結婚式のエピソードの記事一覧

僕の姉が結婚し　子供が生まれた

初めて会った自分のおいっこは
まだ小さくて　こわれものを扱うように
ビクビクしながら抱っこしたのを良く覚えている

でも　自分の兄妹の子供･･･
そんな不思議な感覚がありつつ
だんだん成長していく姿が可愛くて仕方なかった

しかしある日　しばらくおいっこと会えなくなった時
気がつくと僕は嫌われていた･･･
とても悲しくて　何とかまた仲良くなりたかった

そんな自分に転機がやってきたのは結婚式

自分の中座のエスコート役に
まだ3才のおいっこを大抜擢
嫁には反対されたが　もうここしかないと押し切った

MCが解説する
『今日という大事な日だからこそ心の壁を越えて
また仲良くなろうっ！』

おいっこの大好きなアンパンマンの曲がかかり
僕はすかさずぬいぐるみを渡しに
ご機嫌を取りに行く･･･

すると　『今日のおじさんはカッコいいから』
と僕の手を取ってくれた。

思わず僕はガッツポーズ
周りは大爆笑

一生忘れられない瞬間
人生の大切な日はおいっことの仲が深まった日
3才のエスコート相手はぐいぐい僕をひっぱり
満面の笑みで一緒に写真をとってくれた

先日とても素敵な1枚の写真を見つけました
それはとても良い笑顔で笑っている
母親と花嫁




結婚式の一日を迎えるにあたって
今まで大切に育ててくれた家族への想いを
伝える方は多いはず

そんな中でも
母親と花嫁ふたりで行う演出が
数多く存在します

挙式では ベールダウンや誓いの言葉
パーティー中では　中座のお手引きやケーキのラストバイト
そして感謝のお手紙など

人生の中で共に笑い　泣いて
時にはぶつかり合い
一緒にご飯を食べたり　お買い物をしたり
家族の中でも一番近い存在だからこそ
ひときわ特別な想いがあるのではないでしょうか？

今度は自分が”妻”となり”母”となる

お手紙を読まなくても
目立ったことをしてもらわなくとも
たくさんお話していっぱい写真を撮ろう

"結婚式”は特別な日
それは母親も花嫁も一緒

伝えたい想いはなんですか？
あなたらしく気持ちを込めて…

つい先日　私は結婚式を挙げた
緊張して当日はあっという間だった

考える間もなく過ぎた1日だったけど
特に印象的だったのは
親友の泣きじゃくる姿

昔からの幼なじみで　何でも話せて
家族以上にいつも一緒
好きな物も一緒で 本当によく似ていた

会った瞬間　泣いて抱きつかれて
挙式入場の時も 誰よりも泣いて
花嫁の手紙の時は　泣きすぎて
周りに気をつかわれていたらしい

「泣きすぎ！」あきれながらも
とても嬉しかったのを覚えている

そして今日は
なんとその親友の結婚式

式の日にちが近い！そんな風に驚いた時が
もう懐かしく感じた

一緒に準備してきた　花嫁仲間から
今度は、先輩花嫁として
なにか出来れば..と思い

お支度のお部屋に手紙をを届けに行った
「入るよ！」いつも一緒にいた親友は
ドレスを着て
今まで見たことのないぐらいキレイな姿でそこにいた

どこか遠くへ行っちゃいそうな寂しさと
念願の日を迎えられた嬉しさが
一気に込上げて　思わず涙が溢れた
そのあとも泣き過ぎて正直よく覚えていない

後日「泣きすぎだったから！」と
笑いながら話す親友
「あなた程じゃない！」と、私も反論する

これからも私達の大切な1日を
振り返ることがあると思う
でもきっと どっちが泣きすぎたかなんて
分かるはずがない

「やっぱり、似たもの同士」
写真のデータが完成し
同じ表情の自分達を見て笑った

褒められたり
嬉しいことがあったり
彼女には　照れた時にする
クセがある

口を閉じて鼻にしわをよせながら
少し頬を膨らませる顔

初めて見た時は怒っているのかと思って
心配したな･･･
結婚式の写真を見返しながら
昔のことを思い出し笑い

結婚式の時　カメラマンが撮影してくれた写真は
笑顔の彼女ばかりだけど
時々写っている　照れたときのあの表情

きっとこの時は　僕が彼女を褒めた時
初めてドレス姿で家族に会った時や
友人達に囲まれている彼女も　同じ表情をしている

照れくさかったけど　嬉しかったんだろうな･･･
ずっと彼女の側にはいなかったけれど
写真を見返すだけで　彼女の気持ちが伝わってくるようで
何だか嬉しかった

写真を見返して思った
お互いしか知らない相手のクセ

これからも側でずっと一緒にいるから
たくさん見つけていこう

僕は幼い頃に父が他界し
そこから　母が女手ひとつで育ててくれた。

僕には兄がいて　男二人を
育てるのはどれだけ大変だったことか。

いよいよ僕も結婚する時がきて
「上司の方の席は？」「仲いいお友達は？」
結婚式の席次表を見ながら　母は何だか張り切っている
せっかくだから　式の時は
ただ楽しんで欲しいだけなのにな･･･なんて思ってた。

結婚式当日
ウェディングパーティーが始まると新郎新婦よりも
先に　ゲストをお迎えし
「今日は来てくれてありがとう！」と笑顔の母
そのあとも、お祖母ちゃんを席まで案内してくれたり
上司の方にもご挨拶をしたりと、母は大忙しだった。

