彼氏と結婚したい!男性側の心理から女性からのアプローチ法まで
Index
- #01 男性・女性で「結婚への意識」に差はあるもの?
- #02 結婚に踏み切れない男性の心理
- #03 彼氏に結婚したいと思わせる女性になるには?
- #04 結婚したい彼氏が見せるサイン
- #05 女性から彼氏に結婚したいと意思表示するのもあり!
彼氏と結婚したいとき、一体どうしたら良いのでしょうか?男性、女性の結婚への意識の差や、結婚に踏み切れない男性の心理、結婚を考えている彼氏が見せるサインについて解説します。また、彼氏に結婚したいと思わせる女性になるための方法など、恋愛、人間関係、メンタルヘルスのカウンセリングを多数行っている、心理カウンセラーの小日向るり子さんに詳しく伺いました。
男性と女性で「結婚への意識」に差があるものなのか、20〜30代向けのアンケート結果や男女共同参画局の調査結果を基に解説していきます。
※データ出典:マクロミルアンケート
未婚の男女206人に「将来、結婚したいと思いますか?」と質問したところ、男性は53.4%、女性は67.0%の人たちが「はい」と回答しています。男性よりも女性の方が、結婚への意思は高い結果となりました。
※データ出典:マクロミルアンケート
また、「交際から結婚までの理想の期間」としては、男性は付き合って「1〜2年未満」または「2〜3年未満」で結婚したい人の割合が高く、女性は「1〜2年未満」で結婚したい人の割合が高くなっていました。
※データ出典: 男女共同参画白書 令和4年版/男女共同参画局 「第2節 結婚と家族を取り巻く状況/結婚を取り巻く状況」 を基にグラフ作成
今後の結婚願望を調べてみると、特に20代女性の割合が高くなっています。結婚への考え方は多様化している時代ですが、妊娠・出産ができるのは女性であることに変わりはありません。そのため、「子どもが欲しい」と思っている女性ほど、早めの結婚を意識していると考えられます。
20代では男女の結婚への意識に差がありますが、30代では同じくらいになり、40代になると男性の方が結婚への意識が高まる結果となりました。
結婚したい気持ちはあるけれど、なかなか踏み切れない男性の心理にはどのような思いがあるのか、考えられる理由を見ていきましょう。
「経済的に安定してから結婚したい」と考えている男性の場合は、経済的な自信のなさが結婚に踏み切れない理由になることもあります。
その場合、「もっと収入が増えたら」「もっと貯蓄ができてから」など、経済的な不安を払拭できたときに結婚を意識し始めるケースが多いです。
定額の動画配信サービスやゲームなど、ひとりで楽しめる娯楽も多く、パートナーがいなくても孤独を感じにくい環境です。
自分時間が充実した結果、「結婚したら自由な時間が減るのでは?」と抵抗を感じるようになり、結婚の優先順位が下がっている可能性があります。
結婚に踏み切ることができない彼氏に、「結婚したい」と思わせるための方法について、4つのポイントをご紹介します。
「自分の収入では、家族を養うことができない」と経済的な部分に不安を感じている男性は少なくありません。
女性側が経済的に自立している姿を見せれば、男性は結婚への不安を取り除くことができ、安心感を抱くことができます。「ふたりで助け合って家族になろう」と考えている姿勢を示すことが大切です。
彼氏と趣味が同じであれば問題ありませんが、彼氏だけの趣味や友達との付き合いなど、自分とは異なる趣味があったとしても理解をしてあげましょう。
趣味を大切にしている彼氏ほど、結婚して自由な時間が少なくなることに抵抗を感じています。「結婚しても、趣味の時間が奪われない」と彼氏に示すのがポイントです。
もちろん女性側が我慢してばかりでは、ストレスがたまってしまうこともあるので、「今日はあなたの好きなようにして良いけど、次は私の好きなことにも付き合ってね」など、自分だけが疲弊しない方法を取り入れましょう。
彼氏の行動や性格など、良いと思ったら積極的に褒めるのもおすすめです。「格好良い」「さすがだね」など、ストレートな言葉はベタなようですが相手に響く言葉です。
また、彼の性格を褒めることも重要。「あなたのことを一番理解している存在は私だよ」と彼氏に確信させてあげましょう。
褒められると自己肯定感が上がり、自信を持つことができます。ふたりで一緒にいることで自分に自信が出てきたと感じることができれば、結婚に対して消極的だった彼氏も、楽しい未来を思い描けるようになるはずです。
結婚したいと思わせるためには、彼氏から見て魅力的な女性になることが大切です。興味のアンテナを高くして、自分自身をアップデートさせていきましょう。
「今日は●●の勉強会に行ってくる」「少し遠いけど新しい美容院に行ってくる」など、新しい世界にチャレンジする姿を見せることで、「彼女は魅力的だから誰かに取られるかもしれない→手放したくない→結婚したい」といった思考に繋がりやすくなります。コツは彼氏の嫉妬心をさりげなく刺激することです!
