料理開発【兵庫県龍野：淡口(薄口)醤油編

こんにちは。 萬屋本店グランシェフ尾崎です。

先日、かねてから一度行ってみたいとずっと思っていました兵庫県龍野に行って来ました！

百年以上前からこの蔵元で 丁寧につくってこられた醤油。
なかでも、 淡口(薄口)醤油に対するこだわりをお持ちで、
たくさんのお話をお伺いすることができました。

揖保川の、珍しい「超軟水」を使うことで 淡口の命である色合いを調節できたり、
国産の大豆と小麦で天然醸造という昔から作り方を変えず、
しかしながら、現代のいいと思われることを取り入れたりと こだわりに終わりはない。

手間隙を重ねてつくられる淡口醤油は、
他の淡口醤油には感じることのできない旨みが感じられます。
醤油という、日本食文化の象徴とも言える日本の調味料の代表格を、
私たち日本人がこだわらないわけにはいかない。

これからも、日本の文化として 料理を召し上がっていただくお客様に
なぜ、この食材にこだわっているのか、 どういう想いをもってつくられてきたのかを
お伝えしていきたいと思います。