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挙式の記事一覧

挙式スタイルについて

更新:2018/12/12 12:15



いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます
ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル
ウエディングコンシェルジュでございます


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12月に入り寒さも増し いよいよ冬本番となってまいりましたね
街のイルミネーションを見ていると
なんだかわくわくしたり
年の瀬を感じ少しさみしくも感じたりしています


本日はたくさんある挙式スタイルの中から
キリスト教式と人前式の違いをご紹介させていただきます


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まず皆様も耳にされる事が多い【キリスト教式】


牧師・神父を中心にキリストの祝福を受け                            
結婚の許しを受ける儀式です    

                                     
ご新郎様はタキシード ご新婦様はウェディングドレスに身を包んで儀式を行います
主な行事としてはご参列の皆様と共に讃美歌を歌ったり
おふたりは皆様に見守られる中で指輪交換を行い 誓いのキスを交わし
結婚成約のサインをした後に皆様にお披露目します


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誓いの言葉は先日ご紹介させていただいた
当ホテルオリジナルの内容をご用意しており                      


“季節のメッセージ”


“お名前の由来”  

                                        
“ふたりの描く夫婦の未来像”


よりお選びいただく事が出来ます       

                         
それぞれの特徴は是非こちらのブログをご覧ください♪

https://zexy.net/wedding/c_7770007503/blog/article/1198040.html


【人前式】


宗教にとらわれない挙式で                                  
参列者全員に結婚の証人になってもらうスタイルとなります


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キリスト教式と同様にご新郎様はタキシード 
ご新婦様はウェディングドレスに身を包んで儀式を行う事も有りますし 
和装人前式という形で和装を着られる方もいらっしゃいます   

          
いろいろな挙式スタイルがある中で唯一                             
ご新郎ご新婦様が常にゲストの方を向いて行う挙式となるので
ゲストにもとても印象に残るお時間をお過ごしいただけます


場所はチャペルで行う事もあれば 披露宴会場で行う方など決まりがない事も特徴です


誓いの言葉はインターコンチネンタルホテルでは人前式も3パターンご用意をしております


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“Message from the special guests″


こちらはたいせつなゲストの皆様に
誓いの言葉を考えていただきます

おふたりの事をよく知っているたいせつな方々だからこそのお2人らしいメッセージをいただき
誓いを交わしていただきます


“Thanks for naming″


キリスト教式にもご用意があるお名前の由来
お名前は親御様からもらった初めてのプレゼント
親御様のたいせつな想いを挙式でお伝えすることによって
おふたりにとっても親御様にとってもかけがえのないお時間となります



“Vows of future″


人前式と言ったら誓いの言葉はおふたりで考えていただくもの
そんなイメージをお持ちの方も多いと思います
おふたりらしさを取り入れて笑いあり涙ありの
誓いの言葉を考えられても素敵かもしれませんね


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挙式はおふたりにとっての誓いの場でもあり
ふたつの家族がひとつになる
たいせつな時間です



挙式スタイルや誓いの言葉も
是非大切なご家族やゲストの皆様を思い浮かべて
お選び下さいね


家族の絆を表すセレモニー

更新:2018/10/19 19:54

いつもブログをご覧いただきありがとうございます

ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル
ウエディングコンシェルジュです



朝晩冷え込み 少しずつ冬の訪れを感じるような気候になってまいりましたね

冬は空気が澄み 真っ青な空の景色をご覧いただけるさわやかなシーズンです
当ホテルのチャペルからもそんな景色をご覧いただきながら
おふたりが誓い合う瞬間を皆さまに見守っていただけます☆


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本日はその挙式のお時間に行う家族の絆を表すセレモニー
「ファミリーオース」をご紹介いたします


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挙式では新郎新婦が新しく夫婦となり
これからの人生を共にすることを誓います

そして同時に新郎家は新婦を娘として迎え入れ
新婦家は新郎を息子として迎え入れる時間になるため
新しい家族の絆が誕生する瞬間でもありますよね


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そんな大切な瞬間をセレモニーとしてゲストの皆さまに見守っていただくのが
「ファミリーオース」です