男性が「彼女と結婚したい」と考えている場合、行動やしぐさから結婚する気があるのか読み取ることができます。
例えば「彼氏の友達や同僚に彼女を紹介する」「彼女の親に会いたがる」など、周囲へのアピールが見えると結婚を意識しているサインです。結婚に向けて関係を前進させるためにも、彼氏のサインを見逃さないようにしましょう。
\もっと詳しく知りたい人はこちら!/
「結婚を考えている彼氏が見せるサイン&結婚を意識するきっかけとは
彼氏が結婚したいと思っているのか、どうしたら結婚に踏み切ってくれるのかなど、モヤモヤしてしまうようであれば、彼女の方から「あなたのことが大好きだから、結婚したい」と素直に伝えるのも一つの方法です。
場合によっては、「私のことがもう好きではない?」「結婚が無理なら別れた方が良いのかな」ということまで伝える必要が出てくるかもしれません。勇気が必要な行動ですが、将来について不安を感じている気持ちを、まずは正直に伝えてみてはいかがでしょうか。
どうしても相手からプロポーズをしてほしい場合は、自分から誘導するのも手です。
例えば、水族館やテーマパーク、素敵なレストランでのデートといった非日常ばかりではなく、家具屋や雑貨屋、電気屋に行ったり、スーパーで食材を買って一緒に作ったり、結婚生活を想像できるようなことをしてみましょう。家具を見ながら、「結婚したらこんなソファで一緒に映画を見たいな」と、チラリと言うのもおすすめです。
また、子どもや家など将来の話をしてみるのも良いです。「60歳になったとき、子どもや孫に囲まれていたら幸せだね」など遠い将来の話をすることで、「今が楽しければそれで良いわけではない」と男性に気付かせることができます。
ふたりがポジティブに結婚に向き合えれば、関係もグッと前進するはずです。一緒に幸せになるイメージを育んで、ふたりらしい結婚までの道のりを見つけてくださいね。
取材・文/高坂晴奈
【監修】
小日向るり子さん
「カウンセリングスペースフィールマインド」代表。心理カウンセラー。一般社団法人 日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。JAAアロマコーディネーター。恋愛、人間関係、メンタルヘルスなど多くの悩みにカウンセリングを行っている。恋愛や心理系コラムの執筆やメディア出演、監修も多数行っている。2023年4月までの相談件数は約5500件を超える。
オフィシャルサイト:http://feel-mind.net/
X(旧twitter):https://twitter.com/ruriyakko1107
ブログ:https://ameblo.jp/r-kohinata/
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2023/7/13〜2023/7/14
有効回答数:206人(男性103人、女性103人)
(インターネットによる20〜30代男性・女性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)
・男女共同参画白書 令和4年版
男女共同参画局
男性・女性で「結婚への意識」に差はあるもの?
男性と女性で「結婚への意識」に差があるものなのか、20〜30代向けのアンケート結果や男女共同参画局の調査結果を基に解説していきます。
将来の結婚願望
※データ出典:マクロミルアンケート
未婚の男女206人に「将来、結婚したいと思いますか?」と質問したところ、男性は53.4%、女性は67.0%の人たちが「はい」と回答しています。男性よりも女性の方が、結婚への意思は高い結果となりました。
交際から結婚までの理想の期間
※データ出典:マクロミルアンケート
また、「交際から結婚までの理想の期間」としては、男性は付き合って「1〜2年未満」または「2〜3年未満」で結婚したい人の割合が高く、女性は「1〜2年未満」で結婚したい人の割合が高くなっていました。
結婚を考える年齢
※データ出典: 男女共同参画白書 令和4年版/男女共同参画局 「第2節 結婚と家族を取り巻く状況/結婚を取り巻く状況」 を基にグラフ作成
今後の結婚願望を調べてみると、特に20代女性の割合が高くなっています。結婚への考え方は多様化している時代ですが、妊娠・出産ができるのは女性であることに変わりはありません。そのため、「子どもが欲しい」と思っている女性ほど、早めの結婚を意識していると考えられます。
20代では男女の結婚への意識に差がありますが、30代では同じくらいになり、40代になると男性の方が結婚への意識が高まる結果となりました。
結婚に踏み切れない男性の心理
結婚したい気持ちはあるけれど、なかなか踏み切れない男性の心理にはどのような思いがあるのか、考えられる理由を見ていきましょう。
経済的な自信がない
「経済的に安定してから結婚したい」と考えている男性の場合は、経済的な自信のなさが結婚に踏み切れない理由になることもあります。
その場合、「もっと収入が増えたら」「もっと貯蓄ができてから」など、経済的な不安を払拭できたときに結婚を意識し始めるケースが多いです。
自由な時間が少なくなることに抵抗がある
定額の動画配信サービスやゲームなど、ひとりで楽しめる娯楽も多く、パートナーがいなくても孤独を感じにくい環境です。
自分時間が充実した結果、「結婚したら自由な時間が減るのでは?」と抵抗を感じるようになり、結婚の優先順位が下がっている可能性があります。
彼氏に結婚したいと思わせる女性になるには?
