付き合って1年ってどんな時期?男性心理や起こる変化を徹底解剖
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付き合って1年たつと、ラブラブなふたりの関係性に落ち着きが出てきます。出会った頃の強いドキドキ感は薄れていきますが、代わりに互いへの安心感や信頼感が芽生えてくる時期でもあります。人によっては、「今の相手と結婚をしたい」と考えることも。しかし、安定した関係に相手の気持ちが冷めていないか気になる人もいるかもしれません。この記事では、付き合って1年がたったカップルに起きる変化について解説。心理カウンセラーの竹内えつこさん監修の下、特に男性心理に注目し、交際が長続きするためのコツをアドバイスします!
恋愛中のカップルにとっての「付き合って1年」は、「関係が安定してきた」と感じられる時期です。出会い始めの強い恋愛感情が落ち着き、一緒にいて楽な気持ちで過ごすことができるようになります。
一方で誕生日やクリスマス、記念日といったひと通りのイベントを経験し、新鮮さや刺激が薄れてマンネリを感じ始めることもあります。また、お互いの性格や人柄がよく分かってくるため、人によっては価値観の相違などに悩み、関係を見つめ直すこともあるでしょう。
互いの将来を見据えて、交際を続けていくのかどうか、冷静に考えて話し合いをするいいタイミングでもあります。
付き合って1年が経過したカップルは、出会った頃と比べて、さまざまな変化が起こります。ここでは考えられる具体的な変化を紹介します。
1年という期間を一緒に過ごす間、ふたりはいろいろな経験を共有してきたことでしょう。その経験によって、ふたりの絆は強くなっているはずです。
また、相手の人柄をよく理解することで、本音を相手に話せるようになったり、弱みを見せ合ったりできるようにもなるでしょう。相手に心を許すことで、信頼感が増していくものです。
相手が交際に対し真摯(しんし)な姿勢で向き合う姿を見て「この人となら、人生を一緒に歩めるかもしれない」と思い、「パートナー」としての意識が芽生える場合もあります。
交際期間が長くなるにつれ、同棲や結婚といった人生の転換点になる「次のステージ」が視野に入ってきます。
1年を区切りに、将来に向けてふたりの関係を進展させたいと考えるカップルもいるでしょう。互いの友人や家族に会うなど、周囲の人たちとの付き合いも始まるかもしれません。
付き合ったばかりの頃は、相手に対して新鮮な印象があり、ドキドキ感も抱いています。
しかし、時間がたち関係性が安定してくると、「慣れ」を感じて、新鮮な印象は薄れていきます。連絡の頻度や内容、デートなどにマンネリを感じ始める時期でもあります。
付き合ったばかりの頃は、相手のすべてが魅力的に映っていたとしても、安定した交際が続くと、冷静に相手のことを見られるようになります。
これまで許せていたことが、1年もたつと我慢できなくなることもあります。ふたりの間でしっかりと話し合い、譲り合う姿勢が大切です。
付き合って1年が過ぎると、彼氏の態度が最初の頃と違うと感じることもあります。愛情表現が付き合い始めの頃より少なくなったり、ケンカをすることが増えたりすると、彼氏の心境の変化が気になりますよね。
ここでは、付き合って1年の男性に起こる心理的な変化について、まとめました。
出会ったばかりや付き合い始めの時期は、「この関係は進展するのか」「ちゃんと関係を安定させられるか」といった不安があります。相手に対し、いい意味でも悪い意味でもドキドキ感を抱くものです。
デートを重ね、相手をよく知っていくうちに、一緒にいても気持ちが乱れることなく、安心して過ごすことができます。
付き合い始めの頃は、相手をよく知らないので、「こんなことを言ったら嫌われるかも」「自分をよく見てもらいたい」という気持ちがあり、普段よりも「よそ行き」の顔で恋人と接していることがあります。
時間がたち、ありのままの自分を相手に受け入れてもらえると感じることができると、自然体で振る舞えるようになってきます。
職場などで、プレッシャーやストレスを感じている人ほど、恋人に心を開いた時はよりリラックスすることができるようになります。
関係が長くなることで、「恋人を幸せにしたい」「守りたい」といった気持ちが強まり、相手に対してある種の責任感を抱くようになります。
相手との結婚や子どもを持つなど、将来のことを考えて、次のステップを考える人もいます。
関係が長く続くと相手の存在に特別感がなくなり「いるのが当たり前」だと感じてしまうケースがあります。
