結婚式に関するエピソードの記事一覧

私たちのデートは決まってカラオケ


どこかに行っても
十中八九は
しめのカラオケ


お互いに歌うのが大好きで

家に居てもいつも
どちらかが何かを歌ってる


十八番として
彼が必ず歌うのは
男性歌手の
一途な想いを描いたバラードの曲


「この曲ねー
　いつかギターで弾き語りとかしてみたいなー
　絶対格好いいよね
　絶対惚れ直すよ？」


いつも間奏中にこれを言う彼


楽器なんて一度も触ったこともない彼に
はいはいそーだねって
いつも受け流す私



まさか


結婚式に


本当にギターで
弾き語ってもらうことになるなんて！！




まさか


５年越しくらいの


壮大なフリだったなんて！！（笑）






正直とってもびっくりしたし
いつの間に練習したんだろうって
本当に不思議だったけど


うん

彼の言う通り

完全に惚れ直しました（笑）

高校を卒業してから5年。

今日は彼と懐かしの母校にやってきた。

彼と付き合い始めたのは
高校2年のときで、
高校を卒業するときに
こっそり校庭のはしっこに
タイムカプセルを埋めたのだった。

そのときの約束は
「5年後　掘り返しに来ようね」

どのへんだったっけ？なんて言いながら、
目印の木を見つけて、
その下をふたりでスコップで掘り返してみた。

コツン！

スコップの先がカタいものにあたって、
ふたりのテンションは一気に上がって
そこからはかなりスピードがアップしたりして（笑）。

やっと出てきたー！
ってふたりで感慨深くなって。

クッキーの缶に入れていたんだけど、
すっかり錆びてしまっていた。
しっかり5年の時が経ったことを
物語っていて、それも愛おしかった。


さて、開けてみようか・・・


お互いに向けて書いた手紙。

何書いたっけね、とか言いながら、
お互いに交換して、
読み進めていくと・・・


最後の行に 「結婚してください」


えっ　と思っていると
視線を感じて、
ふと前を見た。


どこから出したのか、
真っ赤な薔薇の花束を持った彼が
照れくさそうな笑顔浮かべて
言ったのだった。


「結婚してください」

私の両親は共働きで、
子供の頃はいつも
近所のおじちゃんおばちゃんの家で
遊んでもらっていた。

この間親戚の集まりのとき、
結婚するんだって話をみんなにした。

おじちゃんとおばちゃんは、
本当に我が子のように
私を可愛がってくれていたから、
本当に本当に喜んでくれた。

おじちゃんおばちゃんの家には
女の子がいないから、
おじちゃんはバージンロードを歩くことを
すごく夢見ていたんだろうけど、
どうせ無理って感じで、
冗談半分にうちのお父さんに
「お前はいいよなぁ」
なんて言ったりしてた。


結婚式の準備を進めていく中で、
プランナーさんに相談してみた。

やっぱり挙式のバージンロードを歩くのは
お父さんとしたいんだけど、
おじちゃんにも何かしてあげたいなって・・・

そしたら、中座のエスコートを
おじちゃんにお願いしたらいいんじゃない？って。

そのときに会場内にバージンロードを敷いて、
サプライズでおじちゃんをびっくりさせてあげようって。

それ、とっても良いなって思って、
ぜひお願いすることにした。


当日は、朝からおじちゃんはずっと顔を真っ赤にして
涙をこらえた顔をしていたんだけど、
サプライズで中座をお願いしたタイミングで、
とってもびっくりした顔をして、
涙をこぼしながら　ずっと

「ありがとなぁ　ありがとなぁ」

って言ってた。


そしたらなんだか私も泣けてきて、
会場を出てすぐにふたりで抱き合ったんだ。

「幸せになれよ」

そう言ってくれたおじちゃんの温もりは
一生わすれないし、
おじちゃんのように温もりのある
幸せな家族を作っていきたいなって
思うことができたんだ。

夏の暑い夜だからこそ
飲んで食べてそしてまた飲んで…(笑）

フランクにゲストの方と楽しみたい！
そして、全員が幸せになってくれるといいな

そんな2人の想いがこもったWedding Party

テーブルにつくと、既においてあるショットグラス？
特製大人のポカリ？
え？ビアタワー？
パン食い競争に、本気の三輪車レース？

まるでそこはリゾート地の様な
ビアガーデンの様な
楽しいWedding Party

夜になるとキャンドルに火が灯り
2人を祝福する

そしてこの日集ったかけがえのないゲストの方々の幸せを願って…

『ご新婦様が挙式の際に歩くヴァージンロードは
花嫁様の人生そのものを表しています』

ご新婦様には 生まれた時から今までのことを思い出し
感謝の気持ちをこめて一歩ずつゆっくり歩いて欲しい

ご新郎様には　結婚式という場で
新しい家族を自分が守っていく決意や
今までの感謝を伝え新たなスタートの日にして欲しい

そんな想いを込めて
ご家族様からお預かりしたプレゼント
それは　結婚式の時にはくキレイな靴でした

フランスでは『良い靴をはくと幸せになる』
という古くからの言い伝えがあるそうです

“幼い頃 初めて立って歩いた瞬間や
成長して色んなところへ行った思い出を
振り返りつつ
自分の知らぬ間に 頼もしくなった雰囲気に合うように･･･
そんなことを考えながら選んだんだよ“