結婚に踏み切ることができない彼氏に、「結婚したい」と思わせるための方法について、4つのポイントをご紹介します。
経済的に自立した女性を目指す
「自分の収入では、家族を養うことができない」と経済的な部分に不安を感じている男性は少なくありません。
女性側が経済的に自立している姿を見せれば、男性は結婚への不安を取り除くことができ、安心感を抱くことができます。「ふたりで助け合って家族になろう」と考えている姿勢を示すことが大切です。
彼氏の趣味を理解する
彼氏と趣味が同じであれば問題ありませんが、彼氏だけの趣味や友達との付き合いなど、自分とは異なる趣味があったとしても理解をしてあげましょう。
趣味を大切にしている彼氏ほど、結婚して自由な時間が少なくなることに抵抗を感じています。「結婚しても、趣味の時間が奪われない」と彼氏に示すのがポイントです。
もちろん女性側が我慢してばかりでは、ストレスがたまってしまうこともあるので、「今日はあなたの好きなようにして良いけど、次は私の好きなことにも付き合ってね」など、自分だけが疲弊しない方法を取り入れましょう。
褒め上手な女性になる
彼氏の行動や性格など、良いと思ったら積極的に褒めるのもおすすめです。「格好良い」「さすがだね」など、ストレートな言葉はベタなようですが相手に響く言葉です。
また、彼の性格を褒めることも重要。「あなたのことを一番理解している存在は私だよ」と彼氏に確信させてあげましょう。
褒められると自己肯定感が上がり、自信を持つことができます。ふたりで一緒にいることで自分に自信が出てきたと感じることができれば、結婚に対して消極的だった彼氏も、楽しい未来を思い描けるようになるはずです。
自分自身をアップデートさせていく
結婚したいと思わせるためには、彼氏から見て魅力的な女性になることが大切です。興味のアンテナを高くして、自分自身をアップデートさせていきましょう。
「今日は●●の勉強会に行ってくる」「少し遠いけど新しい美容院に行ってくる」など、新しい世界にチャレンジする姿を見せることで、「彼女は魅力的だから誰かに取られるかもしれない→手放したくない→結婚したい」といった思考に繋がりやすくなります。コツは彼氏の嫉妬心をさりげなく刺激することです!
結婚したい彼氏が見せるサイン
男性が「彼女と結婚したい」と考えている場合、行動やしぐさから結婚する気があるのか読み取ることができます。
例えば「彼氏の友達や同僚に彼女を紹介する」「彼女の親に会いたがる」など、周囲へのアピールが見えると結婚を意識しているサインです。結婚に向けて関係を前進させるためにも、彼氏のサインを見逃さないようにしましょう。
\もっと詳しく知りたい人はこちら!/
「結婚を考えている彼氏が見せるサイン&結婚を意識するきっかけとは
女性から彼氏に結婚したいと意思表示するのもあり!
彼氏が結婚したいと思っているのか、どうしたら結婚に踏み切ってくれるのかなど、モヤモヤしてしまうようであれば、彼女の方から「あなたのことが大好きだから、結婚したい」と素直に伝えるのも一つの方法です。
場合によっては、「私のことがもう好きではない?」「結婚が無理なら別れた方が良いのかな」ということまで伝える必要が出てくるかもしれません。勇気が必要な行動ですが、将来について不安を感じている気持ちを、まずは正直に伝えてみてはいかがでしょうか。
どうしても相手からプロポーズをしてほしい場合は、自分から誘導するのも手です。
例えば、水族館やテーマパーク、素敵なレストランでのデートといった非日常ばかりではなく、家具屋や雑貨屋、電気屋に行ったり、スーパーで食材を買って一緒に作ったり、結婚生活を想像できるようなことをしてみましょう。家具を見ながら、「結婚したらこんなソファで一緒に映画を見たいな」と、チラリと言うのもおすすめです。
また、子どもや家など将来の話をしてみるのも良いです。「60歳になったとき、子どもや孫に囲まれていたら幸せだね」など遠い将来の話をすることで、「今が楽しければそれで良いわけではない」と男性に気付かせることができます。
ふたりがポジティブに結婚に向き合えれば、関係もグッと前進するはずです。一緒に幸せになるイメージを育んで、ふたりらしい結婚までの道のりを見つけてくださいね。
取材・文/高坂晴奈
【監修】
小日向るり子さん
「カウンセリングスペースフィールマインド」代表。心理カウンセラー。一般社団法人 日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。JAAアロマコーディネーター。恋愛、人間関係、メンタルヘルスなど多くの悩みにカウンセリングを行っている。恋愛や心理系コラムの執筆やメディア出演、監修も多数行っている。2023年4月までの相談件数は約5500件を超える。
オフィシャルサイト:http://feel-mind.net/
X(旧twitter):https://twitter.com/ruriyakko1107
ブログ:https://ameblo.jp/r-kohinata/
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2023/7/13〜2023/7/14
有効回答数:206人(男性103人、女性103人)
(インターネットによる20〜30代男性・女性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)
・男女共同参画白書 令和4年版
男女共同参画局