結婚式に関するエピソードの記事一覧

披露宴の終盤、新婦様から親御様へのお手紙の披露がありました。


私たちウェディングコーディネーターは読まれる直前に新婦様に手渡しに行くという役目があります。

スポットライトを浴び、スタンドマイクの前に立たれた新婦様は差し出したお手紙を手に取れないほど涙ぐまれていました。

その時、隣に立たれていた新郎様が新婦様の肩に手をポンポンとあてて

「大丈夫。横についてるから。」

と声をかけられました。

新婦様と私にしか聞こえなかったと思います。

その言葉を受け、新婦様はゆっくりがんばって読まれました。

一番近くでお二人の愛情の深さを感じられたとても感動する一場面でした。


ウェディングコーディネーター
渡邊　佳代子

今日の新婦様の姿を楽しみにされていたお父様は・・・当日いらっしゃいませんでした。

昨年年末に旅だたれました。

その時延期された結婚式がこの春、執り行われたのです。

当日を迎えられるまで、本当に大変だったと思います。

披露宴終盤に新婦様が手作りされた天国のお父様へのＤＶＤが上映されました。


「・・・こんなにも早く別れがくるとは思っていませんでした」

とお父様との思い出の写真が流れ、会場内の皆様が涙されていました。


私には、会場内にお父様もそこにいらっしゃったように思えました。

そして、これからのお二人もきっとそばで見守ってくださっていると思います。

家族や身近な人と過ごせる事はとても幸せな事だと改めて感じました。

いつも新郎新婦様からたくさんの大切なことを教えていただいています。


ウェディングコーディネーター
渡邊　佳代子

今回ご紹介するのは、長い時間を超えて実現した新婦様の夢のお話です。

10年前にエスタシオンにて挙式を挙げられたご夫婦から、結婚10周年を記念して家族写真の撮影を考えている、というお問い合わせをいただきました。担当者が詳しくお話を伺うと、10年前和装を着用
したいと思いながらもいろいろな事情でかなわなかったということで、今回結婚10周年記念の神前式を行うこととなりました。

　
親御様やお子様に見守られて、厳かに挙式が進んでいきます。
　　
結びには、サプライズでお二人のお子様から新郎新婦様へ手紙と花束のプレゼントが。
　　
10年前の挙式当時、まだおなかの中にいたお子様が、手紙を読まれました。
その心あたたまる場面に、スタッフ一同涙が・・・。
結婚はお二人で歩む新しい人生のスタートですが、そのスタートを切った後も、こうしてエスタシオンにお越しいただけるのは本当にうれしいことだなと思いました。
　　

ブライダルコンシャルジュ
有本　舞

露宴の終盤、お嫁に行かれる新婦様から親御様へ感謝の気持ちを述べられます。



お手紙を書いてこられる方が多いのですが、先日の新婦様は手書きの感謝状をご用意されました。

表彰状のような感謝状はとっても綺麗な字で丁寧に書かれていて、短い文章でしたが気持ちの伝わってくるものでした。

お預かりした時、
新婦様は「手紙を書くことも慣れてないし、読むことも緊張してできないと思うので...」
と照れながらおっしゃっていました。


本番でしっかり読み上げられ、筒に入れてお母様にプレゼント...

新婦様のお気持ちもしっかりと受け取られたように見えました。

感謝の気持ちが人それぞれあるように、表し方、伝え方も人それぞれだと思います。


オリジナルな演出で親御様へのお気持ちを伝えられてはいかがでしょうか。（*^_^*）



ウェディングコーディネーター
渡邊　佳代子

今回は、先日おこなわれた人前結婚式についてご紹介させていただきます。
　　　
指輪交換の際に行う演出のひとつに、リングリレーがございます。

これは新郎新婦様の結婚指輪をリボンなどに通し、参列されているゲストの方に協力していただいて、式場の後方から前方まで指輪を運ぶというものです。
　　　

この日は新婦様のお母様がリングベアラーとして、まず後方のゲストの方のもとへと指輪を運ばれました。
お母様から受け取った指輪を、ゲストの方が持つ赤いリボンに通し、新郎新婦様のもとまでゆっくりリレーしていきます。
　　　
赤いリボンはまるでお二人の運命の糸のように見えました。
皆様の参加により進行していく指輪交換は、とても和やかで心温まる場面でした。
　　
　　　
人前式は、ご参列いただいたゲストの方に新郎新婦様が愛を誓う式です。
　　　
その証人となってくださるゲストの方に参加してただける演出は、人前式のもつあたたかさを更に高めてくれますよ！