彼女からの愛情を当然だと思い、感謝の言葉をあまり言わなくなったり、敬意を欠いた態度を取ったりする場合もあるようです。
デートコースが毎回同じだったり、身だしなみに手を抜いていたり、友人や趣味の予定ばかりを優先したりする場合、その男性は、恋人に対しよくない意味での「慣れ」を感じているのかもしれません。
ある程度の時間を一緒に過ごしただけで、「自分は彼女を完全に理解している」と思ってしまうケースもあります。
「言葉にしなくても伝わるだろう」と思い込み、必要な連絡を怠ったり、愛情表現が減ったりしがちです。
付き合って1年がたち、互いへの信頼感が深まっていくカップルもいれば、擦れ違いが生じて、別れを選択するカップルもいます。ここでは、付き合って1年で別れる原因として、ありがちなケースをまとめました。
長い時間を一緒に過ごすうちに、価値観の違いが浮き彫りになり、相手を受け入れられなくなるケースがあります。
仕事に対するスタンス、金銭感覚、結婚観など、人によって考え方はさまざまです。ふたりの間でよく話し合って、価値観の違いを理解し歩み寄れれば乗り越えられるでしょう。
しかし、「やっぱり自分とこの人は合わない」と悟り、別れに至ることもあります。
恋愛のドキドキ感が失われ、マンネリを感じている時、他の人が魅力的に見えることもあるかもしれません。
刺激を求めて他の人に目移りしてしまうと、信頼関係が崩れて、別れにつながります。
一緒にいる安心感よりも、マンネリの気持ちが強くなると、相手に対する気持ちが冷めてしまいがちです。
デートの場所や内容がいつも同じになり退屈したり、共通の話題が少なく、会っても会話が盛り上がらなかったりすると、「わざわざ一緒にいなくてもいいかも」と感じ、「相手に飽きてしまった」と感じることもあります。
付き合って1年が過ぎても、その先もずっと仲のいいカップルでいるためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。ここでは、ラブラブでいられるポイントを紹介します。
付き合いが長くなると「言わなくても分かってくれるだろう」と、無意識に思ってしまうことが増えていきます。また、相手に対する不満を我慢し続けてしまうケースもあるようです。
ふたりの関係性や今後について話す時間を定期的に設け、互いに対する愛情や思っていることを伝え合いましょう。
付き合った記念日や互いの誕生日などを機会にして、時には特別なデートをすることもおすすめ。
オシャレをしてディナーに行ったり、旅行やいつもは行かないような場所に一緒に出かけたりなど、非日常を楽しむと、付き合った当初のドキドキ感を味わいやすくなります。何か初めてのことに一緒に挑戦し協力して乗り越えることで絆が深まります。
恋人への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。一緒にいてくれることは当たり前ではありません。
相手がしてくれたささいな行動に対して、きちんと「ありがとう」と言葉で伝えることが大切です。口に出すのが恥ずかしい場合は、記念日などに手紙を渡して感謝を伝えましょう。
恋人には、日常的に愛情を言葉で伝えることも大切です。
「髪を切った?」「新しい服が似合っているね」など、相手のささいな変化を褒めるのもおすすめ。好意が伝わり、楽しく会話をするきっかけにもなります。
ふたりの時間だけでなく、自分だけの時間も大切にしましょう。
趣味や習い事、勉強に励んだり、家族や友人、職場の仲間と交流をしたりなど、恋人と一緒にいない時間も充実させることで、互いに新鮮な気持ちを保つことができます。
付き合って1年がたつと、良い意味でも悪い意味でもお互いの存在に慣れるものです。関係が安定すると、一緒にいるのが楽になる一方、マンネリによって気持ちが冷め、別れに発展するリスクもあります。
相手の存在や受け取る愛情を当たり前と思わず、敬意や感謝の気持ちを忘れないようにすることで、マンネリを乗り越え、心から信頼し合えるカップルになることができるはず。
付き合って1年は節目になるタイミングでもあります。価値観の違いや気になる点があれば、我慢せずにしっかり話し合うことが大切です。縁あって恋人同士になったふたりですから、互いを尊重し合って、共に幸せになる道を模索していけるといいですね。
取材・文/おかゆ
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異例の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/
カップルにとって「付き合って1年」はどんな時期?