挙式の結びでおふたりとご一緒に親御様も祭壇い上がっていただき
ご新郎様はご新婦様の親御様の横に
ご新婦様はご新郎様の親御様の横に立ち
「これからどうぞよろしくお願いします」
という気持ちを込めてご参列の皆さまに対してご一礼いただきます


挙式の中でご家族が横に並ばれる瞬間は
改めてご家族の絆を感じることができるのではないでしょうか


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その後おふたりと手を取り合って新たな家族の絆を祈ります


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「両親への感謝の想いを伝えたい」
「ゲストの印象に残る挙式にしたい」

そんなおふたりの伝えたい想いをカタチにする演出です


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心温まるファミリーオースセレモニー
おふたりの挙式にもぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか

ダーズンローズセレモニー

更新:2018/8/20 15:13

いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます
ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル
ウエディングコンシェルジュでございます

8月も残り2週間となりましたね
お盆期間にご実家に帰ったり ご旅行に行かれたり
夏休みをゆっくり過ごされた方も多いのではないでしょうか



さて 本日は挙式での演出 “ダーズンローズセレモニー”をご紹介します

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ダーズンローズセレモニーは誓いのセレモニーとして挙式や披露宴で行われることが多い演出です


ダーズンローズとは訳すると“12本のバラ(1ダース)”という意味があり
その12本のバラを愛するご新婦様に贈り ゲストの皆様の前でプロポーズをする
ロマンティックなセレモニーです


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ダーズンローズセレモニーの由来は19世紀前半のヨーロッパから始まりました


男性が女性に結婚を申し込む時に野に咲く花を摘み
愛する女性にプロポーズをし
女性はプロポーズのYESの返事として
その花束の一輪を男性の胸ポケットに挿したという
幸せいっぱいのお話が由来です


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古くから続くセレモニーとして
憧れを抱くご新婦様も多いですね!


挙式で行う時は ご新郎様が入場する際に
バージンロード側にいるゲストの方からバラを12本受け取りながら入場します


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実はご新郎様がゲストの方から受け取るバラには
一本ごとに意味があります


感謝 誠実 幸福 信頼 希望 愛情 情熱 
真実 尊敬 栄光 努力 永遠 

ご新郎様は1本ずつバラを受け取り

これから共に一生を歩んで行くおふたりの結婚生活にとって
大切な意味をしっかり感じながら 12本のバラを束ねます
そしてバージンロードを1歩1歩大切に歩いてきたご新婦様が到着した時


沢山の気持ちが込められた12本のバラの束と
ご新婦様へありったけの想いや誓いの言葉を贈るのです


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そしてご新婦様はその想いに応えるように バラの花束から1本を取り
ご新郎様の胸元に飾ります

ご新郎様の胸元に贈られた1本のバラと
そして 結婚式当日を迎えたとびっきり綺麗なご新婦様の手元にも
赤いバラはより華やかさを感じさせてくれるのではないでしょうか



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おふたりらしいセレモニーは ゲストの皆様にも心に響く温かいお時間になるはずです
ぜひ皆様もおふたりならではのお時間を取り入れてみてくださいね


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ファミリーオース

更新:2016/5/20 18:11

いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます
ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル
ウエディングコンシェルジュの吉田夏織でございます

気持ちのいい五月晴れの中、ゴールデンウィークにご家族で旅行に出かけられたり
ご家族とふれあう時間が増える季節ですね

当ホテルのチャペルでは太陽の光がたっぷり入ってくる中で
青い空、海、そして緑を目の前に永遠の愛を誓っていただけます

本日はそんなヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルの
キリスト教式でおこなう「ファミリーオース」というセレモニーのご紹介をいたします