　　　
ブライダルコンシェルジュ　
有本　舞

披露宴の中で、新郎様がギターで弾き語りをされるプログラムがありました。
新婦様への曲のプレゼントです

新郎様は当日までたくさん練習された事と思います

そして当日、披露宴の前にこっそり新婦様から「サプライズで演奏のお礼を渡したいんです」

と言われ封筒をお預かりしました。

中にはなんと「肩たたき券」が入っていました


とっても感動的な曲を素晴らしい演奏で披露してくださった新郎様とそれを優しい目で見守る新婦様は本当に素敵でした。

演奏し終えたあとに受け取られた肩たたき券にはびっくりされていました。

「どんな顔をするかな...」とサプライズを考えてくれている時間だけで、もう素晴らしいプレゼントですよねっ☆

お２人がお互いを想い合う気持ちが伝わってきて、見ているだけでこちらも笑顔になっていました（*^_^*）


ウェディングコーディネーター
渡邊　佳代子

大安の日は人気が高く、多くの新郎新婦様が素敵な挙式を挙げられます。
たくさんの感動的なシーンに立ち会うことができるのですが、その中でも特に印象的だったお話を紹介させていただきます。

エントランスホールの挙式でのことです。

新婦様は入場のシーンの中でお母様からのベールダウンセレモニーを希望されていました。
螺旋階段を新郎様と共に歩んだあと、１階にてお母様とお顔を合わせた時、新婦様の瞳がとても潤んでいるのに気づき、思わず私も胸がジーンとしてしまいました。

牧師先生よりベールダウンセレモニーについて紹介があり、いよいよお母様の手が新婦様のべールに触れます。

ベールがしっかりあがった後、新婦様の口が「ありがとう、」と動き、涙がついに瞳から零れ落ちました。

今日まで育ててくださったお母様への感謝のお気持ちが、その場にいたすべての人に伝わってくるような素敵なワンシーンでした。

 

ブライダルコンシェルジュ　
有本　舞

先日の二次会にて。

ビンゴゲームやカラオケで大盛り上がりの会場でした。

終盤にさしかかり、新婦様のご友人が、お手紙を読もうとされていました。

「お祝いのお言葉を書いてきました！...と言いたいところですが、実はお手紙を預かってるんです。

これを私からではなくて新婦妹さんに読んでいただきたいんです」とのこと。

それは新婦様のお母様からのお手紙でした。

突然のご指名に驚いていた妹さんでしたが目に涙を溜めながらもしっかりとお読みになられました。

「・・・仕事や家事で大変だった時、いつもあなたの笑顔に救われました・・・子育てをする楽しさ、幸せを教えてくれて　ありがとう。」

これには新婦様もとても感動されたご様子でした。

家族は本当に温かいということをあらためて感じるサプライズでした。

私も別々に住んでいる、姉妹の事を思い出しました。



ウェディングコーディネーター
渡邊　佳代子

以前ご見学に来ていただいた新郎新婦様が「またお話を伺いたいのですが...」と再度来館してくださいました。

　今回は新婦様のお母様と３名様で四国からお越しいただきました。（ありがとうございます！！）再度お母様に館内の案内とプランのご説明をさせていただくと、お母様も大変気に入っていただけ「あとは二人に任せるわ。」ということで、ご希望の年末辺りで挙式をしていただけることになりました。


その際にお母様は「結婚式も私たちの時代とは変ったわね～」とご自身の結婚式を思い出されていました。

　娘さんが嫁いで行かれることに嬉しさと寂しさを感じていらっしゃるようでしたが、今後の打ち合わせのお話になると、まるでご自分の事のようにワクワクしていらっしゃいました。

　素敵なお式になるように挙式当日までお二人とお母様のサポートをしっかりとさせていただきます！とお約束させていただきました。

ウェディングプランナー
友野　愛子

披露宴の最後に、新郎様からゲストの皆様にお礼の挨拶があります。

その中で、今は亡き天国のお父様へのメッセージが入っていました。

お二人が出逢われたのは職場でのことだったそうです。

「この仕事に就くきっかけをくれたお父さん...ありがとう。今日という日があるのはお父さんのおかげです」

と、目に涙を浮かべながら述べられました。

仕事の帰り道、その事を振り返りながら、今日という日があるのはこれまで私と関わってくださった皆様のおかげなんだと改めて感じました。

そう感じさせてくださった新郎新婦様に感謝の気持ちでいっぱいです。


披露宴の一場面でこんなにも心が温かくなるのです。


ウェディングコーディネーター
渡邊　佳代子