恋愛中のカップルにとっての「付き合って1年」は、「関係が安定してきた」と感じられる時期です。出会い始めの強い恋愛感情が落ち着き、一緒にいて楽な気持ちで過ごすことができるようになります。
一方で誕生日やクリスマス、記念日といったひと通りのイベントを経験し、新鮮さや刺激が薄れてマンネリを感じ始めることもあります。また、お互いの性格や人柄がよく分かってくるため、人によっては価値観の相違などに悩み、関係を見つめ直すこともあるでしょう。
互いの将来を見据えて、交際を続けていくのかどうか、冷静に考えて話し合いをするいいタイミングでもあります。
付き合って1年のカップルに起こる変化
付き合って1年が経過したカップルは、出会った頃と比べて、さまざまな変化が起こります。ここでは考えられる具体的な変化を紹介します。
絆が強くなり信頼感が増す
1年という期間を一緒に過ごす間、ふたりはいろいろな経験を共有してきたことでしょう。その経験によって、ふたりの絆は強くなっているはずです。
また、相手の人柄をよく理解することで、本音を相手に話せるようになったり、弱みを見せ合ったりできるようにもなるでしょう。相手に心を許すことで、信頼感が増していくものです。
相手が交際に対し真摯(しんし)な姿勢で向き合う姿を見て「この人となら、人生を一緒に歩めるかもしれない」と思い、「パートナー」としての意識が芽生える場合もあります。
次のステージを考える
交際期間が長くなるにつれ、同棲や結婚といった人生の転換点になる「次のステージ」が視野に入ってきます。
1年を区切りに、将来に向けてふたりの関係を進展させたいと考えるカップルもいるでしょう。互いの友人や家族に会うなど、周囲の人たちとの付き合いも始まるかもしれません。
マンネリを感じる
付き合ったばかりの頃は、相手に対して新鮮な印象があり、ドキドキ感も抱いています。
しかし、時間がたち関係性が安定してくると、「慣れ」を感じて、新鮮な印象は薄れていきます。連絡の頻度や内容、デートなどにマンネリを感じ始める時期でもあります。
嫌なところが我慢できなくなる
付き合ったばかりの頃は、相手のすべてが魅力的に映っていたとしても、安定した交際が続くと、冷静に相手のことを見られるようになります。
これまで許せていたことが、1年もたつと我慢できなくなることもあります。ふたりの間でしっかりと話し合い、譲り合う姿勢が大切です。
付き合って1年の男性心理
付き合って1年が過ぎると、彼氏の態度が最初の頃と違うと感じることもあります。愛情表現が付き合い始めの頃より少なくなったり、ケンカをすることが増えたりすると、彼氏の心境の変化が気になりますよね。
ここでは、付き合って1年の男性に起こる心理的な変化について、まとめました。
一緒にいると安心する
出会ったばかりや付き合い始めの時期は、「この関係は進展するのか」「ちゃんと関係を安定させられるか」といった不安があります。相手に対し、いい意味でも悪い意味でもドキドキ感を抱くものです。
デートを重ね、相手をよく知っていくうちに、一緒にいても気持ちが乱れることなく、安心して過ごすことができます。
自然体でいられる
付き合い始めの頃は、相手をよく知らないので、「こんなことを言ったら嫌われるかも」「自分をよく見てもらいたい」という気持ちがあり、普段よりも「よそ行き」の顔で恋人と接していることがあります。
時間がたち、ありのままの自分を相手に受け入れてもらえると感じることができると、自然体で振る舞えるようになってきます。
職場などで、プレッシャーやストレスを感じている人ほど、恋人に心を開いた時はよりリラックスすることができるようになります。
相手に対し責任感を抱く
関係が長くなることで、「恋人を幸せにしたい」「守りたい」といった気持ちが強まり、相手に対してある種の責任感を抱くようになります。
相手との結婚や子どもを持つなど、将来のことを考えて、次のステップを考える人もいます。
「いて当たり前の存在」になる
関係が長く続くと相手の存在に特別感がなくなり「いるのが当たり前」だと感じてしまうケースがあります。
彼女からの愛情を当然だと思い、感謝の言葉をあまり言わなくなったり、敬意を欠いた態度を取ったりする場合もあるようです。
デートコースが毎回同じだったり、身だしなみに手を抜いていたり、友人や趣味の予定ばかりを優先したりする場合、その男性は、恋人に対しよくない意味での「慣れ」を感じているのかもしれません。
「言葉にしなくても伝わるはず」と思うようになる
ある程度の時間を一緒に過ごしただけで、「自分は彼女を完全に理解している」と思ってしまうケースもあります。
