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結婚準備のコツの記事一覧
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横浜より。P.S. I love you
更新:2010/10/28 17:39
「私、北海道へ転勤になったんです」
3ヶ月後に結婚式を控えたご新婦様は初めてのお打合せで
複雑な面持ちでそうおっしゃいました。
1年前に結婚式の日程を決め ご準備を進めてこられた新婦様には
想像もしていなかったことだったのだと思います。
「私、実家を出たこともないので うまくやっていけるかどうか・・・
結婚式の準備も、大丈夫でしょうか?」
大丈夫ですよ と答えながら
どんなに心配だろうかとご新婦様の心の内を思いました。
北海道への引越しは2週間後。
手元には 教えていただいた北海道の住所が書かれたメモ書きが一枚。
何かできないかという思いが私の頭をめぐりました。
そんな時 駅のホームで見かけた映画のポスターが目に留まりました。
"P.S. I love you"
最愛の夫を亡くした悲しみにくれる妻に
生きる力を取り戻していく というストーリー。
これだ!と思いました。
「お元気ですか。北海道の新居はきっとダンボールが山積みなのでしょうね。
エクセレントコーストではチャペルの横の銀杏の樹が
だんだん色づいて秋らしい陽気が続いています」
「今日は北海道で初雪が観測されたそうですね!ニュースを見て驚きました!
北海道は寒さが身にしみることと思います。お体にお気をつけくださいね!」
「結婚式まであと2週間ですね。横浜にいるお母様へのお手紙、書けましたか?
横浜のご家族もご友人も、当日の花嫁姿をきっと楽しみにしていると思います」
「ついに来週結婚式ですね。花や引出物も届き、
こちらでは着々と準備が進んでいます!体に気をつけて
当日は素敵な花嫁姿を見せてくださいね!私も今から待ち遠しいです」
毎週 北海道へ送った手紙。
8通目の手紙の1週間後
花嫁は最高の笑顔で微笑んでいました。
私にとって それが何より嬉しい返事でした。
そんな結婚式から2年。
今 北海道ではいかがお過ごしですか?
横浜より。P.S. I love you
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冷静と情熱のプロポーズ~冷静編~
更新:2010/10/20 20:43
ある日電話を取ると
「実は、相談があって・・・」
と聞き覚えのある声。
エクセレントコーストで来年結婚式を挙げる新郎様からでした。
「こないだ、エンゲージリングを注文したんですよ。
それを彼女に渡すのに、ちゃんとプロポーズをしたいんです。
そのサプライズに協力してもらえませんか?」
相談の内容はこうでした。
お二人は友人の2次会で出会ったそうで
その"出会いの場所"の2次会の会場でプロポーズをしたいと。
それはひと駅離れたところにある式場「ホテルコンチネンタル横浜」でした。
「できる限りやってみます、あずからせてください」
そしてホテルコンチネンタル横浜さんに電話をして事情を話しました。
なんと 快く協力するとおっしゃるプランナーさん。
二次会会場を使用させてもらえることになり
スタッフさん数名にそのご案内役や音響操作をしてもらえることとなりました。
そして相談に訪れた新郎様と段取りを打合せしながら
お二人の出会いからの思い出話を聞いて温かい気持ちになったり・・・
新郎様からお預かりした写真で映像を作りながら
私までワクワクしてきたり・・・
そんなふうに3週間ほどが経ち
とうとうプロポーズ当日がやってきました。
その日 エクセレントコーストで打ち合わせを終えたお二人。
新郎様は「ちょっとトイレに行ってくる」と席を立って
こっそりスーツに着替え
新婦様を席に残したままコンチネンタル横浜へ向かいました。
少し時間が経ったあと 私は新婦様に話しかけました。
「さっき、彼から手紙をあずかったんですよ」
封を開けると"コンチネンタル横浜で待ってる"と新郎様の字。
「え~~なんだろう」と新婦様。
「ちょっと、一緒に行ってみましょうか」と私は声をかけました。
コンチネンタル横浜へは歩いて15分。
今頃向こうでは着々とプロポーズ大作戦の準備が進められているはず。
時間を稼がなきゃ・・・となるべくゆっくり歩きます。
「彼、こういうの好きなんですよ、子供っぽいんだから・・・」
と言いながらなんだか楽しそうな新婦様。
「コンチネンタル横浜は、友達の2次会で行ったんですよ。
そこで初めて彼に出会って"3次会行きませんか?"って誘われて。
でも3次会なんて本当はなかったんですよね。
それ思うとほんとおかしくて」
新郎様から聞いた話と全く一緒でした。
出会った瞬間のことをお互い鮮明に覚えていることが素敵だなと思いました。
そしてコンチネンタル横浜に到着。
名前を告げると スタッフが会場に通してくれました。
中央には 一脚の椅子。
そこに新婦様が座ったのを合図に 映像が始まることになっていました。
映像と共に流れた曲はChemistryの「君をさがしてた」。
お二人の好きな曲に乗せて思い出の写真が
スクリーンいっぱいに次々と映りました。
そこまでを確認して私は静かに部屋を出ました。
そこに待っていたのは スーツを着て 緊張した面持ちで立つ新郎様・・・
そして新郎様がこっそり呼んでいた
新婦様のお母様とそのご友人もいらしていました。
そしてその後ろにはコンチネンタル横浜のスタッフさん総勢30名!!
想像以上の人数に 私まで胸がつまってもらい泣き。
映像が終わり しんと静かになりました。
プロポーズの瞬間。
扉が開き 新郎様にスポットライトが当たりました。
光に照らされながら 堂々と踏み出す新郎様の横顔を見送りました。
そのあとのプロポーズの言葉は 二人しか知りません。
おめでとうございまーす!!!
60の手のひらが奏でる嵐のような拍手と次々に響き渡るクラッカー。
全員で写真を撮る間 誰もがずっと笑っていたような気がします。
新郎様の冷静な計画から始まった 情熱のプロポーズ大作戦。
コンチネンタル横浜さんの協力あって 大成功を収めました。
会場側の情熱は~情熱編~でもお伝えしています!
ホテルコンチネンタル横浜ブログURL↓
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