インペリアルウィング富山迎賓館 ●ベルセレマグループ
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私の心を復活させてくれる記事!
更新:2010/12/27 21:57
私がブライダルのお仕事をしている中で、心が折れそうなとき! マンネリになっているのでは?
っと感じた時に、ある方の講演記事を読み、疲れた心を復活させてます。
今日はその記事を紹介させてください。
東京ディズニーランド(オリエンタルランド)の元常務取締役 北村和久氏
山寺文化講演会より 一部引用
<ここから引用>
4月15日にオープンしたからディズニーランドとして、初めて成人式を迎えるお嬢さんが来るだろうということが想定されたころに、実はディズニーから提案があったんです。
「聞くところによると日本では、成人式には二十歳を迎えたお嬢さんが、みんな着物を着て方々に遊びに行くそうじやないか。
きっと東京ディズニーランドにもたくさんの着物姿のゲストが見えるに違いない。
でも残念なことにディズニーランドのマニュアルには着物を着たゲストに対応するものを作ってない」というわけですよ。
「だからひとつ皆で相談して、着物を着たゲストに対応するページを作ってくれないか」という提案があったんです。
「よし、わかった」というんで日米双方からかなり集まりまして、この着物を着たゲストに対応するページをつくり始めたわけです。
一番問題になったのは何かというと、「カリブの海賊」というアトラクション。
これは15~16人がボートに乗りましてスタートします。
ザブーンと水の中に落っこちるんです。
これからがカリブですよというイメージチェンジのためにやるわけです。
そして表情まで動くオーディオアニマトロニクスという人形が200体ぐらいあって
その海賊たちが島をドーンと砲撃してる風景が展開されていく。
自分もだんだん海賊になったような気分になっていく楽しいアトラクションなんです。
これはいつも人気No.5に入っているアトラクションなんですが、さっき言ったようにボートの前に乗ってると、時と場合によってザブンとしぶきがかかってくるんですね。
普段着とか遊び着だったら水がかかってくるのはしゃれになっていいよ、このアトラクション面白いと評価してくださるけど。
たまたま行列の加減でボートの一番前に当日、高価なお召し物を着たお嬢さんがお座りになって、頭から水浴びてしまったなんていったらすごいクレームがつくぞという話になったんです。
「それはそうだ、あれは乗る前に水がかかりますよと教えてあげなきゃな。
だけど考えてみると東京ディズニーランドの中には水がかかるアトラクションがほかにもあるよ」
と言うんで数えてみたら六つか七つあるんですね。
ジャングルクルーズとかトムソーヤの島のいかだだとか、カヌーとかいろいろございます。
じゃ、こういうアトラクションはみんな、「もしかすると水がかかるかもしれませんよ」
というのを乗る前に教えてあげようじゃないか、「それがいい」ということになったんですね。
そうしたらその話を聞いてたトモロウランドのマネージャーが手を上げまして、「水がかかるのを教えてあげるのは結構だ、だけど水はかからないけどトモロウランドにあるスペースマウンテンは教えてあげなくていいのか」と。
スペースマウンテンというのは何かというと、若いお嬢さん方に一番人気のあるアトラクションで、
あそこは未来の国ですから宇宙旅行がテーマになっています。
真っ暗闇のドームの中をジェットコースターに乗って駆けおりてくるスリルライドというやつですね。
「あれにもし、何も知らない初めての袖ひらひらのお嬢さんが乗って、暗闇の中で万一袖が絡まって事故になったなんていったら、もっと大変じゃないか、あれこそ乗る前に教えてあげるべきじゃないか」。
「いや一言われてみればそうだ。それじゃこうしようじゃないか、当日着物を着ておいでになったお嬢さんには特別なパンフレットを作ってあげようよ。
そして写真入りで水のかかる可能性のあるアトラクションはこれこれですよ、
スリルライドはこれこれですよ、あなたの今日のお召し物でこういうアトラクションをご利用になってもしご迷惑がかかるといけません。
東京デイズニーランドにはここにあるもののほかにまだ30近いアトラクションがあります。
今日はそういうものでひとつごゆっくりお遊びになってください。
ここに出てるようなアトラクションは今度普段着か遊び着でお見えになった時、ゆっくりお試しくださいというパンフレットを作ってあげよう」。
「そうだ、それがいい」ということになったんですね。
着物を着たお嬢さんだけに配るパンフレットなんだからうんときれいなパンフレット、お土産になるようなものを作ってあげようって、だんだんパンフレットの話になってったわけです。
そうしましたら、我々の話を最初から黙って聞いてたディズニーのマネージャーでしたが、
突然こわい顔して立ち上がって怒鳴ったですよね。
「ビ・サイレント」(黙れ!)。
て言われたんで私ども夢中で話してたもんだから、びっくりして「こいつ何言い出したんだろう」
とみんな彼の顔を見たんですね。
そしたらね、彼はこう言ったんですよ。
「黙って聞いてりゃ君たちは何を馬鹿な相談してんだ。
せっかく当日最高のおしゃれをしておいでになったゲストに対して、
君たちは我々が自慢すべきアトラクションに乗せない相談ばかりしてるじゃないか」
というんですね。
「もし水がかかったっていうクレームが来るのがこわいんだったら、なぜ当日着物を着ておいでになったゲストには、入り口で肩から膝までかかるビニールの特製前掛けを作って差し上げようという考えが浮かんでこないんだ。
柚が絡まって危ないというんなら、袖をからげて手を引いてちゃんとそのアトラクションまで座らせてあげる誘導の付き添いのキャストが一人いればいいんだ。
君たちが考えてるサービスって一体何なんだ。
一体そのパンフレットでサービスになると思ってるのか」というんですね。
「もし君たちの考えが本当にサービスだと思うんだったら、我々から見ればそのサービスは免責のサービス、責任逃れのサービスなんだ」って言ってこっぴどく怒られたんです。
私はそれを聞いた時は大変なショックを受けましてね。
日本人って知らないうちにまず自分を守ってから、残り物で相手にサービスするという精神が知らないうちに身についてたんだな、あの30年間、銀行でサービスだサービスだって言ってたのはみんな免責のサービスだったじやないかと思って、私その時大変ショックを受けて、すっかり考えこんじゃったんです。
そしたらその会議が終わった時、私が余り落ち込んでたもんでそのマネージャーが悪いと思ったのか、私の後ろへ回ってきて慰めてくれたんですよね。
ポンポン肩たたいて、「ミスターキタムラ、君にいいこと一つだけ教えてやろう。
本当のサービスというのは必ずリスクを背負うもんだよ」って一言言って部屋を出て行ったのを大変よく覚えております。
<ここまで引用>
これは、ほんの少しのお話ですが、この他に感動の記事が沢山あるので、検索してみてください!
私の周りで働いている方々も、主役の二人 ご両親 ゲストの方々に感動していただくため
色々な事に、悩み挑戦しています。
自分自身も感動しながら 多くの方の感動をお手伝いしたいです! Fujisawa
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