ふたりが好きな「和」にこだわって
「高齢のため出席できない祖母に花嫁姿を見せたい」と、新婦・あゆみさんは実家でお支度を。地毛結いの日本髪に角隠しという花嫁姿で、祖父母や近所の人々に見送られて会場入りした。そうして迎えた祝言式では、お水合わせや親族盃の儀を通し、大切な絆や感謝など言葉にできない思いを皆に伝えた。
「高齢のため出席できない祖母に花嫁姿を見せたい」と、新婦・あゆみさんは実家でお支度を。地毛結いの日本髪に角隠しという花嫁姿で、祖父母や近所の人々に見送られて会場入りした。そうして迎えた祝言式では、お水合わせや親族盃の儀を通し、大切な絆や感謝など言葉にできない思いを皆に伝えた。
披露宴では新郎・章裕さんがサプライズでプロポーズを行い、あゆみさんは電報を使ってサプライズ返し。互いに涙ぐむ新郎新婦に感動の拍手が送られた。また、花嫁支度の仕上げやお色直しのエスコートをお願いするなど、家族参加型の演出をたくさん取り入れたのも、ふたりのこだわりだった。
披露宴のテーマは祭り。駄菓子や水風船を使って縁日のような「にぎやかさ」をつくり出し、年配者には懐かしく、若い人にはどこか新鮮さを感じるひとときに。“古き佳きもの”にこだわった結婚式は、ゲストの記憶に残るだけでなく、結婚の意味をあらためて考えるきっかけにもなったそう。