「両親への感謝の想いを伝えたい」
「ゲストの印象に残る挙式にしたい」

そんなお二人の伝えたい想いをカタチにする演出です

お二人だけでなくご両家のお父様・お母様と共に
新たな家族との「絆」を祈ります
神聖な中にも温かみを感じられるセレモニーをプラスすることで
より印象に残る挙式となります

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祭壇の前でお二人とご両家のご家族が共に手を繋いでいただきます

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ご両家が一列になることでゲストの前で新たな家族との「絆」を誓えます


キリスト教式にはしたいけれど
あまりかたくるしい挙式にはしたくないな・・・

そんな風に思うお二人にはぴったりのセレモニーです

披露宴だけでなく挙式もお二人らしいお式ができるよう
しっかりとお手伝いさせていただきます

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ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルにて
お二人らしい挙式を叶えてみませんか?

Ceremony's Music

更新:2015/7/15 20:44

いつもブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。
ウエディングコンシェルジュの西村千鶴です。

皆様は今までご参列された挙式で、どんなシーンが印象に残っていますか?
誓約のことば、ウエディングキス、もちろんおふたりの入場シーン・・・
おふたりの永遠の愛を誓い合う大切な場ですから、
どのシーンもとても感動的ですよね。

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そして、その感動のシーンを思い出すとき、
きっとそこには、ステキな“音楽”がありませんか?
今回は、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルでの挙式を彩る、
素晴らしい音楽をご紹介させて頂きます。

挙式の進行でグッと惹きつけるシーンのひとつが、新郎新婦の入場です。
ご新郎様の入場では『エルザの大聖堂への行列』が流れます。

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この曲は、オペラ歌劇『ローエングリン』の第2幕で
ブラバント国の王女エルザが人々と共に、騎士であるローエングリンとの結婚式のため
大聖堂へと向かうシーンで演奏される曲です。
場面設定は、「結婚式に向かう厳かで幸せに満ちた情景」ですから
まさに入場シーンにピッタリの、ご新郎様はもちろん、扉の外で待っているご新婦様も
期待に胸がふくらむ音楽です。

続いて入場するのはもちろん、ご新婦様です。
ここではご存知の方も多い、シューベルトの『アヴェ・マリア』を女性ソリストが歌い上げます。

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この曲は叙事詩『湖上の美人 Lady of the Lake』の中で、
“湖上の貴婦人”こと美しい娘エレン・ダグラスが、
聖母マリアに向けて口ずさむ祈りの言葉です。
少しだけその歌詞の直訳をご紹介しましょう。

♪汚れなきマリアよ 祝されんことを
 わたしたちが眠るために この岩に身を横たえ
 そしてあなたの加護がわたしたちを包むと
 堅い岩もわたしたちにはやわらかく思われるでしょう
 あなたが微笑むと 暗く湿った洞穴に
 薔薇の香りが漂います
 ああ 聖母よ 聞いてください こどもの願いを
 ああ 聖女よ ひとりの乙女が呼びかけています
 アヴェ・マリア

“アヴェ”とはラテン語で、おめでとう、栄えあれ、といった意味です。
ヴァージンロードを歩く美しい花嫁を、聖母マリアが祝福して下さる姿が浮かんできませんか?

続いて挙式のメインイベントのひとつ、指輪交換で演奏されるのが
パッヘルベルの『カノン』です。
学生時代の音楽の授業や山下達郎さんの『クリスマス・イブ』の間奏などで、
ご存知の方も多いかと思います。

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この曲は郷愁・秩序・希望など、様々な要素を称えています。
明朗で美しく、そして少しの哀愁を感じさせるメロディーとハーモニーが溢れています。

そして最後、いよいよおふたりの退場シーンを演出するのが
『You raise me up』です。
プロスケーターの荒川静香選手がエキシビジョンで使用して有名になりました。
まずは私個人の意訳ですが、歌詞をご紹介します。

♪落ち込んで心が疲れてしまったとき
 困難にあって心が苦しくなったとき
 私はただここで静かに待つの
 あなたが来て そばに座ってくれるまで

 あなたが励ましてくれるから
 山の頂にも立てる
 あなたが励ましてくれるから
 荒ぶる海も渡ってゆける
 私は強くなれるのよ
 あなたの支えさえあれば

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素敵なご新郎様に出会い、人生を共にすることを決めたご新婦様の気持ちを代弁するかのような
夢と希望に満ちた歌ですよね。

この素晴らしい歌とご参列の皆様の拍手が、おふたりの退場を見送ります。
思わず、ヴァージンロードを笑顔で歩くおふたりの姿と共に、
あのメロディーが頭の中に響き始めませんか?

