豆知識　　パート２　　（神前式）

 

ご無沙汰しております。　

自称　　豆知識博士　

よっちゃんで～す。

もう　忘れてるかな？

 

 

前回は、結納の由来に関してお話しましたが

今回は、　『神前式』　の　進行についてお話いたしましょう。

 

【神前式結婚式式次第】

祭神・斎主（神主）・式場により

順序やその役割をする人達の呼称が違うことが多く

どれが正しいということはありませんが、式次第の内容においては

どの神社も神社本庁が定めた要項に従って行っています。

 

一　修祓の儀（しゅうばつのぎ）

 

ご神前にふさわしい心（気持ち）になっていただくため

神事の前に行うお清めです。

斎主が幣はく（白木の棒の先に白い紙がついたもの）を

持って、新郎・新婦をはじめ、参列者一同をお祓いします。

一同は起立して軽く頭を下げて受けます。

 

二　神饌奉献の儀（しんせんほうけんのぎ）

 

神前の八足台に、斎主が供物を供え、新郎・新婦を

神前に導いて拝礼するのですが、これはほとんど省略されています。

 

三　祝詞奏上（のりとそうじょう）

 

斎主が祭神に、二人の結婚の報告をし、これからの幸福と繁栄を祈り

神に感謝する意をこめて祝詞をあげます。

一同（全員）は起立して頭を軽く下げ、厳粛に聞き入ります。

 

四　三献の儀（さんこんのぎ）

 

新郎・新婦と媒酌人夫妻のみ起立します。

そして、斎女（巫女）が杯にお神酒を交互につぎ

各々飲み干して夫妻の固めをなす儀式です。

 

五　誓詞奏上（せいしそうじょう）

新郎

・新婦が御神前で誓いをたてるという神前式のクライマックスです。

新郎・新婦は神前の玉串の前に進み、新郎が結婚の誓いの本文を声をあげて読み上げます。

新婦は、新郎が最後に年月日・姓名を読み終えてから自分の姓名を言います。

（この時、新婦はただ頭を下げたままでなく、新郎の読む主文に目をやり、

一緒に心の中で読むようにします。また、誓詞の本文は、式場に用意されていますが

最近では自分たちで書いたオリジナルの誓詞を読むカップルが増えてきました。）

読み終えた誓詞は、きちんとたたんで玉串台に供え、内回りで自分の席へ戻ります。

 

六　玉串奉奠（たまぐしほうてん）

 

玉串とは、榊の枝に長方形に切った紙（ご幣）を結びつけたもの。

新郎・新婦は、斎女（巫女）から玉串を受けとり、神前に捧げます。

玉串台に玉串を供えたら、右足から一歩下がって

二拝二拍手一拝をします。

新郎・新婦のあとに、媒酌人夫妻が玉串を同じように捧げます。

この時参列者は、新郎・新婦の玉串奉奠に合わせて起立し

ニ拝二拍手一拝を行う場合と、親族代表の時に行う場合があり

その式場によって異なっています。

 

七　指輪の交換

指輪の交換は、玉串奉奠の前に行う場合と、その後に行う場合など

新しくつけ加えた儀式のため、どこで行うかは、その式場によって異なるようです。

斎女（巫女）の指示に従い、新郎が新婦の左手薬指に指輪をはめ

続いて新婦が同様に新郎の薬指にはめます。

玉串奉奠を終えた新郎・新婦は、新郎側の末席に座ることや、

新郎・新婦が新郎側と新婦側の別々に座った席次の時は

新婦が新郎の隣、媒酌人が座っていた席に座り

媒酌人は、新婦の位置に座って、媒酌人夫妻と新郎、新婦が向かい合うことがあります。

 

八　親族杯の儀（親族固めの盃）

新郎側・新婦側の両家参列者が、新しく親族になったことを誓い

その契りを結ぶ儀式です。

斎女（巫女）によって、上座からお神酒が注がれ

全員に注ぎ終えると、一同が起立し、斎主の言葉を合図に杯を飲み干します。

 

 

すごくながくなりましたが

 

すごく感動のある挙式に　間違いないと思います。

 

実は、私自身も神前式で挙式をさせて頂きました。

 

たいへん感動しました。

 

その　感動を　皆さんにも

 

ぜひ　味わっていただきたいです。

 

だけど、自由に

 

自分のしたい式を

 

見つけて下さいね

 

私たちも　できるだけ　アドバイスできればと

 

頑張りますので　

 

気軽に　相談してくださいね

 

待ってま～す。

 

 

次回もお楽しみに

 

 

いつかな～？・・・