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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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地元に笑顔を招く!思いを込めたお祭ウエディング
宮城県

栗原市でトマト農業に携わる新郎。彼の好きな新婦の笑顔から生まれた造語『SmiLink』をテーマに、地元の結婚式場、NPO法人、高校生と共に結婚式を企画。栗原の魅力を詰め込んだ、お祭ウエディングを実現!

お祭ムード
誰もが笑顔になるお祭のワクワク感

みんなが笑顔になる! そして、地元らしいイベントと言えば「お祭り」。会場はおかめとやっこのロゴアイテムやのぼり、屋台や提灯、太鼓に彩られ、めでたさ一色! 輪投げに始まり、神輿から盆踊りまでゲストも積極的に参加し、お祭のワイワイ感をみんなで満喫。

パーティが始まる前のウエルカムスペースで待っていたのは輪投げコーナー。浴衣姿のゲストがさっそくチャレンジし、楽しげな歓声が湧き上がる
会場内には、フードやドリンクなどを提供する様々な屋台が出現。フード片手に会話を楽しむゲストがあちらこちらに。そんな自由な雰囲気もお祭らしい
ふたりは共に同じ地区出身。地元の懐かしいお神輿が登場し、会場は威勢の良い掛け声と拍手でいっぱいに! 友人たちのパフォーマンスにふたりも感激
再入場のふたりのために、七夕飾りで友人が道を作ってくれた。色とりどりの装飾と友人の笑顔に迎えられ、ふたりの笑顔も華やいだ
パーティの締めは、子どもから年配ゲストまで全員参加の盆踊り!「終わってほしくない!」と声が上がるほど、盛り上がりは最高潮に
地元感とふたりらしさ
特産品や彼が育てたトマトが満載!

同じ町で育ち、地元、栗原を元気にしたい!という思いが強かったふたり。挙式、料理、ギフト。あらゆるものに地元感をギュッと詰め込んだ。「こんなものあったんだ!」「懐かしい!」ゲストにとっても、地域の良さを再発見する機会に。

バージンロードは地元の田んぼのあぜ道をイメージして草を装飾。BGMは蛙の鳴き声で臨場感もたっぷり。地元の情景や思い出を振り返りながら誓った
ウエルカムタイムに行った、金魚すくいならぬ、彼が育てたミニトマトをすくう“トマトすくい”。ゲーム感覚で彼作のトマトをアピール
トマトモチーフのオリジナルチケットを配って、みんなが参加できるように一工夫
おかめとやっこ、トマトがモチーフのふたりの結婚式のオリジナルロゴ。てぬぐいやうちわなどお揃いアイテムを用意して、一体感も味わってもらった
おめでたい席の郷土フード「もち」をはじめ、地場産食材で作ったさまざまなフードが、おしゃれにアレンジされて登場
栗原のものを集めたギフトカタログは、結婚式を企画した商業高校の生徒作。ノルディックウォーキングや藍染の商品などネタ集めから手掛けた大作
感謝と決意
家族にもスポットを当て、みんなで第一歩を

出会った当初、ふさぎがちだった彼。そんな彼を元気にしたのが彼女の笑顔だった。だから、彼女に花嫁になって最高の笑顔になってほしいというのが彼が挙式を決めたきっかけ。同時に心配をかけた家族や友人に、愛娘と共に地元で幸せに生きていくことを伝える機会となった。

挙式でも披露宴でも愛娘 蘭ちゃんが主役として登場。退場では思わずゲストが駆け寄り、蘭ちゃんのほっぺをプニュッ
結婚式は両家の始まりの日でもある。パーティの始まりは父母たちと鏡開き。親にもスポットを当てることで感謝を表現
昔からめでたい席に欠かせない餅つき。仲良し夫婦としてお手本にしたい新郎父母が餅つきで絶妙な連携プレーを披露。できた餅は屋台でふるまわれた
新郎が結婚式を挙げたいと強く思ったきっかけが、彼女に花嫁としての幸せを感じてほしいという思い。笑顔で楽しむ様子にほっとした表情の彼
一緒に暮らし、幼いころからかわいがってくれた祖母。お色直し入場の後、祖母へ「ありがとう」の言葉とハグ、そして花束を。ふたりして涙
Bride & Groom
高橋佑介さん 恵さん
ふたりとも栗原生まれ、栗原育ち。つきあい当初から結婚を意識。2015年12月に婚姻届。愛娘と共に結婚式。
会場
ホテル グランドプラザ浦島(宮城県栗原市)
挙式日
2017年8月26日
ゲスト数
120名
当日のタイムスケジュール
1100
チャペルで人前式
1130
トマトすくい、輪投げ
1200
披露宴スタート
1225
鏡開き、乾杯
1310
もちつき、スピーチ、余興
1350
屋台オープン
1425
盆踊り
1440
おひらき
文・構成/小松七恵 撮影/高橋 亨(フォトワゴン)