このように、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルでは
おふたりの永遠の愛を誓う挙式を、同じように永遠に紡がれる音楽が彩ります。
素敵な音楽で、おふたりの大切な挙式をより一層印象深いものにしませんか?

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込められた想い

更新:2015/7/6 17:05

いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
ウエディングコンシェルジュの青野 由香利です。
先週末もヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルは、たくさんの幸せと感動に包まれました。
毎回本当にたくさんの感動のシーンが生まれておりますが
その中でも私が毎回ジーンときてしまうのが、
挙式での『ベールダウン』のセレモニーです。

ご新婦様がご入場する前にお母様の手でベールを下ろす。。。
皆様は、そんなシーンをご覧になったことはございますか。

ゲストの皆様の前で行うことも、ご家族だけの前で行うこともできます。
私はこの『ベールダウン』に秘められた想いや意味を知って以来、大好きなシーンとなりました。



ウエディングベールには、花嫁を邪悪なものから身を守る「魔除け」の意味が込められております。



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そしてお母様に行っていただく『ベールダウン』

生まれた瞬間から親御様の「愛情」という見えないベールに包まれ、
挙式当日まで大切に育てられてこられました。
大切に守ってきたその証と、これからの幸せを願う気持ちを込め
お母様の手で最後の身支度をしていただきます。

そしてこの下ろしたベールを上げることが出来るのは、
ご新婦様を幸せにすると誓うご新郎様のみが許されます。

ご新郎様へと向かうバージンロードは今まで生きてきた人生を表します。
お父様と歩かれる方、お母様、もしくはご兄弟と歩かれる方もいらっしゃると思います。


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産まれた時から一瞬一瞬を、一歩一歩ゆっくりと自分の歩んできた人生を振り返り、
噛みしめながら歩いて行きます。

そして愛するご新郎様の手へバトンタッチの瞬間は人生の中盤、「今日」という日。


ベールを上げる(=ベールアップ)ことにより、新婦様を守るものは何もありません。
その代わりとなり、新郎様が生涯新婦様を守り続けていくのです。
ベールアップはおふたりの間の垣根が除かれ、新しい人生の始まりを象徴するとも言われています。


いかがですか。
挙式には全てに意味が込められています。
それを知ることで、グッと想いも高まりますよね。

これからのおふたりの人生が、幸せで包まれますように。
是非、おふたりの想いをお聞かせ下さい。


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込められた願い

更新:2015/7/2 19:57

いつもブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。
ウエディングコンシェルジュの西村千鶴です。

人生のパートナーとの新しい門出の日となる結婚式。
それぞれの挙式スタイルの中で執り行われるさまざまなプロセスがもつ意味、
そこに込められた願いを考えたことはありますか?


主役であるおふたりはもちろん、ゲストとして参列する場合も、
その意味がわかっていれば、さらに感慨深い気持ちで
それぞれのシーンと向き合うことができることでしょう。
本日は、一般的な挙式で行われていることについて、
その意味や願いを探ってみたいと思います。


【そもそも結婚式とは・・・】
お互いの生涯を誓い合うおふたりが、それを今までお世話になった方々に披露する儀式です。

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人間は誰しも一人では生きていけません。
多かれ少なかれ、他人に支えられて生きてきました。
だからこそ、人生の節目に親戚・友人を招き、
これまでの感謝と今後の決意を表明することが礼儀である、とされたのです。