「言葉にしなくても伝わるだろう」と思い込み、必要な連絡を怠ったり、愛情表現が減ったりしがちです。
付き合って1年で別れの原因になりうること
付き合って1年がたち、互いへの信頼感が深まっていくカップルもいれば、擦れ違いが生じて、別れを選択するカップルもいます。ここでは、付き合って1年で別れる原因として、ありがちなケースをまとめました。
価値観の違いが受け入れられない
長い時間を一緒に過ごすうちに、価値観の違いが浮き彫りになり、相手を受け入れられなくなるケースがあります。
仕事に対するスタンス、金銭感覚、結婚観など、人によって考え方はさまざまです。ふたりの間でよく話し合って、価値観の違いを理解し歩み寄れれば乗り越えられるでしょう。
しかし、「やっぱり自分とこの人は合わない」と悟り、別れに至ることもあります。
他の人に目移りをしてしまう
恋愛のドキドキ感が失われ、マンネリを感じている時、他の人が魅力的に見えることもあるかもしれません。
刺激を求めて他の人に目移りしてしまうと、信頼関係が崩れて、別れにつながります。
気持ちが冷めてしまう
一緒にいる安心感よりも、マンネリの気持ちが強くなると、相手に対する気持ちが冷めてしまいがちです。
デートの場所や内容がいつも同じになり退屈したり、共通の話題が少なく、会っても会話が盛り上がらなかったりすると、「わざわざ一緒にいなくてもいいかも」と感じ、「相手に飽きてしまった」と感じることもあります。
付き合って1年でもラブラブを保つポイント
付き合って1年が過ぎても、その先もずっと仲のいいカップルでいるためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。ここでは、ラブラブでいられるポイントを紹介します。
コミュニケーションを大切にする
付き合いが長くなると「言わなくても分かってくれるだろう」と、無意識に思ってしまうことが増えていきます。また、相手に対する不満を我慢し続けてしまうケースもあるようです。
ふたりの関係性や今後について話す時間を定期的に設け、互いに対する愛情や思っていることを伝え合いましょう。
記念日などにいつもと違うデートをする
付き合った記念日や互いの誕生日などを機会にして、時には特別なデートをすることもおすすめ。
オシャレをしてディナーに行ったり、旅行やいつもは行かないような場所に一緒に出かけたりなど、非日常を楽しむと、付き合った当初のドキドキ感を味わいやすくなります。何か初めてのことに一緒に挑戦し協力して乗り越えることで絆が深まります。
感謝の気持ちを忘れない
恋人への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。一緒にいてくれることは当たり前ではありません。
相手がしてくれたささいな行動に対して、きちんと「ありがとう」と言葉で伝えることが大切です。口に出すのが恥ずかしい場合は、記念日などに手紙を渡して感謝を伝えましょう。
愛情を言葉で伝える
恋人には、日常的に愛情を言葉で伝えることも大切です。
「髪を切った?」「新しい服が似合っているね」など、相手のささいな変化を褒めるのもおすすめ。好意が伝わり、楽しく会話をするきっかけにもなります。
自分ひとりの時間も大切にする
ふたりの時間だけでなく、自分だけの時間も大切にしましょう。
趣味や習い事、勉強に励んだり、家族や友人、職場の仲間と交流をしたりなど、恋人と一緒にいない時間も充実させることで、互いに新鮮な気持ちを保つことができます。
付き合って1年。長続きするカップルになる秘訣(ひけつ)
付き合って1年がたつと、良い意味でも悪い意味でもお互いの存在に慣れるものです。関係が安定すると、一緒にいるのが楽になる一方、マンネリによって気持ちが冷め、別れに発展するリスクもあります。
相手の存在や受け取る愛情を当たり前と思わず、敬意や感謝の気持ちを忘れないようにすることで、マンネリを乗り越え、心から信頼し合えるカップルになることができるはず。
付き合って1年は節目になるタイミングでもあります。価値観の違いや気になる点があれば、我慢せずにしっかり話し合うことが大切です。縁あって恋人同士になったふたりですから、互いを尊重し合って、共に幸せになる道を模索していけるといいですね。
取材・文/おかゆ
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異例の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/