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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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人生を音楽に見立て、大切な人=音符をテーマに
山形県

山形出身の絵梨さん、アメリカ・シアトル出身のエリオットさんは、互いの故郷に縁のあるアイテムと好きな音楽を取り入れた式を企画。交際を後押しし、支えてくれた仲間や家族にもスポットを当て喜びを分かち合った。

皆で奏でる音楽
テーマはmusical notes

山形で出会い、彼がアメリカへ帰国し遠距離交際となったふたり。再び彼が日本で就職し、この日を迎えるまでふたりの恋を支えた仲間や家族。そんな皆へ「出会った人たちが音符だとしたら、皆との出会いが人生という音楽を作り出す」という思いを込め、musical notes(音符)をテーマに

象徴となったのがドーナツウォール。エリオットさんが絵梨さんに贈った曲の一節を色とりどりのドーナツの音符で表現
ドーナツでファーストバイトした後、互いのドーナツを合わせて「ふたりで一緒の人生」を表現し、お披露目
フラワーシャワーの花びらを包んだのは、初めてシアトルで絵梨さんが彼の母に会った際、母のためにふたりで歌った思い出の曲の楽譜
交際を後押ししてくれた友人による生演奏と、ゲストのペンライトに迎えられて再入場
アメリカの結婚式の伝統であるファーストダンスを皆に披露した
照れながら踊るふたりを盛り上げるように、ゲストも参加! 音楽とダンスで会場が一つに
故郷と文化
シアトルと山形。お互いを尊重

山形とシアトル、互いの故郷やルーツに縁のあるアイテムや風習を大切にしたのは、育った環境や家族への尽きぬ愛情を表現したいと思ったから。

ファーストミートはアメリカの風習。「天使みたいにキレイで、見た瞬間、涙が止まらなかった」とエリオットさん
山形に縁のある物として取り入れた蝶ネクタイは大江町の木を材料にふたりの友人が手掛けたもの。エリオットさんのブルーグリーンのタキシードにマッチ
エスコートカードに付けたモチーフは、シアトル名物の豚の彫像をモデルにしたもの
コーヒーで有名なシアトルの中でも、ふたりが旅したイタリアのコーヒーを提供するお店の一品をギフトに
お寺である実家で仏前式を挙げ、幼いころからの夢をかなえた絵梨さん。父から贈られた数珠をお披露目
形になった絆
言葉が通じなくても感じる一体感

言葉の壁を感じることなく、喜びを共有できるように、席次やプログラムに一工夫。友人によるサプライズも加わって、家族、仲間の絆が形になった一日に。

挙式では母からふたりへの手紙も。友人が通訳し、エリオットさんがいかに絵梨さんを思っているか、息子への愛情と共に語られた
以前この場所で行ったプロポーズで使われた友人作のティピーテント。縁があって同じ会場で挙式することになったため、ふたりの希望でお披露目した
プロポーズでは愛の言葉が綴られていたティピーテントのくす玉。友人の粋な計らいで「結婚おめでとう」の言葉に変えられていて、ふたりは驚きの表情
お色直しの中座は、シアトルの実家にも遊びに来てくれた彼の家族とも親しい友人(右隣)と。大勢の人に声を掛けられゆっくり時間をかけて退場
両家家族が一つのテーブルを囲むようにレイアウト。友人の通訳やボディランゲージを通して、積極的に交流を楽しんでいた
Bride & Groom
エリオット ハインドミンさん 絵梨さん
英語の教師として山形にいた彼のバンドの初ライブで出会う。エリオットさんの片思いからスタートし、仲間の応援もあって日米の遠距離交際後、山形で結婚
会場
オワゾブルー山形(山形県山形市)
挙式日
2018年4月14日
ゲスト数
80名
当日のタイムスケジュール
1500
シビルウエディング※
(※ウエディングミニスターが執り行う宗教にとらわれない挙式スタイル)
フラワーシャワー
1630
オープニング映像
入場
プロフィール紹介
祝辞、両家謝辞、乾杯
友人スピーチ
1725
ドーナッツバイト
ドーナッツビュッフェオープン
お色直し中座
ゲストインタビュー
1820
再入場、ファーストダンス
ティピーテント登場のサプライズ
シアトルのパーティ映像上映
花嫁の手紙、記念品贈呈、新郎謝辞
1910
エンディングビデオ、お見送り
構成・文/鈴木奈々絵