっぱい
ガーデンを見渡すパーティ会場から階上へ。ここからはグリーンを見下ろす絶景のデザートタイム
どれを選ぼうか……、女性のみならず、男性ゲストも列を作った愛らしいスイーツたち
ゲスト参加の人前式
みんなの祝福に、幸せ万倍！
リラックスできる雰囲気づくりは挙式でも。ゲストから誓いの言葉を投げ掛けてもらうセレモニーを行い、金色の吹雪が舞うクラッカーで楽しく好演出。当日は一粒のもみが万倍に実るというおめでたい日、一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）。ゲストに参加してもらったことで、ふたりの幸せは万倍に！
ゲストを代表し、職場の人や地元の友人など４人が、それぞれに考えてきた誓いをふたりに投げ掛け、笑いに包まれるひと幕も
ゲストのフィンガースタンプでリースを描く、植物が好きな新婦らしい承認アイテム
ゲストがクラッカーを引くと、華やかなゴールドの吹雪に包まれて笑顔がはじけるふたり。「自分は脇役」と考えていた新郎も、心底楽しんで
古くからの友人も、仕事で出会った人たちも、ふたりを育んだ親族も。「おめでとう！」の拍手が続いた
Bride & Groom
泰祐さん
＆
愛未さん
自他共に認める“仕事人間”の新郎。花と子どもをテーマにした事業を立ち上げた新婦。ふたりはビジネスでも刺激し合う存在。
会場
Q.E.D.CLUB（東京都目黒区）
挙式日
2017年10月22日
ゲスト数
74名
当日のタイムスケジュール
1030
挙式
1110
披露宴開宴、ウエルカムスピーチ
プロフィール紹介
プロフィール紹介
1145
ゲスト6名にインタビュー
1210
新婦は兄と中座、新郎は母と中座
プロフィール映像上映
プロフィール映像上映
1245
会場を移動してデザートタイム
ケーキセレモニー
ブーケプルズ
ケーキセレモニー
ブーケプルズ
1310
新婦の手紙、親に花束とギフトを贈呈
新郎謝辞、退場、お見送り
新郎謝辞、退場、お見送り
構成・文／千谷文子 撮影／保田敬介
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