ちゃんと楽しめたかな？そんな不安があったけど
両家代表謝辞でゲスト全員の前で
挨拶もしてくれた母は
「子供はいつになっても子供で、親も同じ。
自分の子供がこんなにたくさんの人と関わらせてもらって
こんなに祝福される姿を見れて本当に最高の1日だった」
そう話した。

確かに　後日写真を見返すと
どこにいても笑っている母の姿。
ちゃんと楽しんでくれていたんだ、という安心感と
頼もしさ、親の愛情を感じた。

自分も母さんを見習って
子供に憧れられるような親になりたいな。
カッコいい母さん。いつもありがとう
これからもよろしくね。

「人前式」
来てくれたゲストの皆様に誓いをたてる式
教会式の牧師先生の代わりに
「司式者」という進行役をたてる

その司式者を　お父様に、と
お願いされたご新婦様がいらっしゃいました。

事前にプランナーとリハーサルを行った際には
人前で話すのは慣れているので、と笑いながら
お話されていたお父様
当日が楽しみですね、なんてお話していました。

そして　迎えた当日

「緊張しているから大目にみて聞き流してくださいね」
そんな一言で、ゲストから笑いをとり
和やかな雰囲気で始まった挙式

途中　新郎新婦にはサプライズで
お父様からふたりへ、と
今のお気持ちをお話して頂きました

生まれて最初に抱っこした瞬間
初めて名前を呼ばれた日
一緒に遊んだ時間
あまりゆっくり話せなくなった日々
結婚すると聞いた日

ゆっくりと　今までのっことを思い返しながら
お話されるお父様
ご新婦様は　その一言ずつに
溢れてくる涙が止まりませんでした

最後に「幸せにな」
そう言い
「新郎新婦の退場です！」
明るく拍手を送るお父様

思わず退場の前に　ご新婦様は
お父様に思いっきりハグをしました

その瞬間
お父様は大泣き

周りからは拍手と笑いと涙が溢れていました

ゲストの方に司式をお願いする
だからこそ生まれたシーン
温かく感動的でステキな時間でした

彼にプロポーズされてから気づけば両家顔合せ、
入籍、そして結婚式。忙しく過ぎていった。

一緒に悩みながら式場を探すのは特に楽しかったが
いざ　打合せが始まると彼は来なかった。
「結婚式はキミが主役の日。どんな内容も
やりたい事してね。任せるよ。」と。

順調に進んでいく結婚式準備。
でも、どこかぽっかり穴が空いた様な気持ち。

『彼と一緒に打合せがしたい』
ふたりで準備するから当日が楽しみになる。
ある日　何とか彼を説得し初めてふたり揃った打合せ。

好きなもの、趣味や特技の話題、
参加してくれる家族や友人のこと…

人見知りの彼だったが
打合せがおわる頃にはプランナーさんとも意気投合！
結婚式のテーマも　彼がいたから
さらに ふたりの好きな要素いっぱいになった。

「オレ、この日なら仕事おわりなら来れる」
次回打合せ日を決めるとき
そんな一言に驚き、嬉しかった。

一緒に準備をすると
気の強い者同士よくケンカするようになった。
お互いに仕事もあり　上手くいかなかったり
イライラしたりもした。
それでも　打合せは一緒に。

結婚式当日はあっという間にやってきた。
見たことが無いぐらい大笑いし、写真を撮っている彼。

自分達が考えたＧＡＭＥなども
「私より楽しんでるのでは？」そう思ったぐらい。

ラストシーン。
新郎スピーチ

何も考えていない、その場で思ったことを話す
そう、言っていたのに。
みんなにしっかりと感謝の気持ちを伝え
何だか別人みたいにカッコよく見えた。

「…そして、最近よく妻とケンカしました。
式の準備が原因ですが、今では少しでも一緒に進めることが
でき良かったと思います。ある意味、最初の試練だったのかもしれません。
この場を借りて、きっかけをつくってくれた妻に感謝します。」
そう言い「これからもよろしく」と照れくさそうな彼。

やっぱり一緒に頑張ってきて良かった。
これから先どんなことも
ふたりで一緒なら頑張れる気がした。

ご新婦様の親友の方は
当日どうしても外せないお仕事で
ご出席されるのは難しいとのこと

そこで
ご新郎様からご相談がありました

何かしてあげたいんです・・・




当日の朝
お支度をおえたお二人は
館内で写真撮影をされます

静かなセレモニーホールにて
並んだお二人

突如
ご新郎様から
ご新婦様へ

実は
これ・・・
開けて見てみてよ

手渡したのはひとつの本の形

ご新婦様が不思議そうに
開いてみると

静かなセレモニーホールに
音楽が広がりました

実はそれは
ご出席されるのが難しい
ご新婦様の親友の方に
ご新郎様からお願いされた
オルゴールが鳴る祝電でした

素敵なご新郎様からの演出に

やばい、
写真撮るのに崩れちゃう・・・

そう照れ笑いされながら
こぼれた涙は美しかったです

.
ねえ、お母さん

この前ね、彼のどんなところを好きになったのかって聞かれて

私こうやって答えたんだ


敵がいいわけじゃないのに
なぜか安心感があって

テレビを見ていたら私の話なんて聞いてくれないけど

いざとなったら誰よりも頼りがいがあって


カレンダーに印つけて
誕生日とかお祝いしてくれたり


家族を大切にしてくれるところって


ねえ、なんかお父さんに似てると思わない？


お父さんに似た人を好きになるって


本当なんだね
.