【バージンロード】
他の人たちは絶対に踏み込むことはできない神聖な道、と言われているバージンロード。
ご存知の方も多いと思いますが、花嫁の人生を表しています。

まず、最初のチャペルの扉は『誕生』そのもの。
ご新婦様は外へ一歩を踏み出す前の、お母さんのおなかの中から始まります。

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扉が開いて歩き出す、その瞬間が人生の始まりです。
ご新婦様の人生の軌跡である『過去』を、ゆっくりとした歩みと共に進んでいきます。

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最初の一歩はご新婦様が生まれた日
次の一歩はご新婦様が初めて立った日・・・
そんな風に家族とともに過ごしてきたその時間を、一歩一歩踏みしめながら歩いていきます。

そして、そのバージンロードの終点にいるご新郎様と手を取り合う、
その場所からいよいよおふたりの『未来』が始まります。
しかしそこから先は、おふたりがこれから作り上げていくものですから、
目に見えるバージンロードはそこで終わりです。
おふたりが腕を組んだ瞬間見えるのは、おふたりだけのバージンロードのはずです。

【誓いのキス】
誓いのキスは『誓いの言葉を封じ込め、永遠のものとする』という意味が込められています。
また誓いのキスをどこにするかで意味も変わってきます。
額は『友情』、頬は『厚意』、唇は『愛情』・・・

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そのため緊張するとはいえ、やはり誓いのキスは
愛情を表現するためにも唇で行いたいですよね。

【ライスシャワー・フラワーシャワー】
ライスシャワーは米を使うことから、日本の習慣と思われることもありますが、
欧米の結婚式の伝統的な風習です。
ヨーロッパにおいても南欧を中心に米が主食として栽培され、
麦よりも収穫率が高く『豊潤な恵み』と『子孫繁栄』の象徴とされています。

ライスシャワーの意味は、この米の性質にあやかり、おふたりのこれからの人生が
『豊かさと子宝に恵まれますように』 『食べることに困りませんように』
との願いが込められています。

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また、フラワーシャワーは
『花の香りによってあたりを清め、幸せを妬む悪魔からおふたり
を守る』
という魔除けの意味があります。


【ブーケトス】
もともとの意味については、様々な説があるようですが、
14世紀頃のイギリスで、結婚式に参加していた方々が花嫁の幸せにあやかりたいということで
ウェディングドレスを引っ張って、ブーケの花や小物などを取ったため、
その対策としてブーケを投げたことが始まりと言われています。
それがいつのまにか、幸せをお裾分けするという意味で何かを投げるということにつながり、
ブーケトスになったとされています。

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【リングピロー】
実は古代エジプトの結婚式でも使われていたと言われていますから、驚きですよね。
従者が直接渡すのは失礼とされていたため、用意されたそうです。

リングピローについている紐にも意味があります。
古代ヨーロッパでは、リボンや縄で自分たちを一つに結ぶ事が『約束』を意味し、
その事で結婚を表現していたので、『お二人の愛を約束する』という意味が込められています。

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また、リングピローを生まれてきた赤ちゃんのファーストピローとして3日間使うと、
健やかに成長すると言われています。
いつ、どこで言われ始めたのかは不明ですが、
幸せな日に使ったアイテムを、生まれてきた赤ちゃんのために使って幸せを繋いでいきたい・・・
そんな願いから生まれてきたステキなお話なのかも知れません。

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意味を知っただけで、挙式への想いが、また少し変わってきませんか?
おふたりの挙式が特別なものとなりますよう、
私たちコンシェルジュもそれぞれの演出に込められた願いを大切に、
これからも皆様のお手伝いをさせて頂ければと思っております。

神秘に包まれるベール

更新:2015/6/17 19:42

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
ウエディングコンシェルジュの中川 茉実です。

今回はウエディングベールに関してお話をしたいと思います。
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ベールにはいくつか種類があります。
ショートベール、ロングベール、ドットベール、マリアベールなどです。
ベールはもともと、古代ギリシャ・ローマ時代からあったもので、”魔除け”のアイテムだったのだそうです。
現在では花嫁を”魔”から守り、そして新郎新婦二人を隔てる壁でもあるこのベールをあげてキスをするのは、
ふたりの間の壁を取り払うという意味があるんです!とても素敵ですね♪

