～　大輝さん　治実さんの披露宴　～　

2人のイニシャルの入ったケーキに入刀をして


ファーストバイトをした後はお色直しの為に2人の中座です


打ち合わせのとき　中座する際のエスコートを誰に頼むかでとても盛り上がったのを覚えています




「　ひとりずつ退場する？　」


「　それぞれ誰かにエスコートしてもらう？　」


「　お母さんかな？　お父さん？　　」




いまいちピンとこない中で　大輝さんが


「　あ！　尚太は？　　」


「　いいね！　」　3人の意見が一致しました




尚太さんとは　お兄さんが大好きな大輝さんの弟さんです


とても仲の良いお2人


実は遠距離恋愛中だった頃　尚太さんもたまたま勤務先が大阪となり


姉と大輝さんのデートの時には　一緒に映画を見たりご飯を食べたり・・・


2人と共に時間を過ごされてきたお1人なのです







名前が呼ばれ　前に出てきた尚太さん


笑いが溢れる会場を　3人で歩かれる姿を　とっても嬉しそうに見守る　


大輝さんと尚太さんの　お父様お母様の笑顔が印象的でした



そして2人のお色直し・・・


衣装は大輝さんたってのご希望で　紋付袴に色内掛け


結婚式では絶対に着たかったという紋付なだけあり　


大輝さん　とってもお似合いでした！！







そして手にもつ　扇子に書かれた　I　ＬＯＶＥ　治実　のメッセージ !!!



紋付を着ると決まったときから　「　これやりたいんだよね～　」　と言っていた大輝さん


実は前日2人に会いに行ったときにも　「　美喜ちゃん　見てみて！　」　と見せてくれていました
　






お茶目で笑わせてくれる　そんな一面ももった大輝さんらしさが現れている再入場では　



ミニこも樽をたたきながら　和装の雰囲気をゲストの皆様にも楽しんでいただきました








余興では　姉の職場の学童の先生方が　“てんとうむしのサンバ”　に合わせてダンスを披露してくださり







ここで2人へのサプライズ・・・



流れていた音楽が　「　くちづけせよとはやしたて　」　の歌詞でとまり



かわいらしいてんとうむし達に　2人のくちづけをはやしたてられてしまいました







そしてダンスだけではなく　学童の子供たちからも　2人に向けた音声のメッセージ


「　上野先生　結婚おめでとうございます　」


一生懸命思いを伝えてくれる子供たちの声に　姉を良く知る高校時代の友人たちは涙を流されていました


嬉しそうに　優しい笑顔で　うなずく姉は先生の顔をしていました






そして　あっという間にクライマックスへと向かう　披露宴・・・


お手紙の時間がきてしまいました






結婚が決まってからすぐ　家を出た姉


それまでは一人暮らしをすることもなく


家族4人で過ごしてきたからこそ　


手紙には実家を出て感じた　父や母の存在の大きさ


今まであまり口にすることの無い　両親への感謝の思いと


そして　「　娘ができた！　」　と喜び　温かく迎え入れてくださった


大輝さんのお父様　お母様への感謝の思いが綴られていました






そして2人が選んだ贈呈品は　“　3連時計　”



1枚の木から作られた木目が家族の絆をつなぐ


と言われるこの時計　両親へ渡した時計には2人の感謝のメッセージが彫られていました






謝辞では大輝さんのお父様から　心温まる　笑いあり涙ありの素敵なご挨拶


そして大輝さんが緊張ながらにも皆様とそして両家の親御様への感謝の気持ちをお伝えになられて


披露宴が無事、御披楽喜となりました



退場後は　いつも担当しているおご新郎ご新婦様の披露宴の御披楽喜の際と同様に


スタッフ一同で　
姉と義兄の前でご挨拶をさせていただいたのですが・・・








なぜか　会場に戻って欲しそうな2人・・・



会場に戻り　流れているエンドロールの終盤　2人が戻って欲しかった意味がわかりました



スクリーンには私に宛てたメッセージ







メッセージを見たときには　涙がとまらず