靴と一緒に渡されたお手紙には
そんなことが書かれていたそう

新たな人生の1歩を歩むおふたりへ
贈られた靴
末長い幸せが続くようにと願いが込められた
愛情いっぱいの靴でした

ウェディングパーティーがおひらきになる直前
一番最後のシーンのことを
私達は『ラストシーン』と呼びます

お手紙で感動的な雰囲気
GAMEで楽しそうな雰囲気
演出で盛り上がっている雰囲気
映像を見て思い出に浸っている雰囲気･･･

ジャルダン･ドゥ･ボヌールのご結婚式には
決まったプログラムがありません
全てを0から創り上げるオリジナルウェディング
だからこそ　ラストシーンも様々です

お手紙はご新婦様だけではなく、ご新郎様や
ご家族様が読まれてもステキですし
反対に　感動的な場面は一切なく、最後まで盛り上がった雰囲気で
おひらきになるのも楽しいですね

エンドロールだって 新郎新婦が退場の前に
皆様と一緒にご覧になるのも良いですし
実はその内容の一部が大切なお相手に サプライズ･･･など
仕掛けがあるのもワクワクしますね

一生に一度の大切な日
ラストシーンを迎えた際
大切な人には
どんな お顔をしていてほしいですか？

年賀状なんてここ何年は
ずっと作ってなかった。

年明けも私の周りはみんな、
メールとかばっかりで。



結婚式を終えて、
そのときの写真を使って
今年は作ってみることにした。

全員分、手書きのメッセージを添えて、
みんなへの感謝と、
報告の意味を兼ねて。

実は、結婚式に向けて
準備に一所懸命になっていた私は
結婚式ロスになっていたので、
全員分年賀状を作ることは全然苦ではなかった。

いざ年が明けて、
ポストを開けてお返事が来ていないかなと
ワクワクする日々は
結婚式の返信はがきを待つ日々に似ていた。


年賀状のお返しをくれたみんなからも
「結婚おめでとう！」
「ずっと仲良くね」
など　それぞれ手書きのコメントがあったりして、
こういう繋がりもいいなあって思った。




結婚式を機に
今までお世話になったみんなとの繋がりを
再度確認して　正直疎遠になっていた方とも
また連絡をとるようになって

節目って大事だなって感じることができた。


これからも　よろしくお願いいたします。

結婚式の写真アルバムと映像が届いた。


年末年始はそれを持って
実家に帰ることにした。


実家には親戚や
小さい頃よく面倒を見てくれたおじちゃんやおばちゃん
みんなが勢ぞろいしていて、
人数の関係や遠方だからって呼べなかった方達もみんなで
アルバムと映像を見ながら盛り上がった。




「知ってた？このとき、こいつ泣いてたんだよ！」

「このシーンは腹抱えて笑ったね～」

「ここであんた噛み噛みだったよね～！」


笑いと涙でいっぱいの夜。


改めて　良いなあと思った。

多分何年後もこうやって語り継がれる。

一生ものの最高の思い出。


何年後もこうして みんなで笑っていようね。

珍しいものが好きな僕達
ちょっぴりロマンチストなところもある僕

プロポーズは冬に花火を見ることができる
とある温泉で気持ちを伝えることにした

『結婚しよう』その言葉と共に

花火が上がった

まるでドラマか映画のような　その一瞬に
感動したのを覚えている

そして今日

夫婦になって新たな日

結婚式

そこでまた　思い出の光景を見た

雪景色の中に
花火

思わず彼女に
抱きつきながら
なんだか懐かしくて嬉しくて

また今日から
新しい一歩を踏み出せる気がした

あなたは次男坊で

共働きの私達がよく家を空けている間


長男のわがままにも愛想を尽かさず付いていき

弟の面倒も見て


本当に「気配りの人」でしたね




だからこうして

大人になった今でも


あなたの周りには

たくさんの笑顔があふれているのでしょう







一番の笑顔は


あなたが選んだ


お嫁さん


本当に素敵な笑顔で

周りのみんなを元気にしてくれる



そんな彼女の隣にいるあなたも

今　なかなか良い顔してるわよ