その中でも近年人気を集めているのが『マリアベール』です。
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聖母マリア様が付けていたことからこの名前が付けられ、
ベールを折り返さずに頭に沿わせてそのままかぶるベールです。
結婚式に限らず、敬虔なクリスチャンの方はミサの際など、
厳粛な場所でこのマリアベールを付けられているそうです。
顔回りにレースがほどこしてあるので、厳粛な雰囲気に豪華で華やかに仕上がりますね。
マリアベールは、Uピンや縫うことでフェイスアップベールにチェンジすることもできるのでアレンジの幅が広がります。


また挙式の際に行う『ベールダウン』
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清浄のシンボルであり、邪悪なものから花嫁を守るといわれるウエディングベール。
そのベールを結婚式の始まる前にお母様が下ろして式へと送り出す。
それがベールダウンセレモニー。ベールダウンセレモニーを行うタイミングは、、、

1: これから結婚式へと向かう前にブライズルームに来ていただき、お母様との時間をとってベールを下ろしていただく。
2: 結婚式での入場時ご列席の方々にも見守っていただきながら、入口近くでお母様にベールを下ろしていただく。その後お父様と腕を組み入場。

の2通りがあります。

ブライズルームで行うベールダウンセレモニーには、
結婚式へと向かう緊張の時にお母様との時間がとれ、言葉も交わしやすいというメリットがあります。

結婚式での入場時に行うベールダウンセレモニーには、ご列席の皆様にもご覧いただけるという演出的な面でのメリットがあります。

花嫁の身支度であるベールを下ろすことには、
それまで愛情いっぱいに子育てされてきたお母様の最後の役目という意味もあるといわれます。
ウエディングベールを下ろす。その短い時間に 「おめでとう」 「幸せになってね」
といったお母様の愛情と願いが込められているように思います。
(※マリアベールではベールダウンセレモニーはできません。)


とても神聖な意味をもつベール。
ぜひお気に入りのベールで当日を迎えてくださいね♪

新たな人生への船出

更新:2015/6/15 20:21

いつもブログをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
ウエディングコンシェルジュの西村 千鶴で​す。

みなとみらいで最も海に近い場所にあるインターコンチネンタルホテルからは、
毎日様々な船の出入港する様子がご覧頂けます。
今日も大きな船の出航する姿が見え、何故でしょうか、心が浮き立つような気持ちになりました。


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私どものチャペルは、まさにこの“船”をモチーフにデザインしております。
横浜港が開港して150年余り。
全国1位の出入港数を誇る、日本を代表する海の玄関口です。
世界中の船が行き来するこの港から、遥かなる大海原へ出航する豪華客船のような空間は、きっとおふたりの人生の船出に重なって見えることと思います。


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おふたりの末永い愛と絆をあらわすように、歳月を重ねるごとに重厚感と味わいが増していくという、実際の船舶技術も随所に取り込んでおります。
チャペルにこだわりたいとお考えのおふたりには、ぜひ直接ご覧頂き、暖かな木のぬくもりを感じながら、大きな窓の先に続く明るい未来をイメージして頂きたいと思います。


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突然ですがここで、日本で初めてヨガを日本に広めたとされる中村天風さんの言葉をご紹介させて頂きます。

船に乗っても、
もう波が出やしないか、
嵐になりゃしないか、
それとも、
この船が沈没しやしないかと、
船のことばかり考えていたら、
船旅の愉快さは何もなかろうじゃないか。
人生もまたしかりだよ。

いかがですか?
ご結婚後の生活に少なからず不安を抱えているおふたりもいらっしゃるかと思います。
しかし、そんな波のような人生の高低をお二人で一緒に乗り越えて行くことこそ、おふたりがこれから共に生きていくうえで、1番の楽しみなのではないでしょうか。
それに悪い方向にばかり考えていると、いつの間にかそちらに向かって舵が取られてしまいます。


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おふたりが手をとりあってしっかりと舵を握りしめ、これからはじまる新たな人生への船出をお手伝い出来るのを楽しみにしております。

賛美歌312番の本当の意味

更新:2015/6/10 18:27



いつもブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
ウエディングコンシェルジュの中川 茉実です。

関東も梅雨入りをしたとのことで、
お天気も変化の多い時期になってきましたがいかがお過ごしでしょうか?

6月はジューンブライドと言われる月でもあり、また女性の月とも言われています。
結婚式の話題も多くなるこの時期ですがその中、先日キリスト挙式に参加した際に
ふといつも歌う賛美歌に関してどのような意味がある曲なのだろうと疑問がわいたのです。

なので本日はキリスト挙式には欠かせない『賛美歌』に関してです。

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賛美歌とはそもそもどのようなものかご存知でしょうか?
キリスト教のなかでも特にプロテスタント教会おいて、礼拝や集会等で歌われる、神をたたえる歌のことです。
「賛美」と言う場合には「美」・「美」のどちらの文字も使われますが、「聖歌」とも呼ばれることも多くあります。

日本の結婚式で歌われる讃美歌の定番とも言えるのは、
 ・『いつくしみ深き』(賛美歌312番)
 ・『妹背(いもせ)をちぎる』(賛美歌430番)

の2つです。
 
中でも『いつくしみ深き 友なるイェスは・・・』で始まる讃美歌312番は、
メロディーが『星の世界』という唱歌と同じということもあり歌いやすく、記憶に残りやすい賛美歌です。
この賛美歌の歌詞はアイルランドのスクライヴェンという人が作りました。

ここから少し哀しいお話になりますが、
おふたりを祝福する際に歌われる賛美歌ですので是非意味を知るとより思いを込めていただけると思います。

作詞者のスクライヴェンは、とても恵まれた家庭に生まれ育った男性でした。
大学卒業後に出会い愛しあい、結婚の約束をした婚約者がいましたが、なんと結婚式の前日にボートの事故で彼女は亡くなってしまいます。
このことに深く悲しみ、絶望のどん底にいた彼ですが、その後「友なるイエス・キリスト」を心から信頼し祈ることで、
イエスからの慈しみや慰めを得、再び立ち上がることができました。

この時の経験や心境を、病に苦しむ母を励ますために贈った詩が、この「いつくしみ深き・・・」なのだそうです。

この歌詞の一番を、自分なりに現代の言葉にしてみるとこうなります。

「慈しみ深い、友なるイエスは、
罪や咎、憂いを取り去ってくださる。
心にある嘆きを隠さずイエスに伝えることで、
背負っている重荷を彼の元に下ろせるはずだ」

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スクライヴェンのエピソードを知ると、結婚式で歌うのには少し相応しくない印象をもたれるかもしれません。
また、キリスト教徒でない方にはピンと来ないかもしれません。

でも、この歌詞を改めて見てこう思うのです。
結婚は幸せなことだけではありません。
誓いの言葉に「病める時も健やかなるときも」という言葉があるように、この先二人の未来には様々なことがあるでしょう。
そんなとき、何か大いなる大切な存在がいつも慈しみを持って見守ってくれていると信じられることは人生において大事なことです。

例えクリスチャンでなくても、信じる神が無くても、結婚式をこの先のあらゆることに備え覚悟し、
それでも一緒に生きていく想いを強くする機会として捉え、
この日参列してくれている両親や親族・友人といった人々を何かあったときに支え支えられる存在として再認識しつつ、
讃美歌の歌詞を口にするのも良いかもしれませんね。

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キリスト教式では当たり前のように行われる讃美歌の唱歌ですが、
おふたり・列席者どちらの立場であっても、事前にその意味や背景、込められた想いを知ることで、
セレモニーに向かうことの意義をより強めることができると思います。


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